八幡謙介ギター教室in横浜の
ジャズレッスン

当サイトは八幡謙介ギター教室in横浜で行うジャズレッスンのみをご説明したものとなっています。ジャズ以外のレッスン、規約、料金、ご予約などは下記メインサイトをご覧ください。

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質問内容は質問箱と違い非公開です。
八幡謙介ギター教室では、ギターに限らずあらゆる楽器・ヴォーカルを対象にジャズのレッスンを行っています。
過去にはギターはもちろん、ベース、サックス、ピアノ、ヴォーカルなどの方が習いに来られました。

それぞれの項目は少し長いので、簡単にまとめると以下の通りです。

八幡謙介ギター教室ジャズレッスンの特徴

  • 実践(セッション)重視。共演者と会話し、リスナーを楽しませるための技術を学ぶ
  • 原曲重視。スタンダードを記号として捉えない。歌詞を読み、世界観を学ぶ
  • ビバップ限定。フュージョンやコンテンポラリーは原則やらない
  • いきなりアドリブ。理論やエクササイズなどはその都度必要なだけ学ぶ
  • スイング重視
  • 譜面を使わない。暗譜の方法もレクチャー
  • 実践(セッション)重視。共演者と会話し、リスナーを楽しませるための技術を学ぶ
*教室にはギター以外の楽器はありません。ギター以外は全て持ち込みか、楽器が弾ける場所からのskypeレッスンとなります。その場合、セッション形式でのレッスンはできませんのでご了承ください。
管楽器は音出し可能です。
アドリブ
一般的なジャズレッスンでは、アドリブを行う前に沢山のエクササイズをこなしたり、理論を勉強したりして、それらが理解できてからようやくアドリブにとりかかることが多いです。
その過程でうんざりし、習うのをやめたりジャズそのものから興味がなくなったりすることも多々あります。
当教室のジャズレッスンでは、どんな初心者の方でもいきなりアドリブから入ります。
なぜならその方が体感しやすいし、何より楽しいからです。

最初にやる曲は、ペンタトニックスケール一発で弾けるブルース形式(ジャズブルース)の楽曲です。
使う音は3つから5つ程度、何を弾いていいか分からない場合はこちらから簡単なフレーズをお教えします。
それをやりながら、下記のアドリブ理論を実践していきます。
八幡謙介ギター教室のアドリブ理論
同じフレーズを使い続ける(フレーズの使い捨てはしない)

ジャズのアドリブは一般的に、フレーズをできるだけ沢山覚えてそれらを次々に出していくものだと教えられます。
ですから初心者の方はとにかくフレーズを沢山覚えようとします。
そうして覚えたフレーズが出せるようになってくると最初こそ上達したように思えますが、後々認識が深まってくると、フレーズ同士につながりがなく、全体として何がいいたいのか分からないぼんやりしたソロになっていることが分かります。
それが分かるようになってくるのが中級レベルぐらいですが、そこまで来てしまうと今度はフレーズをどんどん出していくという癖が抜けなくなってしまいます。
ジャズ中級者が「音が減らせない」「間がない」と悩むのは最初にフレーズばかり覚えるのが原因だと言えるでしょう。
プロのジャズミュージシャンや昔日の巨匠と言われるプレイヤーたちは、決してフレーズを使い捨てたりはしません。
もちろんタイプによってはそう聞こえる場合もあるし、比較的すぐに次のフレーズに移行する人もいれば、しつこいくらい同じフレーズで攻める人もいます。
いずれにせよ、ひとつのフレーズを使い続ける(使い捨てにしない)というコンセプトはジャズに必須です。
ですから当教室では、フレーズをたくさん覚えるのではなく、ひとつのフレーズをどう使っていくかを練習します。
そうすることで、少ないフレーズで長くソロを取ることができ、しかも説得力も出てきます。


他楽器およびリスナーを常に意識したアドリブ

アドリブというと究極の自己表現のようにイメージしがちですが、実際はそうでもありません。
例えば、自分がこうしたいと思うことでも、それをすると盛り下がって印象が悪くなるという場合はおすすめしません。
また、共演者を迷わせるようなプレイも控えるべきです。
極端に言うと、あるフレーズがあり、それをあるタイミングで弾いたときに共演者はどう反応するか、リスナーにはどういった印象を持たれるかということを念頭にアドリブを行います。
そうすることでレッスンや個人練習の方向性が明確になります。
Ⅱ-Ⅴ-Ⅰについての考え

ジャズといえばⅡ-Ⅴ-Ⅰと言われます。
キーがCのとき、|D-7| G7| CMaj7|という進行のことです。
ジャズレッスンでは、このⅡ-Ⅴ-Ⅰをパッケージとして、かっこよく弾きこなすための練習を必ず行います。
もちろんそれ自体は必須だと思います。
問題は取り組み方です。
Ⅱ-Ⅴ-Ⅰをきっちり弾きこなすというのは数多くあるアプローチの中のひとつに過ぎず、仮にそうするとしてもその前後につながりがなくてはⅡ-Ⅴ-Ⅰだけが浮いてしまいます。
また、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰもいかにも「練習してきました」「準備してきました」といった感が出てしまうとかっこよくありません。
ですから、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰをかっこよく弾きこなすためには、それだけを一生懸命練習していてはダメなんです。
当教室ではⅡ-Ⅴ-Ⅰを弾きこなすレッスンは行いますが、ある程度弾けるようになってきたら、崩し方やあえてⅡ-Ⅴ-Ⅰを無視するアプローチなどもレクチャーします。
あくまで「Ⅱ-Ⅴ-Ⅰはソロの中のほんの一部分」というのが当教室の考え方です。
コーラスごとの統一感を意識する

ジャズの名盤・名演を聴いていると、いいソロほど1コーラスのカラーが統一されていることがわかります。
例えば、1コーラス丸々ペンタでブルージィに弾くとか、あるフレーズを1コーラスきっちり推すなど。
もちろんそうなってない場合もあるし、あえて1コーラスの中にいろんなカラーを出す人もいます。
しかし、講師も含め多くの人が賞賛するようなソロはコーラス単位で統一されたものが多いと断言できます。
ですから当教室のジャズレッスンでは、1コーラスごとにカラーを統一するよう訓練していきます。
コードからフレーズを作る

一般的にはジャズのアドリブはスケールやアルペジオから作っていくものとされますが、当教室では、コードから作っていきます。
まずバッキングで使うようなコードを押さえ、そこからルートを抜きます。
するとだいたい1弦~4弦あたりでコードトーンが残ります。
それをそのまま使いつつ、さらにその周辺で使える音を感覚的に広げていきます。
こうすることにより、コードとフレーズが一体となるので、コードソロや短音のフレーズを弾きながら合いの手でコードを入れるといったことができるようになります。
また、バッキングの際も単にコードを固まりで弾くだけでなく、トップを動かして小さくメロディを入れるといったことが出来るようになります。
ビバップ限定

アドリブの内容、手法はほぼビバップに限定されます。
ビバップとは、おおよそ50年代から60年代に流行ったジャズの形式であり、最もジャズらしいジャズです。
それより前のスイングジャズ、それ以降のコンテンポラリー・ジャズやフュージョンに関しては講師の経験や嗜好に合わないので教えていません。
ただし、ロックギタリストがジャズテイストを取り入れるという目的でフュージョンっぽいアプローチを学ぶというケースはあります。
不明な点があればご相談ください。
アウトに関して

当ギター教室では、いわゆる現代的な「アウト」を教えるということはしません。
(仮にⅤ7で♭9や♯9を使うことが「アウト」だとすれば教えていることにはなるかもしれませんが)
そもそも「アウト」とはあえて間違ったことをやってみる勇気や遊び心のことです。
それを持っている人はどんどん試してみればいいです。
一方、ジャズを学ぶ人にありがちな「正しいアウトの仕方を教えてください」という姿勢はもはや「アウト」ではなく「イン」です。
なぜなら、そこに「失敗したくない」という気持ちがあるからです。
そういうメンタルの人に、記号の扱い方としての「アウト」を教えたところで何の意味もありません。
スイングについて
スイングとは、ジャズ独特のハネたリズムのことです。
八幡謙介ギター教室ではこのスイングを重要視しています。
なぜなら、フレーズがそんなに凝ったものでなくても、スイングさえしていればジャズになるからです。
スイングは黒人(アフリカン・アメリカン)のリズム

スイングは黒人のリズムです。
そして、単なるリズムといっただけでなく、彼らの歴史や哲学、美意識などが詰まっています。
そこを忘れてしまうと、スイングは掴めなくなります。
スイングを学ぶということは、異文化を学んでいるのと同じです。
当教室ではそれを念頭にスイング感の習得を目指します。
スイングは「気持ちいいリズム」ではない!

一般的に、スイング感のひとつの指標として「気持ちよさ」が挙げられます。
気持ちよくノれるようになってきたらスイングしてるよ、とよく言われたりします。
本当にそうでしょうか?
果たして、黒人文化のひとつの結晶であるスイングを日本人が「気持ちよく」演奏できるのでしょうか?
仮にできるとしたら、その人は黒人的な価値観、黒人的な身体感覚、黒人的なセンスを持っていることになります。
しかし、ほとんどの人はそんなものを持ち合わせていません。
ということは、日本人が「気持ちよく」スイングしているときは、どこまでも日本人的にスイングしているだけだということです。
もちろんそれでよければ構いませんが、当教室では黒人文化へのリスペクトを込めて黒人的なスイングを目指します。
そのひとつの基準となるのが「違和感」です。
スイングは本来日本人にはない黒人独特リズムのことです。
もし日本人にそれに近いものができたとしたら、そのときは確実に違和感や、なんともいえない心地悪さ、気持ち悪さを感じているはずです。
なぜなら自分が持っていないものを体現しているからです。
例えば、初めて日本に来たアメリカ人が、玄関で靴を脱ぎ、畳の上に正座をしているとき、「心地よさ」を感じるでしょうか?
おそらく、なんとも言えない違和感を感じているはずです。
しかし彼(彼女)は今日本文化を体感しています。
それと同じで、日本人が異文化としてのスイングを体感(体現)できたとき、そこに「心地よさ」はないと考えるのが自然です。
仮にスイングが我々日本人にとって「心地いい」と感じられるようになるとすれば、それはスイングを徹底的に修練し、完全にマスターしたときでしょう。
もちろん最初からそんなことはありえないので、まずは違和感を感じることを目指します。
スイングの習得の仕方

残念ながらこれは文章ではお伝えできないので、教室で体験してください。
原曲の歌詞
八幡謙介ギター教室ジャズレッスンでは、原曲の歌詞を重要視します。
ジャズスタンダードを学ぶ際、ほとんどのレッスンでは歌詞はスルーされます(ヴォーカルは除く)。
そうやってジャズを学んでいくと、いつしか音楽を記号として捉えるようになってしまいます。
これはジャズの悪習のひとつです。
歌詞を無視するから、ジャズ独特の無機質で心に響かない演奏になってしまうのです。
そうならないために、歌詞を読み、世界観を理解し、英語で歌ってみてからアドリブを行います。
そうすると1曲1曲に時間がかかってしまいますが、それでいいのです。
記号だけでインスタントに沢山の曲を覚えたところで何の意味もありません。
1曲に時間をかける
当教室では1曲にたっぷりと時間をかけます。
それこそ、1曲を1年弾いている生徒さんもいらっしゃいます。
講師は過去に、楽曲をできるだけ早く、たくさん覚える訓練を積んできました。
その結果、ジャズで仕事ができるほど沢山のスタンダードを覚えられるようになりました。
セッションやライブにすら譜面を持っていかないことが自慢でした。
しかし、あるとき自分がそれらの楽曲に対し、記号以外の情報をほとんど持っていないということに気がつきました。
原因は一曲一曲を掘り下げていないからです。
もちろん、そんなことは誰にも教わらなかったのでやってこなかっただけなのですが。
その後ジャズミュージシャンはやめ、レッスンや書き物に専念し、記号だけでインスタントに覚えたジャズスタンダードはあえて忘れました。
そして現在は、レッスンで必要に応じてやるスタンダードの歌詞を読み、世界観を理解し、楽曲の歴史を調べてから弾くようにしています。
すると、ジャズミュージシャンをやっていた頃よりもジャズがより深く理解できるようになってきました。
ですから、当教室では楽曲を記号で捉え、インスタントに覚えるようなレッスンは行っていません。
バッキングについて
当教室のジャズレッスンでは、バッキングについてのレッスンをあまり行いません。
というのは、ジャズのバッキングはソロありきであり、それも様々なプレイヤーの伴奏をして学んでいくものだからです。
ですから、バッキングを学ぶためにはセッションに行く必要があります。
また、バッキングを学ぶには自分のソロを磨くことが近道だと考えます。
ソロを弾いていて「欲しいバッキング」が聞こえてきたら、今度は自分がバッキングに回ったときにそれをやればいいのです。
譜面について
ジャズといえば譜面というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、本来ジャズは譜面を見ないで演奏する音楽です。
特に海外ではそれが今も徹底されており、講師がセッション修行をしていたアムステルダムではほとんどの店で公式に譜面を見ることが禁止されていました(知らずに譜面台を置こうとした人がホストに怒られているところを見たこともあります)。
では、なぜ譜面を見ながら弾いたらいけないのでしょうか?
ひとつは、演奏者同士の会話になり辛いことが挙げられます。
実際にやってみると分かりますが、譜面を見ながらよりも、音楽を頭に入れて演奏した方が周りの音がよく聞き取れますし、自分のプレイも伸び伸びしてきます。
そこで生まれる音の会話がジャズになっていくのです。
もうひとつはリスナーへのアピールです。
客席から見て、プレイヤーが譜面とにらめっこしていると、リスナーとしてはどこかおいてけぼりにされているような、無視されているような感じがします(クラシックなどは譜面を必ず見ますが、あれはまた別の世界の音楽なので)。
例えば、日常でも面と向かって話している人がずっとスマホの画面を見ていると、もう話す気がしなくなりますよね?
それと同じです。
では譜面を見ずにどうやって曲を覚えるのか? どうやってアドリブをするのか?
それは教室で詳しくお教えします。
ヴォーカルレッスンについて
八幡謙介ギター教室ではジャズヴォーカルレッスンも行っています。
内容は、

・伴奏者をカラオケ扱いしていないか
・歌が聞き手まで届いているか

の二点が中心です。
日本人が歌うジャズヴォーカルの悪いところは、伴奏者をまるでカラオケのように扱い、歌を”ジャズ”にしようとして独りよがりになったり、演技臭くなったりすることです。
そうした悪しき習慣を抜け出すために、伴奏者とちゃんと合わせ、歌を届けるように具体的にレクチャーします。
内容は説明が難しいので教室にて。
ヴォイトレや発音、ピッチ、スキャットなどのレクチャーは一切行いません(というかできません)。
以上が八幡謙介ギター教室ジャズレッスンの概要です。
さらに詳しい内容は下記質問フォームから直接講師にお尋ねください。
ご予約は下記リンクからメインサイトへ行き、料金や規約をご理解いただけた上でフォームからお願いいたします。

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