VR認知症プロジェクト

-認知症を"体験"する-

他人事で見ていたことも"一人称"で体験すると全く違って見える

VR認知症とは

認知症ではない人が、バーチャルリアリティ(VR)の技術を活用し、認知症の中核症状を体験するものです。認知症を文字で学ぶのではなく、その症状を自分ごととして体験することを通じて社会に広まっている認知症に対する誤った理解や偏見を溶かしていくことを目的としたプロジェクトです。認知症の症状は「単なる物忘れ」だけでは無いのです。

News

1年間で37都道府県、
375回開催されました!
(2018年実績)

2017年2月から始まった本プロジェクトは、2018年の1年間だけで、なんと37都道府県、277会場、375回のVR認知症体験会の開催を依頼いただくことができ、17,500名以上の方に体験いただけるまで成長いたしました。(スタートからカウントすると参加者は30,000人を突破しています。)

「ルミエール・ジャパン・アワード2018」VR部門にて特別賞を受賞

先進映像協会日本部会主催の「ルミエール・ジャパン・アワード2018」が、11月14日(水)に幕張メッセ・InterBEE2018特設会場で開催され、39歳で若年性認知症と診断を受けた丹野智文さんの物語を描いた私たちのVR作品が「特別賞」を受賞いたしました。

ANGLE SHIFT(アングルシフト) 
「あなたの"視点"を"転換"する」

VR認知症体験は「あなたの視点(angle)を転換(shift)できる体験」でありますように…と思いを込めて4パターンの「めがね」を作成しています。「他人事で見ていたことも、一人称で体験してみるとぜんぜん違って見えるはず。あなたの視点を転換する。」

デザインは「ロボット」「猫」「男性」「女性」の4つ。「"自分とは違う視点"で見ると今までの自分の中の"無意識の偏見"に気づき新たな理解が動き出す」そんな想いを込めています。(体験会の参加者にお配りしています)

VR認知症プロジェクトのはじまり

認知症になると想いを表に出しづらくなり、代わりに起こす行動が“周囲には理解できないもの“と映ってしまうことが多くあります。

表面的な行動は「徘徊」「帰宅願望」「入浴拒否」「暴力・暴言」などの様々な言葉で表され、”認知症だから起こすもの”と思われがちです。しかし”認知症だから”ではなく、混乱する環境においては誰もが通常と違う行動を起こすもの、その行動には何らかの意味があると理解し、始まったのがVR認知症プロジェクトです。

これまでの実績
体験人数30,000人を突破(2018年12月現在)

●教育機関様での実施実績
東京大学
大阪大学
神戸大学
千葉大学
熊本大学
東京藝術大学
横浜市立大学
慶應義塾大学
専修大学
他多数

●医療・介護事業者様での実施実績
SOMPOケアネクスト株式会社
株式会社ツクイ
沖縄県立中部病院
山口県総合医療センター
神奈川県医師会
社会福祉法人健祥会
愛知県認知症グループホーム連絡協議会
他多数

●行政機関・自治体様からの依頼実績
・内閣府
・厚生労働省
・国土交通省
・東京都庁
・神奈川県庁
・岡山県庁
・千葉県千葉市役所
・山梨県甲府市役所
・福岡県大牟田市役所
・熊本県熊本市東区役所
他多数

●一般企業様での実施実績

・パナソニック株式会社
・株式会社セブン&アイHLDGS.
・武田薬品工業株式会社
・エーザイ株式会社
・ノバルティスファーマ株式会社
・株式会社リクルートホールディングス
・コクヨ株式会社
他多数

●テレビ放映実績
・2018年8月TBS「健康カプセル 元気の時間」
・2018年6月TBS「上田晋也のサタデージャーナル」
・2018年6月テレビ東京「カンブリア宮殿」
・2017年12月TBS「報道特集」
・2017年7月TBS「NEWSな二人」
・2017年4月NHK「NHKスペシャル わたしたちのこれから」
・2017年2月NHK「おはよう日本」
他多数

●新聞掲載実績
・2018年11月 朝日新聞
・2018年5月 毎日新聞
・2017年9月 読売新聞
・2017年3月 毎日新聞
・2017年3月 日本経済新聞
・2016年12月 朝日新聞
他多数

VRコンテンツ紹介

私をどうするのですか?

認知症の中核症状の1つを体験。いままで接する時に「どうしてそんなに混乱しているの?」と腑に落ちなかった認知症がある方への想像力を養います。また認知症は単なる記憶障害だけでは無いことを体験することができます。

ここはどこですか?

認知症があっても無くても誰もが一度は経験がありそうな「困った体験」から認知症への「無意識の偏見」に気づくことができるコンテンツです。「認知症」を取り巻く本当の問題とは何か?を考える内容です。

レビー小体病幻視編

レビー小体病当事者の樋口直美さん原作・監修。レビー小体型認知症の特徴である「幻視」の世界をありのままに伝えます。認知症の概念が変わります。

丹野智文物語

39歳で若年性認知症と診断を受けた丹野智文さんへのインタビューを元に診断を受けてから前向きに一歩を踏み出されるまでを忠実に丹野さんの視点で映像に再現したものです。周囲の人間関係の大切さ、認知症がある方の側で私たちに何ができるのかを具体的にイメージすることができるプログラムです。

やすおじいちゃん物語

認知症と診断をされたおじいちゃんを取り巻く、家族の対応を2パターンに分けておじいちゃんの視点で体験するコンテンツ。対応の違いによって体験者自らの心が動かされる事により家族の関わり方が御本人の症状の変化にどう影響しているかを体感するプログラムです。

やすおじいちゃん物語
~息子編~

やすおじいちゃんを責めてしまう家族も、優しく受け止める家族もおじいちゃんへの愛情は変わらないはず。なぜ責めてしまったのか、なぜ優しく受け止められたのかの理由を、息子を取り巻く社会背景(息子の職場の認知症に対する理解度、地域の協力体制など)に重ねて息子の視点で体験し職場の理解や地域づくりの重要性を体感するプログラム。

新コンテンツ続々撮影中

月に新作2本を目標に新しいコンテンツを作成しております。

体験者の声

  • 認知症については、全て理解しているつもりでいたが、上から目線だったのかもしれない。“症状”を見て“ご本人”を見ていなかったのかもしれない。(認知症専門医)
  • 今まで受けてきた講義とは全く違う理解の仕方で驚いた。VR体験の力に大変驚かされた。(認知症認定看護師)
  • 認知症の方の気持ちを理解し寄り添いたいとずっと思って来たがなかなかできなくて苦しんでいた。体験を通じてこれから自分がどうしていけばいいのかやっとわかった気がして涙が出た。(介護職)
  • 10年前にこの体験ができていたら自分の母親に対する介護が変わっていたかもしれない。今介護をしている家族に見てほしい。 (介護家族)
  • 認知症に対して「大きな負」のイメージしかなかったが、体験を通じて負のイメージがなくなった。(大学生)
  • 専門書を100冊読むより勉強になった(医学部5年生)
  • 現在レビー小体型認知症の父親の介護中だが、今日から少し優しく接することができるのではないかと思った。(介護家族)
  • ニュースや口コミで内容を知っていたが、百聞は一見にしかず。体験して驚いた。VRの技術もすごかった。(医療専門職)
  • 認知症については、全て理解しているつもりでいたが、上から目線だったのかもしれない。“症状”を見て“ご本人”を見ていなかったのかもしれない。(認知症専門医)

VR認知症体験会開催費用のご案内
講師(ファシリテーター)付き

これま30,000人以上が参加した「VR認知症体験会」を、あなたも開催することができます。
体験会は参加人数分(約30名以上~)のVR機材とファシリテーターを派遣し開催する形でご案内しています。

【開催概要】

●開催規模:50名様くらいまで同時に体験いただけます(50名以上の体験をご希望の場合は同日に2回以上開催いただくことも可能です)
●開催場所:ご指定の場所(集中して体験いただける空間をご用意ください)
●準備いただくもの:プロジェクター、マイク、参加者の机と椅子
●所要時間:約1.5時間
●実施内容:バーチャルリアリティ(VR)の技術を活用し、認知症の症状を体験するプログラムです。
●開催料金:右の表をご参照ください。

全国の自治体、中学・高校・大学などの教育機関、医療・介護関係者、一般企業(従業員の介護離職対策・ダイバーシティ推進)の方々から幅広くお問い合わせを頂いています。

※本プログラムは13歳以上を対象にしています。
※詳細お見積りは下記よりお問い合わせください。
※VRダイバーシティ研修は料金が異なります。別途お見積りください。

詳細見積りを依頼する

会社概要

会社名:株式会社シルバーウッド

代表取締役:下河原 忠道
                 一般財団法人サービス付き高齢者向け住宅協会理事

      高齢者住まい事業者団体連合会(高住連)幹事

沿革:2000年  株式会社「シルバーウッド」を設立
        薄板軽量形鋼造「スチールパネル工法」を開発
        特許取得(国土交通省大臣認定)
   2005年  高齢者向け住宅・施設の企画開発を開始
   2011年    直轄運営サ高住 銀木犀<鎌ヶ谷>を開設
   2015年  「銀木犀」の取り組みが
        アジア太平洋高齢者ケア・イノベーション・アワードで最優秀賞受賞  
   2016年  現在、設計中を含め12棟の高齢者住宅
        「銀木犀」を運営
        「VR認知症プロジェクト」開始
   2017年 「VRでの認知症体験」がアジア太平洋高齢者ケア・イノベーション・アワードで
        「BEST SMART CARE TECHNOLOGY-SERVICE部門」最優秀賞受賞
   2018年 ルミエール・ジャパン・アワード VR部門 弊社3作品受賞
         ◇準グランプリ:ダイバーシティ体験VR『「世代間ギャップ、上から見るか?下から見るか?」』
         ◇優秀作品賞:LGBT×VR『「レズビアン―オフィス編―」』
         ◇特別賞:VR認知症体験『丹野智文物語』
         一般社団法人デジタルコンテンツ協会が選定する「 Innovative Technologies 2018」を受賞


銀木犀ホームページ