障がい福祉に対する認知度が高くなっている、昨今。とはいえ、まだまだ「知らない」と感じてしまうのも現状です。私自身もまた、事務関連の仕事に携わっていた頃には、福祉について知らない事が多くありました。ですが、知人が福祉の会社を立ち上げる事をきっかけに、深く考え、周りに目を向ける機会が増えました。
正しい知識を地域に広げ、支援を要する方々のやりたい事をお手伝いしたい。そうして生まれたのが「うさかめ」です。ちなみにこの社名の由来は、「うさぎ」と「かめ」。利用者様とスタッフ、スタッフとスタッフ、人と人が得手・不得手を補い合い、助け合い、成長していきたいという想いが込められています。
百貨店のエレベーターが混みあって車椅子が乗れない時に、エレベーターガール（エレベーターボーイ）が、乗客へ積極的に声を掛けてスペースを空けてくれる。車椅子を押していて両手が塞がっている時に、後ろを歩いていた女性が、先回りして扉を開けて待っていてくれる。世の中には、まだまだ心温まる場面が数多くあります。沢山の人と人のつながりを大切に、今後も益々の地域貢献に努めます。

代表取締役　　井上　雄至