猫背解消のために、ストレッチやトレーニングをしている人もいると思います。
もしその効果があまり出ていないとしたら、そもそもの考え方が間違っているかもしれません。
「姿勢は作るもの」と思っていませんか？
作られた姿勢は崩れやすく、息苦しいものです。
本当の良い姿勢というのは、「本来の自分の姿に戻る」ということ。
人間は本来しなやかに動ける生き物です。
しかし悪い姿勢の癖がついてしまうと、筋肉が硬くなり、しなやかさを失ってしまいます。
硬くなったカラダをほぐして、本来のしなやかさを取り戻すことで、自然に良い姿勢になります。
良い姿勢になるのではなく、良い姿勢に戻るのです！
問題なのは、硬くなって動かなくなった筋肉。
筋肉が使われなくなると、脳からの指令がだんだんと届かなくなります。
腕が上がりにくくなったり、前屈みがつらくなるのは、いくつもの筋肉がお休みしているからです。
腕を上げるという動作も、一つの関節で動くよりも、たくさんの関節を少しずつ使った方が、1箇所にかかる負担が少なくなり、動きもしなやかになります。
このお休みしている筋肉を緩めて動かすことで、本来のしなやかさを取り戻すことができます。
しなやかになれば、姿勢も自然に整います！
