スカイバルーンってなに?
スカイバルーンは伝統的なお祭りであるスカイランタンをモチーフに八千代青年会議所がオリジナルに考案したものです。
スカイランタンは、タイや中国のお祭りで打ち上げられる熱気球の一種で、コムロイや天灯(てんとう)とも呼ばれます。その柔らかく温かい明かりは「知恵」を象徴し、正道へ導かれるためのお布施として行う伝統があります。スカイランタンの発祥は今から770年前までさかのぼり、当時は通信手段として使われたと言われています。
現在は無病息災を祈る民俗習慣として定着しており、夫婦や恋人同士が打ち上げる特別なイベントとして、メッセージを書き添えて天に祈りを届けています。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」でも重要なシーンで登場することから、国内でもその知名度は少しずつ大きくなってきています。
しかしそのスカイランタンを飛ばすには、気球の中の空気をろうそくの炎をで温めなければいけません。火を使うので、小さなお子様にはとても危険ですし、そのまま空に打ち放ってしまうと火災に繋がりかねません。そこで近年はろうそくを使わない安全なLEDライトを使ったスカイランタンも各地で行われるようになりました。しかしLEDを使用すると飛ばす動力が必要で必要備品が多岐にわたり、一個当たり4000円から6000円前後の費用が必要になってしまいます。
我々八千代青年会議所では、スカイランタン本来の伝統を残しつつ一部を簡素化して環境に考慮したオリジナルのスカイバルーンを作成し、安全に誰もが参加しやすい金額で楽しんでいただけるイベントを考案させていただきました。