こんにちは、藤田勝利です。
- 自分のビジネスを進化させたい
- 他社(者)とは違う、オリジナルな価値を示したい
- 自分の事業はこれだ!という明快なテーマが欲しい
このように思っている方は多いのではないでしょうか。
「販売促進」「マーケティング」手法は世の中に溢れていますよね。
「見せ方や売り方」はノウハウで変えていくことができます。
ただ、見せ方やノウハウはある一定の「パターン」に当てはめることになりがちで、
すればするほど、「またこのパターンか」と思われて、
逆にオリジナリティから遠ざかってしまうリスクもあります。
私たちがまずやるべきことは、
自分の仕事を「イノベーション」することです。
技術革新や大規模な投資がなくてもかまいません。
仕事における「イノベーション」とは、
自身の顧客が満足する新しい「価値」を提供することです。
そして、あまり知られていませんが、誰にでも実践できる
「イノベーションするための考え方、モノの見方」を示したのが
経営学者のピーター・ドラッカーでした。
彼は、古今東西多くの「イノベーター」「成功した起業家」を調査・研究しました。
その際に彼が特に観察したのが、それらの人たちが
「どんな結果を生み出したか」
ではなく、
- 何に『注目』することを習慣としていたか
- どういう『思考』をすることでイノベーションを起こしたか
でした。
何か新しい事業アイディアが欲しい時、多くの人が
「どんな新事業がヒットするだろう」
「何をやればいいだろう」
と自問し、必死にその問いに答えようとします。
しかし、そこからイノベーションにつながる答えはなかなか見えてきません。
ドラッカーは、その著書の中で
「こういう見方、考え方をすれば、ヒントが見えるのでは?」
というアドバイスをくれます。
そのエッセンスを何よりも分かりやすくお伝えしたいと思い、出版させていただいたのが、
「英語で読み解く ドラッカー『イノベーションと起業家精神』」です。
この本は、経営大学院時代に、生前のピーター・ドラッカーから直接学んだ私が、
これまでの経験から感じた以下の2つの思いから作られました。
- ドラッカーが書いた「英語」をそのまま読み、重要なポイント を即座に理解できる本があったら良いのではないか、ということ
- これからのリーダーには、ドラッカーの『イノベーションと起業家精神』を必ず読んでもらいたい、ということ
詳しいことは本書の中にも書いています。
みなさんに関心を持っていただき、何より、
仕事でのイノベーションに積極的に役立てていただければ嬉しいです。