安定した高速走行を目的に製造し、1992年3月14日から運用を開始した東海道・山陽新幹線の最速達タイプ「のぞみ」(山陽新幹線は1993年3月18日から)初代車両。
2階建て車両・食堂車の廃止で車内販売を実施。車体は、東海道・山陽新幹線で初のアルミニウム合金・シングルスキン構造で軽量化。制御方式の搭載も、VVVF(GTO)に変わり、これより先の新幹線車両は、アルミニウム合金製造・VVVF制御になる。
しかし、高速化の為の軽量化(営業運転前の営業最高速度220km/hから、50km/h速い270km/hへの引き上げ)で、車内での激しい振動と騒音、車体の故障の多発で問題視され、2012年3月16日を最後に運用を終了した。