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プレミアム シザーズ

新提案のハサミ「ストラト・リーディング」
ハサミについて向き合いながらのご紹介!

最終更新日
2020.11.5

ご報告

類似品と思われるモノには十分ご注意ください。名前が「ストラト」となっていても他社製品に関しては構造や砥面が不明確なため刃付け等はお断りさせていただきます。
只今ストラト・リーディングは2丁ご用意できます。

ご希望の方は
080-4659-5723(アワノ)まで直接ご連絡くださいませ。
よろしくお願い致します。


誤解と真実

最近「妖刀」「ストラト・リーディング」について「考案者」及び「開発」は誰なのか?と言う事が度々ご質問を受けるようになりました。そこで、誤解が無いように書かせていただきます。

・全てプレミアムシザーズ粟野が考案と開発をしたものです。
・使い方の原理原則の本質はプレミアムシザーズ粟野以外では説明できないのが現状となります。また、粟野が都度承認した講師以外は全くの偽物です。それ以外の方は各々、別の使い方とご理解ください。 
・「妖刀」に関しましては早川伸生先生のブランドです。
      (使い方や理論はストラト・リーディングの原理原則とは異なります)
・現状で「ストラト・リーディング」を販売している契約業者はございません。全て臨時契約業者です。
・「ストラト・リーディング」について各地で説明されている方が居られるようですが、異なる説明による誤解を招いているのが実状です。
・現在ストラト・リーディングについて語れる程の知識をお持ちの方はさいたま市のお一人のみです。

また、2020年6月10日を持ちましてプレミアムシザーズとして「妖刀」に関し、一切のご質問にもお答えする事は出来なくなりました。製造においてプレミアムシザーズで行う事は変わりませんが、ストラト・リーディングについての原理原則のみお答えする事とさせて頂きます。

以上、よろしくお願い致します。
最近、日本って国は「川柳」っていう素晴らしい文化がある事を改めて学びました。自分も美容師ですから自虐行為そのものですが、川柳にすると自分で笑っちゃうんです。これは私の自己反省も含め客観的にも垣間見た感想です(^^)


美容師川柳

学ぶ事 いつしか忘れて 精神論

理美容師    ハサミをバラして    腕を組む

カットとは    根拠と道具で    成せる技術(わざ)

申請資料

特許証

部分的にですが「カット方法」で特許を取得しています。リーディングシザーズはこの特許技術のカットが簡単にできるように設計してあります。

意匠登録証

特許の項目で書きましたが、これが形状においての証明書と言う感じですね。この範囲内の形状を当方意外で勝手に作ってしまわないようにお願いしています。

商標登録証

こちらは名前の権利ですね。これで「リーディング シザーズ」と読みます。これが導いてカットをして行くハサミという新ジャンルなんです。

始めに

このページは新しいジャンル「リーディング・シザーズ」の「ストラト・リーディング」についての説明からして行きます。もう少し低価格のものは無いのでしょうか?などとのお話もいただいております。現状ではご用意出来ておりませんが、今後お応えできないか模索をしています。ストラト・リーディングをお使いになられれば間違いが無い事は今後も変わらない事と思っております。

今回ご紹介のハサミ

ストラト・リーディング

「ストラト・リーディング」なんて聞いた事がないと思いますが、「リーディング・シザーズ」なら聞いた事がある方が居られると思います。「セニング(間伐)シザーズ」ではない「リーディング(導く)シザーズ」です。その最新版です。今までの「リーディング1(シュリンプ)」の更に仕事量が多いタイプと考えていただければ良いかと思います。

この鋏でできる事の内容は
・理論からの内巻き
・時短カット
・滑らかで手触りと艶の良いショートカット
・カットした毛の融合
・逆毛のしやすさ&アップ、セットのやりやすさ
・トリートメントをしたようなカット

などです。



当たり前の事とお考えの方には必要ないかと思いますが、「時短」になる事だけでも「道具」として活躍すると思います。感覚で言いますとバリカンとの比較がいいのかと思うのです。

バリカンとは「刈上げを簡単に面を揃えて切ることができる道具」です。バリカンの性能はもちろんの事、使い方が上手い人ほど高次元のカットができますよね。

それに比べこのハサミは「刈下げながら面をバラバラにし毛を残す事ができる道具」になります。もちろん使い方が上手い人ほど高次元の仕上がりになります。

これを他のハサミでやろうとすると様々な障害が出ます。これは経験をされると良いのですが、直接お客様にテストはできませんし、ウィッグでは限界があります。本当に開発においては様々な障害やリスクを伴いながらの時間と経験及び検証が基となっています。他のハサミで私と同じ事をしていただけると一番解り合えるのですが、それはお勧めできる事ではありません。

「馴染む」とか「手触りが良い」カットは実は「理屈」がありまして、そのポイントがこのハサミの中に沢山詰まっています。ですから、下の写真にようにBOBが首に密着するような吸い込まれるようなカットができてしまうのです。

確かに技術ですからバリカン同様、美容師以外の誰でも出来るわけではなく、「基礎知識」と「スキルアップ」が必要ですが、美容師でしたら素直に向き合ってただければ簡単かと思います。

ハンドル(ロスト)について

基本形はこの左側の形状です。オフセットの美容師向け形状です。参考程度に右側は理容師向けの形状です。

ストラトのロスト

動刃と静刃云々より、どんな使い方でも自由に使いやすくするバランスです。閉じた状態で親指と薬指が接近しなくて良いようにしています。また、ホールドは薬指側です。シンプルな中に安定したフィット感がある優秀なロストです。

理容師向けのロスト

動刃と静刃を確実に使う形状で、先端での微調整を叶える為に閉じた時親指と薬指が近くなるように設計されています。ジカで使う事を考慮しホールドは親指側です。理容師には当たり前且つ納得の基本的形状です。

作品例

ピーチボブ

作品例です

上記したできる事の一つ「理論からの内巻」をこなす事で作るカットです。
桃のように丸く可愛く内に入るボブです。理論を元に計算と道具を駆使して作る作品です。このハサミを使えば簡単にできます。

とても喜ばれますし、ご自宅でも再現性がかなり高く、お客様自身、ブローが楽しくなるようです(^^)

このカットを見た美容師さんの中に「コテを使えばカットは何でも良い」と申された方がいらっしゃるとか・・・。「グラデーションを内巻にコテで行えばできる」と言う方も居られました。はたして本当にこうなりますか?

左右で変化を

向かって左側が通常のボブでセニングを入れたカットで、向かって右側がストラトを使ったカット。内巻の丸さと艶がが違いますよね!このカットができる事が定番となってきています。実は左右同じ長さです。

バックコーム

ストラトをはじめリーディングシザーズでカットをしたものに軽くバックコームを入れるとこんなに自由に毛が動きます。メリハリをつけたカラー毛ですから動きが見えやすいですね。

逆流の融合

リバースとフォワードを融合させる事ができるのがこのハサミの特徴です。カット&ブローだけでこの動き!カットの技術力を明確に打ち出せます。

鳥の羽

カット&ブローで鳥の羽のような流れを表現できます。鱗のようなしかし、丸く艶がある独特のカット技法。このハサミで表現できます。

ボブにバックコーム

このハサミでボブを切り、軽くバックコームをしながら真横に流します。その毛先をアップのように内側に入れ込むとこうなります。実用的ではありませんがこのカット!他のハサミでできますか?

逆の融合2

ボブを切りサイドはリバース、バックはフォワードにしてその流れを同一ラインで融合しています。真逆の流れをそれも「ボブ」で表現しています。一切セット剤もアイロンも使っていません。もちろんホットカーラーも。

グラ的なカット

一見グラデーションのようですが実は構造自体が違います。今までの角度を引き上げ、ガイドを取ってそれに合わせる切り方ではこの艶のある流れは無理です。ですから「グラ的」なんです。

ボブ?グラ?

この方はグラにしたいとの事ですが、ボブをベースにストラトでミディアムグラのように見せています。サイドの流れ方がグラとは違う事がお判かりかと思います。でもシルエットはグラです。

グラ?

このカットはツーブロックのボブを二つ合わせてストラトリーディングで融合させたカット。でもシルエットはグラの感じ!癖毛と毛量の多さから選択したカット。艶があるでしょ!でも毛先を見れば癖毛である事は明確ですね。

一ヶ月後

1ヶ月前にカットしたその後

5月に野方の講習中にモデルになってもらった方の一ヵ月後です。軽くブローはしましたが、この馴染み方と落ち着きを見てもらえれば伝わりますね。その場に居ていただいた方にはわかりますが、ボブだったスタイルを前下がりのグラに見えるようにスタイルチェンジしたわけです。カット時間は15分弱でした。途中レザーとかをちょっとは使いましたが、ほぼストラトリーディングでのドライカットです。「リーディング・ドライカット」という時短の新技術ですね。

おまけ

美容師の 技術と理論で 遊ぶ癖

先日、美容師さんと話しながらこの写真を思い出しUPしました!
全部ハサミで切ったものです。これらはもちろん多少、他のハサミや別の理論を入れ込んではいますが、ストラトを使うだけで結構近い事までできてしまいます。もちろん今までのキャリアがあってそれを流用する事で更に個性を出せます。想像力のある人ほど面白いカットになります。
エフェクティヴ・テクニックの理論はこんな馴染む艶を出したトリートメントみたいなカットができてしまいます。

それを簡略化したようなハサミなんです。

良く言う「カットが上手い!」と言うのはそれなりの努力と分析などの裏づけが伴っている人と言えるでしょう。

このハサミを使いこなすと言う事は「カットを知っている!」と言う感じですね。

知らなければ出来ない領域は「差別化」「独自化」に最適です。



癖毛の場合は?

正直言いまして、多少は癖があった方のほうが綺麗に入ります。だからと言ってストレートはダメという訳ではありません。本質は「カットライン」ができているかどうかです。場合によってはストレートパーマが必要でしょうし、毛先のみの軽いパーマも適する場合があります。これらは今までの技術と同じ考えでよいと思います。


比較

リーディングは

筆の作り方を検索してみて下さい。これと同じ事を髪の毛で表現するとしたらどうしますか?10万本をどのようにしますか?スライドカットで大丈夫ですか?セニングでできますか?

ブラントは
刷毛

こちらは結局はガイドを取ったり、指で挟んだりしてできる「ライン」です。ラインを出す事は簡単です。ではラインを出さないようにどうスタイルを作りますか?

この差は「慣れ」とか「練習」ではありません。筆と刷毛を切り分けられる時代が来ています。できる美容師が増えています。それを知らなければ恥ずかしい時代が目前です。

良くあるご質問

「他のセニングではできないのですか?」って!?


できるかもしれませんが、基本的な事を分析して、個々のハサミの性質を把握した上でそうなるように使えばできるかもしれませんね。
例えば、他社で特許や意匠を無視してハイリスクの中、ストラトそっくりに作った人が出たとします。では鋼材、熱処理、刃角度、刃線、砥面、刃付けなど公開していませんから、同じにはできないでしょう。つまり、形状が全く異なっていたとしたら、それは「別物」なんですが、様々なハサミをお使いになっていただく事をお勧めいたします。

その後で結構です。是非お使いになってみてください。

下に公開していますが、既にメガネタイプの専用モデルも販売されています。今までのカットとは観点が違い、時短になってしまう事が多々あります。お客様にも「もう終わったの?」なんて言葉を言わせてしまう事も多く、それでいて「馴染む」ものですからこれまた良い意味で困ったものです。

今までの概念とは別に「こんなカットができる時代かぁ~!」なんて感じで捉えてみて下さい。

このハサミの出現を通じて「カットとハサミ」に向き合う方が大変増えてきています。これは喜ばしい反面、既存の語り継がれてきた事への疑問などにもつながっています。それらを如何に捉える事ができるかが今後の道を分けるようにも感じます。

それではこの後はこのハサミを念頭に、ようこそ!ハサミの世界へ!




センター交差

従来のセニング「両グシ」

裏の線がセンター交差位置ですが、刃元の交差し始めの部分が線とはズレています。これが当社の従来の形状です。簡単に説明するとそのままで使うとカットラインが傾斜してしまうという訳です。

センター交差「両グシ」

刃元から裏の線上で交差しています。従来品でこの形状だと研ぎ方を間違うと切れないか、噛んでしまい閉じなくなったり、髪の毛をつまんでしまうなどの欠点が出るんです。これを克服しています。

お問い合わせ
premium.scissors.51@gmail.com

作品例

写真はAio-n Ginza代表、美容家の土屋雅之さん考案のリーディングシザーズです。

こちらをご希望の方は直接Aio-N ginzaにお問い合わせください。

写真はcalypso代表、Hayakawaさん考案の妖刀です。

こちらをご希望の方は直接Calypsoにお問い合わせください。

ハサミのご紹介

No.1

リーディング1
流通平均価格
¥275,000(税抜)

センター交差するリーディングシザーズの第一弾です。大変小さなハサミですが、ネープや耳周りが操作しやすい上、実は万能なハサミなんです。刃付けも製造も細かい作業の積み重ねで完成します。
通称「シュリンプ」

No.2

リーディング2
流通平均価格
¥253,000(税込)

とても小さいカットシザーズです。カットを立体的にするためには小さくする必要がありました。これも導いていくリーディングシザーズです。
通称「アウル」

No.3

ストラト・リーディング
¥275,000(税込)
7月24日現在
少数ではありますが在庫がございます。

リーディングシザーズの第三弾!時短カットや立体的にインナーカットをセンター交差させて作る事ができます。今までに無い馴染みと艶感が表現できます。成層圏をイメージすると使い方が見えるかと思います。
通称「ストラト」


ハサミの違いと新提案 

色々書きたい事はあるのですが、各社の方針や実情も良く解る為、あくまでも私個人の感想を書かせていただいています。

「センター交差」のハサミで「ブラントカット以外の領域」のカットをしてみて下さい。もちろんブラントカットやレザーカットと組み合わせても実に相性が良く馴染みます。根梳きも他のセニングとも馴染みます。

「リーディング ドライカット」という時短で馴染みの良い領域を手に入れてみてください。


講習会

只今個々にご対応させていただいております。
premium.scissors.51@gmail.com


佐   賀
名 称 ストラト・リーディングの原理原則
日 時 2020年8月初旬
場 所 佐賀県内
主 催
参加費用
お問い合わせ
対象 満員御礼
内容 ストラト・リーディングに至るまでのカット思想と理論解明
講師 粟野行雄と
お問い合わせ
 佐    賀
名 称 ストラト・リーディングの原理原則
日 時 2020年9月初旬
場 所 佐賀県内
主 催
参加費用
お問い合わせ
対 象 満員御礼
内 容 ストラト・リーディングに至るまでのカット思想と理論解明
講 師 粟野行雄
参加費用

美容師さんに


今の時代、美容師はやはり「カット技術」です。それを支えるハサミは必需品と思います。



美容師の特許

皆さんは美容師が「特許」を取れる事を知っていますか?
実は数名の美容師が「カット技法」なり「カット方法」として実際に取得しています。
「カットが解っている=他の美容師との違いが判る」と言う事ですから、その「違い」の部分で特許が取れる可能性があります。逆に言うと、そこに違いとして見つからない場合は「誰でもやっている」とか「語った場合に内容証明が届く」といった可能性があるんです。例えば「ブラントカット」に特許があった場合、それを流用して取得者に意見がある場合、特許取得者から内容証明が届く可能性があると言う事なんです。美容業界では例が無いかもしれませんが、他業種では良く有りますよね!少し前ですがオリンピックのマークか何かでありました。あれは商標だったかと記憶していますが、ネット上のデザインを流用したり歌詞でもそうなります。
つまり、ちゃんと自分の技術は登録しておかないと人の権利になってしまったり、場合によっては訴訟問題に発展する事にもなると言う事です。
美容師は「特許をしっかりと知っておかなければいけない業種」だった事にぜひ気付いていただき、特許を取得していただければ最高の「独自化」と「差別化」ができるということなんです。



最後に

新ジャンル「ストラト・リーディングを使った領域。「ストラト・リーディング・ドライカット」は笑ってしまうくらい理に叶っています。エフェクティヴ・カットを単純化したようなカットができてしまいます。数々のタイトルホルダーの皆様を始め、技術派のスペシャリスト達には瞬時に判るようで沢山の方にお使いいただいております。つまり、カットにのめり込んだ方には当たり前の領域なのです。

また現在進行形として、新たに最先端テクノロジーとのコラボレーションを進めております。カット断面が更に綺麗にそして裏付けも備わっての進化を目指して開発中です。


試作品画像

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色々と書かせていただきながらも、美容師さんやハサミ業界方の顔が何度も浮かびました。美容師はカットができてもハサミは造れない。ハサミ側はハサミが造れてもカットができません。「何を根拠にハサミが存在しているのか?」まずそこに疑問がありませんか?それらを少しでも解消したく、日々生活させていただいております。皆様に失礼が無いように文章を書いたつもりではありますが、文才の無い事をお許しいただき、締めくくらせていただきます。

今後ともよろしくお願い致します。


                               プレミアム シザーズ
                                       粟野 行雄