実は私、これまで人生で人間関係どころか、【WHO(世界保健機関) の提唱する3つの健康】を全てを失ってきました。

3つの健康とは、身体的健康、精神的健康、社会的健康をいいます。

身体的健康や精神的健康とは文字通りの意味で身体と心の健康ですね。

社会的健康の定義はかなり広いですが、経済的な安心や時間的なゆとり、社会との健全が繋がりがある状態だと思ってもらえれば差し支えないです。

カウセリングの特徴のところでも、少し触れてはいますが、どのような経緯で失ってきたのかお話したいと思います。

話は私の小学生時代から始まります。

私が小学生低学年の頃に両親は離婚、父親の事業がうまくいかず、借金が残っていました。

ドラマのようですが、借金の取り立てで明らかに怖い人が家に来たことだってあります。

父親は失踪し、母親は自己破産をしました。

私の住んでいた地域が田舎なこともあってか、両親が離婚している同級生など一人もいませんでした。

両親が離婚していること、自己破産していることなど、恥ずかしくて友人にすら話すことができませんでした。

普通の家庭ではないってことだけは、火を見るよりも明らかでしたね。

もうこうなると劣等感の塊です。

友達に「お父さんはアメリカに出張しているからいないんだ」なんて嘘をついてしまったことさえあります。

無力な子供にとっては見栄を張ることくらいしかできせんでした。

この時、私は精神的健康と社会的健康を失ったことになります。

成長するにつれて、母親との関係にも悩まされました。

本当に葛藤の連続でした。

母親が私に対して愛情がないわけではないことはわかっていました。

しかし、自身の主観と感情を前面に出して、自分の価値観を押し付けてくる母親を信用することはできなくなっていました。

親からすれば、「いくつになっても子供は子供」なのでしょうが、子供の立場からすると、それはただ足かせにすぎませんでした。
(現在は適度な距離感で生活できています)

成人してからは紆余曲折はあるものの、介護施設に就職しました。

仕事は順調だったのかもしれませんが、ここで人生終了の危機にさらされます。

20代後半で急性骨髄性白血病を発症してしまうのです。

本当の「死」というものに向き合うことなりました。

恐怖でした。不安でした。

ただ、とあることがきっかけで、前向きに治療を受けることができるようになりました。

「自分は治る!」と信じることができるようになったのです。

この経験は私にとって大きなものとなるのですが、これについて語ると話しがさらに長くなってしまうので、ここでは割愛させて頂きます。

(ちなみに骨髄移植して、私の血液型は B 型から A 型に変わっています。また当時の出来事について興味のある方は無料相談やお試しカウンセリングの時にでも、お声がけください。いくらでもお話させて頂きます)

さて、本題に戻りましょう。

白血病に関してはまさに身体的健康を失う経験だったわけですが、骨髄ドナーさんのおかげで、それでもなんとか生き長らえることができました。

私はこの白血病の問題を乗り越えた時に

「こんなに苦難を乗り越えたのだから、これからは幸せな人生が待っているはずだ」

なんて根拠もなく思っていました。


でも、やはり現実はそんなに甘くありません。

まだ苦難が続きます。

結婚生活、そして離婚です。

離婚調停時に相手側から「離婚の原因については他言しないでほしい」と依頼があったため詳細をお話することはできませんが、私としては、本当に辛い経験でしたし、悔しい経験でもありました。

自分の両親が離婚して嫌な思いをしてきた私です。

自分の子供だけには同じような思いをさせたくありませんでした。

離婚だけは避けたいと努力をしてきました。
でもどんなに努力しても、うまくいきませんでした。

白血病に苦しんでいた時は、あれほど生きたいと思っていたはずなのに、離婚の時にはその無力感と絶望から死んでもかまわない、とすら思っていました。

この結婚生活と離婚の不安、ストレスから私はパニック障害を発症してしまいます。

精神的健康を完全に失った時でした。

同時に、経済も底をつき、再び社会的健康も失いました。

メッセージのところでも少し触れましが、私は人生を良くしたかったので、あらゆることを試してきましたが、満足いく効果を感じることはできませんでした。

それどころか、全てを失いました。

でも、ここまで全てを失ったからこそ人生を振り返る機会を得たのだと思います。

人生を振り返り、科学と向き合ったことによって、少しずつ変えていくことができるようになりました。

少し極端な例かもしれませんが、何かをつくる説明書があったとして、 その説明書通りに組み立てたら、そりゃちゃんと完成します(笑)

それと同じように、科学で証明されているものに沿った行動をとればそれはその通りの状態になりやすいわけです。

もちろん人には得手不得手がありますし、 完成品(人生の価値・目標)も人それぞれですから、まったく同じというわけではありませんが、人生が好転しやすくなるのは間違いありません。

この、

「誰もが人生を変えることが可能なんだ!」
「これなら人の心を救える!自分のように苦しんできた人達の役に立てる!」

と気付いた時に私はいてもたってもいられなくなりまして、次に日には、会社に退社の意思を伝えていました(笑)

これが私が心理師として、独立するまでの経緯です。

ちなみにですが、私は

「私に頼らずに一人で人生を変えることも不可能ではない」

と思っています。

こんなことを言うと、もしかしたら、他のカウンセラーさんに怒られてしまうのかもしれませんが、大抵、こうゆう経緯の話の後は

「自己流だと限界がありますよ」
「かえって悪化してしまう場合もありますよ」
「だから私を頼ってみてくださいね」

などといった話の流れになりやすいです。

これは他のカウンセラーさんが悪いと言っているわけではありません。

一人では状況が悪化する可能性があるなんてのは事実でしょうし、そもそもカウンセラーさんだってボランティアでやっているわけではありませんから、当然の流れです。

でも、私の場合は他のカウンセラーさんとは少し違います。

重ね重ねになりますが、一人で人生を変えることは不可能ではないと思っています。

なぜなら、私がそうしたからです。

動画や本を読みあさり、試行錯誤して実践をしてきました。


ただ、私の場合は条件が整っていました。

独り身で時間を自由に使えましたし、ご存じの通り挫折の数が人並み以上なので、挫折慣れしていたってこともあります。

『時間が使える⇒結果が出やすい⇒良い習慣ができる』

という好循環もあったかと思います。

勉強や調べ物が嫌いってわけではありませんでしたので、モチベーションの維持もしやすかったです。

もし、これを読んでいているあなたがこういった条件なら私にだってある!

時間をかけてやってみせる!
自信がある!

と思えるのであれば、私の助けなどおそらく不要です。

ぜひ、チャレンジしてみてください!

でも、もし1つでも欠けているのであれば、お一人では厳しいかもしれません。

「なんとか状況を良くしたい」
「安らぎのある落ち着いた生活がしたい」
そんなお気持ちが少しでもあるのであれば私を頼ってみてください。

まずはお気軽にLINEからメッセージを送って頂ければと思います。