自然素材の家を
建てたい人のための情報

自然素材の家を建てたいと思っても、どんな点に注意すべきかわかりにくいものです。子どもにも優しい家を建てたいなら、どんな自然素材があるのか、素材ごとの特徴を把握してみましょう。人に優しい家の建て方を紹介します。

自然素材の家が人気の理由

・見た目がいい
自然素材をふんだんに使った家は、見た目がよくなります。たとえば無垢材を使ったフローリングや、珪藻土の壁などが当てはまります。それぞれ味があり、経年劣化しても素材のよさが出てくるのが特徴です。また見た目の暖かさや柔らかさからも人気があります。

・調湿作業がある
天然木や珪藻土などの自然素材を使うと、呼吸する家にできます。日本の夏は湿度が高くなるため、余計な湿気を吸い取る作用がある天然素材は、快適な空間を保てます。また冬のように湿度が下がるときは、吸い取った湿気を排出し、室内の湿度をコントロールする働きがあるのも特徴です。

・愛着が持てる
珪藻土の壁は、施工主自ら塗ることができます。最近は初めての人でも塗りやすい珪藻土や漆喰商品が出ており、家族みんなで塗り壁が楽しめます。自分たちで塗った壁は愛着がわきやすく、塗った経験もよい思い出になるでしょう。

おすすめの自然素材

・珪藻土
珪藻土とは、植物プランクトンの死骸が海などに蓄積した素材のことです。石灰土の一種で、細かく砕いたものと凝固剤を混ぜ合わせ、塗り壁として利用できます。色も豊富で、壁ごとに印象を変えられます。湿気を吸う働きや、脱臭効果がある素材です。

・漆喰
日本で古くから使われてきた自然素材です。主成分は石灰質で、麻や紙の繊維を混ぜ合わせて塗り壁の素材に使います。漆喰は耐火性に優れており、内装だけでなく外壁にも使用できます。真っ白な色が特徴で、外壁に使うと美しい建物にできます。

・コルク
コルクガシの表皮を剥がして床材などに使用しています。木の表皮を剥がしても再生しやすく、自然に優しい素材です。コルクは弾力性が高く、小さな子どもがいる家庭に人気です。素足で触れると柔らかく、温かみもあるため、冬の冷たさ軽減にも使われています。

自然素材で注意したいこと

・予算に合わせた素材を選ぶ
人工的に作られた素材と比べると、天然素材は高価です。全ての場所に自然素材を使おうとすると、建築費用が高額になってしまうでしょう。限られた予算内で自然素材を使うなら、人が集まる場所や、見える場所に自然素材を活用しましょう。

・自然素材に慣れた業者を選ぶ
自然素材はそれぞれ特性が異なるため、慣れている業者を選ぶ必要があります。特徴を理解せず使ってしまうと、場所に合った素材が選べません。多くの自然素材を理解しており、適した場所の使い分けができる業者を選びましょう。

・デメリットも説明してもらう
自然素材は人に優しい素材ですが、その代わり扱いが難しいものがあります。それぞれデメリットが存在しているため、施工前に説明してもらいましょう。デメリットよりも使うメリットが勝るなら、自然素材を使っても後悔することは少ないでしょう。

国産の木を使うメリット

・地産地消になる
近くで栽培された木を使えば、輸送コストが少なくて済みます。結果的に木材にかかる費用を抑えることができます。地産地消の考え方は、単に費用が安いだけでなく、地域活性化の意味もあります。地元の木を使えば、地元の産業が潤う考え方です。

・その地域に合っている
日本で栽培されている木は、日本の気候に合ったものです。住宅に使っても性質が合いやすく、取り扱いが難しくないメリットがあります。とくに日本は湿気が多いため、湿気に強い国産材を使うのは、理にかなった考え方です。

・二酸化炭素削減になる
輸送費が少なければ、輸送で発生する二酸化炭素削減に役立ちます。地元の木を使えば、無駄な二酸化炭素が発生しません。地産地消の考え方は、地球環境も守ります。自然が循環し、再び私たちに資源を循環させるため、日本の木を使う考え方がおすすめです。

天然素材の家づくりを成功させるコツ

・現場に足を運ぶ
気になるメーカーがあったら、足を運んで素材の良さを確かめてみましょう。情報で得るのと、実際に触れて感じるのとでは、まったく異なります。住宅メーカーがどんな素材を使っているのか、使い勝手はどうなのか知るためにも、建築現場に足を運んでみましょう。

・自分に合う素材を比較しておく
同じ自然素材といっても、質感や見た目が異なる素材が多数あります。たとえば和室に使う畳も、昔から使ってきたイ草のものから、琉球畳という現代風のものもあります。天然木も素材によって、色や触り心地が異なるため、自分たちに合う素材を比較しておきましょう。

・メンテナンスも確認する
自然素材の多くは、手入れが必要なものが多いです。自分たちで手をかける必要がある素材もあるため、事前にメンテナンスのことも調べておくと安心です。お手入れ方法は、住宅メーカーに聞くこともできます。
自然素材を建てたい方は、下記リンクの情報も参考にしてみてください。

まとめ

住宅のシックハウスが問題になったこともあり、近年は自然素材の家が注目されています。
自然素材は人に優しく、見た目の良さからも人気です。
天然素材の特徴を把握しながら、自分たちに合う家づくりをしてみましょう。