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欧州の多くの国で固定背番号制が導入されたのは、1990年代以降のことであり、Jリーグでは1997年に同制度が取り入れられ現在に至る。
しかし、それ以前の1965年に日本リーグが誕生した時に「ファンに選手を覚えてもらおう」と固定制にしたため、決して目新しいものではなく事実、Jリーグ誕生当時の天皇杯では固定制で開催されていた。
つまり、「背番号」には半世紀もの歴史があり、伝統があることになるのだが何故、彼らはその番号を背負うのか、その数字に拘るのか。
かつて背番号とは選手の立場ないし役割を示すものであり、1番キーパーで始まり番号が大きくなるにつれ、ディフェンスからオフェンスへとポジションが前へとなっていくためにそうすることで、ピッチで何が起こっているのか見るものはすぐに理解することができたのだ。
しかし、時は流れ意味合いも変わった。
オランダ・リーグで1970年にファン獲得のために固定制を採用した時、10番ならペレというように自分のイメージを作りたいと言って14番を選んだヨハン・クライフが、その活躍によって世界中のサッカー少年やサッカー選手のあこがれの番号になったように番号が選手をスターにするのではなく選手の素晴らしいプレーが、番号を神格化へと導くのであり、そうした中で私達はマリノスの生き証人として共に歩んでいければと思う。
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※ 1992年~1996年までは固定背番号制ではないため、選手リストとさせていただいてます。
※ 5年以上、連続して同じ背番号の場合は太字となっています。