バンコクで美容サロンを経営している萬美代子と申します。
わたしは、20歳で美容業界に入り、24歳のときにフランスで研修を受けて美容業界に入り、東京の大手エステサロンで現場経験を積んだ後にカウンセリングのコーチとして北海道から沖縄まで全国のカウンセラーを育成し、日本を離れた後は中国、香港、シンガポール、ドバイ、ベトナム、カンボジア、タイなどで海外のサロン立ち上げやエステティシャンの育成のお手伝いをしています。
今までは日本の美容サロンから呼んでいただいてスタッフの研修を行っていましたが、コロナ禍でこれまでの方法が難しくなっていることから、オンラインで美容スタッフの教育のお手伝いをすることにしました。
振り返ってみれば美容業界に入って約40年。
今でも現場の最前線で動いてはいますが、毎月のように美容サロンを立ち上げた後輩達から相談を受ける立場になって、あらためて感じるのは「美容サロンを支えるのは現場のスタッフ」だということです。
売上の大半を作るのもスタッフ。
お客さんを満足させるのも現場のスタッフです。
スタッフ抜きの仕組みでどうにかなるのは、新規顧客の獲得(の一部)と材料くらいではないでしょうか。
それ以外はすべてスタッフにかかっていると言っても過言ではないのです。
日々の売上や業務に追われてそこに着目できていない経営者が多いのが現実です。
実際、多くの美容サロン経営者から相談を受けますが、
「今、一番困っていることは?」と聞くと「売上」と答えます。
しかしざっくり「売上を上げたい」と考えても、何から手を付けていいのかわからないのが現状。クーポンやフリーペーパーや雑誌広告などに頼るあまり、利益率が悪化してしまうという結果になっているお店が多いのではないでしょうか?
「とにかくスタッフのカウンセリング力、
コミュニケーション力を上げましょう」
ということです。
エステティシャンは、技術ももちろん必要ですが、お客様の気持ちを考えながら接客にあたることが必要不可欠です。
お客様の言葉にならない要望までもくみ取りながら、限られた時間でスケジュールを立てて最高のプランをご提案するのがカウンセリングです。お客様の要望を引き出すためには、コミニケーション力が重要になります。
この部分は今後もAIにもロボットにも置き変わることが難しいと思います。
エステティシャンはモノを売る仕事ではありません。
お客様は外見だけでなく気持ちも美しくなりたいのです。
サロンに来たときよりも満たされた気持ちでお店を出たいのです。
エステティシャンが提供する価値は技術だけではありません。
だからこそ同じ施術内容でも料金に差が出るのです。
技術はみなさんお店で毎日経験を積みながら学んでいると思います。しかし、多くのスタッフが見落としているのがカウンセリングとコミュニケーションです。
講師:
萬美代子 YOLOBEAUTYLABO (THAILAND)CO.LTD 代表
提供形式:
オンラインによるマンツーマン研修(Zoomを使います)
研修の例(内容はカウンセリングをして決めます)
料金:
3,480円/60分(初回は1,820円/90分)