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うたよみ.

西絵ミナという筆名で短歌を嗜んでいます。紙面又はインターネット上にて既発表の短歌をこちらに記してゆきます。どうか温かく見守ってください。

第62回短歌研究新人賞 佳作

掲載5首
校庭のフェンス高々漏れ響く横浜市歌に初夏を感じる

なんとなく浮いてるようでいっそもう飛んでくるくる回って、どいて

空白は僕の真ん中ど真ん中せめておいしいドーナツになろう

真夜中のお風呂は沈む時に浮く時に湖底の渓谷になる

御手紙に「いささか不便」と書きながら「ささ」の響きに惚れ直す朝

第11回角川全国短歌大賞 予選通過作品 最終選考

熱き湯の冷めるまで待つぶぐぶぐと人はお腹で怒る生き物

その他

プロフィール代わりの自選幾つか
東京は1.5万の人が居てたわし引き摺るおじさんも居る

一目ぼれしましたなんて大声で愛を騙るな新宿路上

空白が並んでおりぬ行儀よくきみとわたしの世界は不可侵

「アナタダレ」肩書欄にペン止まる いまは無職の子なしの主婦の

悲しみは永遠じゃない僕たちの職も齢も永遠じゃない

いつもとは違う沿線乗り込んでいつもの格好恥じつつ目黒

野良猫の才ある私今日もまた見知らぬ人に話来られり

離婚して生活保護でビール飲む女五十の独白ひびく

人の目と景色とともに流れゆく二駅分の身の上話

あの夜に涙にうずめたあの部屋はいまごろ誰が借りてるのだろう

仕事辞め気付いた息を吸うことと食う寝る遊ぶ日の早きこと

令和って平和に似てるね和やかなティータイムに聞く友のおめでた

フレッシュさ捥ぎってもいいよ熟しても煮詰めてもいいの短歌は果実

ほろ酔いて降り過ごすミス人生が双六ならば1マス戻る

プロフィール

西絵ミナ
平成3年生、横浜育ち、結社無所属。
第62回短歌研究新人賞の佳作に入選。
その他、本名名義にて地方自治体主催の
短歌コンテスト等にて入選歴あり。