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戦慄の傀儡師

レントシリーズ 第一弾

本当に操られているのは誰か?


(著)神田 将宏
仕様:オンデマンド (ペーパーバック)
ページ数:282
ページサイズ:14.8 x 1.6 x 21 cm
出版社: デザインエッグ社
定価:¥2,820+税

作品概要

名古屋に本社を構える大手興業の山鍋興業の秘密会議室。

その会社の社長である山鍋清彦はある大きな悩みを抱えていた。

そしてその悩みの解決策として、犯罪コーディネーター兼プランナーのレントに前金一億円、成功報酬三億円で契約を結ぶ事にした。

 

一方、東京の私立秀明館高校には親の転勤の都合に御神蓮司が転校し、直ぐに同級生の大谷亜理紗と秋山妙子、半藤貴新と昵懇した。

御神が転校して来て三週間が経ち、御神の名古屋の友人の山鍋清彦の娘、山鍋佳純と山鍋興業の社員の笹野誠が婚約する事になった。

笹野誠の兄で東京に本社を構える大手興業の山光興業の部長の笹野透が主催者の、山光興業が名古屋の金山に開業するスカイタワーというホテルのオープンパーティーに御神が招待される事になった。

その同行者達として同級生の秋山妙子、大谷亜理紗、半藤貴新、同じく同級生の三堂賢悟、宮内守もそれに参加する為、名古屋に行く事になった。

 

御神一行は道中、佳純と出会い、目的地まで着き、その見上げた先には山光興業と大手商社積王商事が共同出資した山光興業のスカイタワーと積王商事のグランドタワーから成る高さ百五十メートルを超える二つのホテル、名称ツインホテルがあった。

ホテル内から両ホテルを行き来出来るのは、三十階にある二つのホテルを結ぶ渡り廊下しか存在しない。

渡り廊下には二枚の扉があり、それを開錠出来るIDカードはまだシステムの試験期間中という事でそのリスクを最小限に抑える為、透しか持っておらずその他の者達は片方のホテルへホテル内から行く事はまず出来ない。

二つのホテルのオープンパーティーは、同日の同時刻で開始されるとの事だった。

 

御神一行はオープンパーティー会場に向かうが、その途中突然後ろの方を歩いていた半籐が渡り廊下の扉が二枚共開いている事に気付き、グランドタワーへ興味を持ち、行きたいと言い出し、亜理紗と三堂がそれに付き合わされ実際に行く事になった。

しかし、スカイタワーへ戻ろうとしたが、その時には透が既に施錠した後で、三十階から戻れなくなってしまい、外は豪雨の事でそのままグランドタワーのオープンパーティーに参加する事になった。

 

一方、半籐達の行方を心配する御神達だが、一先ずオープンパーティーを謳歌する。

しかし、その最中、唐突に両ホテルでハイジャック事件が発生した。両ホテルのハイジャック犯達の目的は共通で不明で、それを訊いたら者は直ちに打ち殺すとの事。

両ホテルの人質達は二手に分かれて貰い、その人質のランクをクジ引きで決める前代未聞の事が起こった。

 

果して両ホテルで1000人を超える招待客と関係者の運命は?

山鍋清彦の目的とは?

ハイジャック犯達の真の目的とは?

レントが立てた計画とは?

山鍋興業とハイジャック事件との関係性は?

そして、御神達の運命は?

 

最後の最後まで目が離せないストーリー展開 ―「戦慄の傀儡師」

著者紹介

神田 将宏

1989年、愛知県に生まれる。
大学卒業後、ミステリー小説執筆開始。
2020年1月、レントシリーズ第一弾「戦慄の傀儡師」を出版。

山田 太郎
東京都みなと学園 経営学部 経営学科 教授
1968年 東京都生まれ。
1986年東京大学経済学部 経済学科に入学、その後同研究科に進学。
30年間民間企業にて経営戦略を行い、独立。
10社以上の企業に対し、コンサルティングを行う。