自分を生きる方法


根源に続く道への表現を試みる・宮坂由香

なぜ写真を残すのか


昔から
「1分1秒、目にした景色をすべて写真に残したい」
という欲があります。

まわりの人たちはだれもカメラを構えていないところで
ひとり写真を撮ることは日常茶飯事。

なぜそんなに残したいのか、考えてみました。

今を生きるということ


出来事をまるごと残すことはできないし
できたとしても、意味のないことかもしれません。
なぜなら、私たちは今を生きているからです。

しかし、私たちは
確かに生きてきたという過去や、
これから描きたい未来への希望から
今を生きる力を得られるのではないでしょうか。


時空を超える生きた証


万物は常に変化しています。
しかし、カメラを通して見たその世界は、
四角い景色に残すことができます。

写真に写る景色は全て過去です。
過去の景色には、楽しさ、悔しさ、輝きなど、自分の気持ちが残ります。大切なのは景色よりも「自分が精一杯生きた証」ではないでしょうか。

自分を知る

なぜシャッターを押した?
なぜこの構図にした?
どんな気持ちで撮られた?
写真は自己対話です。
撮るほど、撮られるほど、自分を知ることができます。
それは、自分らしく生きるための原点です。

写真を通して自分を知る

様々な感情や出来事の中で生きた証を残す。
そうして自分を知っていく。
そのツールの一つが写真です。
ツールは正直なんでもいいのです。
私はただ、子どものころから写真を撮っているから、たまたま写真を選んでいるだけ。
大切なのはツールじゃなくて、いかに自分を生きるか。
そのために、自分を知ること。
それだけです。

写真家紹介

宮坂由香。
「物事の根源に続く道」にフォーカスしている。
それを表現するための方法を、様々な方法で試している。
「外で起こることは内でも起こる」という普遍性を学問の観点からも深めたく、占星術・心や意識の構造など学びながら、宇宙や自然との調和を試みる。