興信所とは、企業や個人の信用・所在、行動に関するあらゆる調査を行う機関です。

浮気調査や不倫調査と聞き、探偵事務所に依頼しようと考えていませんか？

しかし、探偵事務所ではなく興信所に浮気調査を依頼するのも選択肢の一つですね。

興信所にパートナーの浮気調査を依頼するにあたり、どのくらいの費用や期間がかかるのか見ていきましょう。

パートナーの浮気調査は、探偵事務所や興信所に依頼できます。

素人では掴めない有力な証拠を集めてくれるので、裁判で慰謝料を請求する際に有利になりやすいのです。

そこで、まずは探偵事務所と興信所の違いについて簡単にまとめてみました。

• 探偵事務所は対象者の身元をひそかに調べて、その結果を報告書にまとめて報酬を得る調査会社
• 興信所は企業からの依頼を受けて、取引先企業の資産状況や営業状況などを調べたりする会社

以前までは調査内容に違いがありましたが、現在では個人の浮気調査や素行調査を行う興信所が増えています。

つまり、探偵事務所と興信所に大きな違いはないと考えていいでしょう。

興信所では法律の探偵業法で許された手法を用いて、対象者の浮気調査や不倫調査を行います。

「夫の行動が怪しいから調べて欲しい」「妻が浮気をしているかもしれない」と悩む相談者のサポートをしてくれるわけですね。

個人で調べようとするとストーカーに該当する恐れがありますが、探偵業の届出をしている興信所の調査員が調査する上では何も問題はありません。

興信所に浮気調査を依頼すれば、3回以上ラブホテルに出入りしていることがわかる写真や、5回以上浮気相手の自宅に出入りしている写真を中心に、不倫の証拠を掴んでくれます。

しかし、「高額な費用がかかるのではないか？」と不安になりますよね。

興信所で違いがありますが、浮気調査の費用の目安を挙げていきます。

• 1時間の浮気調査を2名の調査員で行った場合は15,000円～20,000円
• 1日当たりの平均調査費用は諸経費込みで15万円～20万円

時間の目星をつけずに徹底的に浮気調査をしてもらうと、数十万円から100万円以上の費用がかかるケースがあります。

金銭的な負担がかなり大きいのですが、調査目的を明確にしたり浮気調査の日時を絞ったりしていれば、興信所に支払う浮気調査の費用を抑えられるのです。

興信所に浮気調査を依頼すると、1日当たりの費用の目安は15万円～20万円くらいだと説明しました。

しかし、トータルで興信所に支払う費用は料金プランによって変わります。

興信所の浮気調査の料金プランは全部で3種類で、それぞれの違いを見ていきましょう。

• 1人当たり1時間で○○○円と定められている時間料金型プラン
• 30時間で55万円などまとめて費用を設定しているパック料金型プラン
• 浮気調査が成功した時のみに一定の費用を支払う成功報酬型プラン

「依頼が成功した時だけに費用を支払う成功報酬型プランがお得なのでは？」とイメージしている方は多いものの、興信所によっては着手金が発生します。

着手金とは結果の成功不成功に関係なく、契約が成立した段階で案件に対応してもらうために支払う費用です。

着手金と成功報酬の両方を設定している興信所はありますので、浮気調査を依頼する前にきちんと見積もりを取ってもらってください。

浮気調査は期間が長くなるほど、トータルで興信所に支払う費用も高額になります。

そのため、興信所への浮気調査でどのくらいの期間で確固たる証拠を掴めるのか気になるところですよね。

依頼者や相談者の状況によって大きく変わる部分ですが、浮気調査は平均して3日～5日くらいの日数がかかります。

浮気や不倫は頻繁に行うものではありませんので、毎日調査をしても意味がありません。

下記のようにあらかじめ浮気調査の期間を絞っていれば、調査が終わるまでの期間もかかる費用も抑えられます。

• 調査対象者のスケジュールを把握する
• クリスマスやバレンタインなどのイベント日に調査を依頼する
• 旅行を加味して大型連休に調査する
• 休日出勤の日に調査する
• 仕事で出張する日に調査する

パートナーの浮気や不倫で悩んでいる方は、費用や期間を抑えて証拠を掴むためにも興信所の使い方を心得ておきましょう。

浮気調査や不倫調査は、探偵事務所に依頼しないといけないわけではありません。

かつては取引先企業の資産状況や営業状況を調べていた興信所でも、現在では浮気や不倫の調査が行われています。

興信所の浮気調査にかかる費用は、「時間料金型プラン」「パック料金型プラン」「成功報酬型プラン」と選択する料金プランで変わるのが特徴です。

少しでも費用を抑えて短い期間でパートナーの浮気や不倫の証拠を掴むために、どの料金プランの興信所が自分に向いているのか考えてみてください。