関口功志 Koji Sekiguchi
早稲田大学ヨット部は、1932年の創部以来、常に「日本一」を目指して活動してきました。
ヨット(セーリング)は、人間だけでなく自然を相手にする不確実性の高いスポーツです。大学4年間という貴重な時間の多くを投資して努力を続けても、望む成果を得られないことも少なくありません。だからこそ、ヨット部の存在意義は、日本一を目指すプロセスを通じて、個々が自律的に活動し相互に高め合い、人として成長を重ねることにあると考えています。
私たちのアイデンティティは、他の強豪校に比べ、多様な個性を持つ学生が、共に学び成長できることにあると考えています。個々がそれぞれの強みを掛け合わせ、弱みを補い合うことで、他には真似できない魅力的な活動を目指しています。
そのため、私たちは、次の4つの価値観を重んじてチーム運営に当たっています。
・部員一人ひとりの多様な個性とその可能性を尊重する
・文武両道を志し、部員の自主と自律による運営を行う
・互いの強みや経験から学び、個人もチームを成長を続ける
・多様な関係者への感謝を忘れず、謙虚に真摯に活動する
文武両道と安全第一を大前提として、学生一人ひとりと向き合い、部活動を通じた経験や人とのつながりが学生の将来の礎となるよう努めてまいります。
部員のご家族、OB・OGの皆さま、大学関係者におかれましては、平素のご指導・ご支援に厚く御礼申し上げるとともに、今後も変わらぬご高配を賜れますようお願い申し上げます。
早稲田大学ヨット部監督 関口功志(平成18卒)