私がヤクルトで働いてみようと
思ったきっかけは、

「私、ヤクルトで働いていたんだけど
辞めちゃったんだ…。あの仕事
すごく好きだったから本当に残念。
ずっと続けたかったな。」

というママ友の話でした。

私のヤクルトレディに対する印象は、
「しつこい訪問販売、夏は暑いし、
冬は寒いし、大変そう…。辛い仕事だな。」
でした。

どうやら彼女は、
仕事中に交通事故を起こしてしまい
家族から「そんな危ない仕事は辞めなさい！」
と反対されてしまったようでした。

「ねえ？ヤクルトってノルマがあって
大変なんだって？売れ残った商品は
買い取らなきゃいけないって聞いたけど…。
本当にそうなの？」

と聞いてみました。

「え～‼全然そんなことないよ！
ノルマも買い取りもないよ。誤解だよ。
マネージャーが新しいお客様の作り方を
しっかり教えてくれるし、同じセンターの
一緒に働く先輩たちも、
ものすごく良くしてくれる。
小さい子供を持つ親としては
本当にありがたい職場！
お客さんと話すのもすごく楽しいよ。
楽しかった分、辞めるのが本当に辛かった。」

そう教えてくれました。

私の中で
「ヤクルト」
に対する印象がすごく変わりました。

子供たちも前ほど手もかからなくなってきたし、
前に務めていた会社から「復帰しないか？」と
お誘いもあるしなぁ…。
フルタイムで働くのはきついな…。
ブランクもかなりあるし社会復帰できるかな…。
バイクの運転どうかな？
接客は好きだけど、訪問販売って苦手かも…。
子供たちに習い事もやらせたいな。
そうなると仕事を始めた方がいいよね…。

いろいろと悩みましたが、
ヤクルトで仕事を始めてみることにしました。

ヤクルトレディとして活動を始めてからは、
ジェットコースターに乗っているような感覚。
一日が一瞬で過ぎ去るような(笑)。
研修期間では、商品についてはもちろん、
コミュニケーションの取り方、接客の仕方、
バイクの乗り方までとても丁寧に
教えてもらえました。
しばらく家事と育児しかしていなかった私には
とても刺激的な日々、覚える事がたくさんあり
頭の中はパンパン、緊張の連続、
暑さと慣れない仕事で
最初の頃は体はへとへと…。

嬉しかったお話しをひとつ。

ある日、仕事から帰宅し洗濯物を
取り込みたたんでいたら、いつの間にか
ウトウトと…意識の遠くの方で、長男が

「ママお仕事頑張って疲れちゃったんだね。
コウちゃん静かにね。」

と、遊んでいる次男に話しかけながら
そっとタオルケットを私にかけてくれました。

ふと、目が覚め「お布団ありがとう」と言うと、
「ママちょっとお昼寝しなよ」と
またまた優しい言葉をかけてくれました。

あーなんだろう…体はへとへとですごく
疲れているのにすごく幸せな気分♡
これが充実していることだと感じました。

仕事が慣れてきた頃、

「私、あなたの笑顔が大好き！
すごく元気になる。
毎週来てくれるのを楽しみにしているのよ！」

とお客様からも
うれしい言葉をいただきました。
「明るい笑顔であいさつ！」を心がけてきた
努力が実り、お客様との絆も深まりました。

自分の頑張り次第で
希望の収入を得ることもでき、
習い事にも通わせることが
出来るようになりました。