近江八幡市では、毎年3月から5月にかけて近江八幡市内各地では、大小200基を超える松明を結い、奉火されてきました。
千年の歴史をもつ伝統的な火祭り「近江八幡の火祭り」は、国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財になっています。
しかし、各地域では、近年の少子高齢化による祭りの担い手不足や、生活様式の変化と農業の機械化によって材料となる菜種殻や稲藁等の調達が困難になってきているなど、課題に直面しています。
そこで、伝統ある松明結の技術の保存・伝承と、後継者の育成を図り、松明フェスティバル等を通じて伝統文化を活かした地域活性化を目指し設立しました。
当会では、松明の保存継承をしていく会員を募集しています。
ぜひ、贈る会にご入会いただき、当会へのご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
2021.9.28 文化遺産としての松明を次世代へ贈る会 会長 大西 實