コーヒーと黒糖とマミーフーズ
そして断捨離

2010年の冬。 ふと目にした雑誌 ”冷えとりガールのスタイルブック” これが私のシンプルセルフケアとの出会いでした。
どんなに服を着込んでも冷えていく手足 それを解消したいだけだったのに、 そこには今までの生活では考えてもみなかった 知恵がいっぱいありました。

しかし、その知恵は全然知らなかったものではなく、 私たちが子供の頃に目にしたおばあちゃんがやっていたようなこと。
そうか・・・ 私たちは便利性や効率を求めすぎて、 基本から大きく外れた生活をしていたんだと気付いたのです。

その後、断捨離に出会い、モノを減らしていく中で 気付いたのは ＣＭなどの情報に惑わされて、自分にとって必要なモノを選択しているのでは なく、見栄え、ネームバリュー、誰かの評価でモノを選んでいたこと。
だから、 どんな化粧品を使っても、一向にいい調子にならない肌 
どんなヘアケア製品を使ってもごわつく髪 
病気になれば、はい病院。 になっていたのです。 

シンプルセルフケアを実践してから、 高い化粧品が不要になり、 美容師から髪質を褒められ、 大病もせずに今に至っています。 

自分のカラダにとって、何が必要で、何が適していると 心地いいと感じるのか。
日常の中で常に自分との対話ができるのがシンプルセルフケアの いいところだと思っています。

ボディーワークのインストラクターや一般社団法人 自然治癒力学校に関わる中で「カラダとココロは繋がっている」という学びを深めてきました。

2011.3.11に感じた、どうしようもない不安感、焦燥感。
呼吸すら上手にできない日々が続いた中で普段の生活、「今」「ここ」を充実させること、自分を愛しむ選択、をココロがけるようになりました。

決定的に日頃からココロとカラダを愛しむ、実践に至ったのは　思えば2016年の熊本の大震災の時でしょうか。
不測の事態で、モノが不足しても困らないココロとカラダ、を常に意識してきました。
不要なモノ、習慣を手放していくコト、それは
ココロとカラダを愛しむコトとまったく相反しません。

「自分を愛しむことは　自分を創造くださった神様を尊ぶこと」という光田秀先生の言葉に感銘を受け、美しく健やかで在ること、を日常より大切にしています。

非日常を日常に。自分で作ってしまっている「枠」を取り外す時には少し怖さも生じるけどその「枠」から自由になると、意外な可能性が広がります。知らず知らずのうちに作ってしまった「枠」やルールを取り外すヒントがいっぱい！の３時間です。