これは本当にあった出来事です。
ある飲食店の経営者がいました。
なかなか売上が上がらず,
このままだと,あと数ヶ月もせずに
店を閉じなければならない状況でした。
ある広告代理店の営業担当と出会い,
「チラシを撒かないとだめですよ」
とセールスを受ました。
なんとか,
お金をかき集めて広告代理店に発注。
チラシを制作。
乾坤一擲のプロモーションに打って出ました。
これだけチラシを撒けば,
きっとたくさんのお客様が来店してくれる。
そう信じて,折込チラシを撒いた当日。
電話は1本も鳴らず,
チラシを見て来店した人は
1人もいませんでした。
翌日も…
さらにその翌日も,
チラシを見て来店した人は
誰もいませんでした。
広告代理店の営業担当に
問い合わせしたところ…
「きっと天気が悪かったからでしょう。
もう一度チラシを印刷して,
今度は晴れの日に出してみませんか?」
さらにセールスを受けました。
幸いなことに,
何とかこの状況から脱して,
閉店の危機は免れた,
と聞いています。
この出来事は一体,
何が問題だったのでしょうか。
問題点のひとつ。
それは,広告代理店のセールスです。
世の中の全ての広告代理店を
一般化するつもりはありません。
素晴らしい広告代理店はたくさんあります。
ですが,
この例のような,一部の心無い広告代理店が,
「ビジネスの息の根を止めかねない提案」
をしてしまうのです。
広告代理店は「広告『を』売ること」が得意です。
「広告『で』売ること」が得意…とは限らないのです。
この事例では,広告代理店の仕事は
「(広告代理店の売上のために)
チラシを売り込むこと」です。
店舗側の希望は,「売上アップ」です。
ここに,
埋めがたい大きなギャップがあるのです。
この広告代理店は,
「チラシを撒かなければダメですよ」
とは言っていますが,
「チラシを撒けば売上が上がる」
とは言っていないのです。
マーケティングの権威である
フィリップ・コトラー博士によれば,
「新規顧客獲得コストは,
リピート客の5倍コストが掛かる」
と述べています。
既存顧客にリピートしてもらうための
コストに対して,
新規顧客獲得コストは5倍ということです。
ただ,コトラー博士のこの言葉。
かなり昔の話です。
「今となっては,10倍〜15倍以上も珍しくない」
と述べるマーケティングの専門家もいます。
さて,
この店舗は
何が問題だったのでしょうか。
チラシの内容…すなわち戦術以前に,
「新規顧客獲得を目指す」
という戦略そのものが間違っていたのです。
ではなぜ「チラシ」という
手間暇コストがかかる誤った戦略…
すなわち新規顧客獲得を選択したのでしょうか。
理由は2つ。
ひとつは,この広告代理店が,
自分の営業成績のためにチラシを売りたかったから。
相手の状況など一切考えること無く,
自分さえ良ければそれでいい,
というスタンスだったこと。
もうひとつは,
店舗オーナー側が,
そのような意図を見抜けなかったこと。
かつチラシは新規顧客獲得の手段であり,
手間暇コストがかかるということを
知らなかったこと。
言い換えれば,
より安く,より早く,より手間を掛けずに
売上を上げる方法がある,
ということを知らなかったことです。
ネットやSNSを見ていると,
さまざまな売上アップ法に関する情報で
あふれています。
「◯×集客法」
「◯×で売上を上げる方法」
「◯×攻略セミナー」
きりがありません。
前提にあるのが,
売手側の都合です。
例えば,
「私はチラシが作れます。
だからチラシ作りませんか?」
「私はホームページを作れます。
だからホームページを作りませんか?」
「私はブログが得意です。
だからブログを書きませんか?」
という感じです。
上述の例では,
店舗のオーナーが当事者なのですから,
本来ならば当事者を中心にして
当事者のためになることを考えることです。
にもかかわらず,
広告代理店の営業担当は,
「自分」が売りたいチラシを売り込んだのです。
なぜ「自分」なのでしょうか。
相手は「顧客」であるべきなのに,です。
そして知識がない人がだまされて
この手のサービスを申し込んでしまいます。
けれど,
本当にその手段がその会社に
合っているとは限らないので,
成果が出ません。
そして,申し込んだ経営者は,
「集客法など効果がない。
結局は気合と根性で頑張るしかないんだ…」
と絶望するのです。
誇張でも何でもありません。
このセリフは一言一句そのまま,
実際に私が耳にした,
ある経営者の言葉です。
これは,
ヨーロッパNo,1セールストレーナー,
パトリック・ヴァルテン氏とシドニー市内で会った際に
教わった話です。
それが「ドクターズフォーミュラ」です。
ちょっと想像してみてください。
胃が痛くなって,病院へ行ったとします。
そこで,医師が一切前置きもなく,
「これ,胃薬の新薬だから。これ飲みなさい」
と言ったら,あなたはどう感じるでしょうか。
これでは上述の広告代理店と同じです。
一般的に,医師は次の3つを行います。
「診療」
病気の有無や病状などを判断するために,
医師が患者のからだを検査したり
質問したりすること。
「診断」
医者が患者を診察して、
健康状態、病気の種類や
病状などを判断すること。
「処置」
傷や病気の手当てをすること。
しっかりと問診や検査を行って,
正確な診断をして,
その診断に見合った適切な処置をする。
このように3ステップを踏むことで,
痛みという問題を解決するのです。
ですが,診療も診断もせずに薬を販売…
これでは,
まるで相手がどんな病状であろうと
知ったことではなく…
薬を売ることそのものが
目的になっています。
もちろん,違法です。
では今度は反対の話です。
あなたは胃が痛いとします。
病院へ行き,窓口で
「私は胃潰瘍ですから胃薬を出してください」
と言ったらどうなるでしょうか。
もちろん窓口ではそのような対応をせず,
まずは医師の診察を受けるように
言うことでしょう。
もし,
「胃潰瘍の薬ですね。
わかりました。
医師に言って処方せんを書くように
言っておきます」
という対応だったらどうなるでしょうか。
診察も診断もせずに,
処方せんを書く。
極めて大問題です。
そもそも,なぜ「医師」でもない…
専門のトレーニングを受けてもいない…
医師としての知識や経験も人が,
「胃潰瘍」だと自己診断できるのでしょうか。
同じように,
「チラシを作ってください」
「わかりました,チラシを作ります」
というやり取りは,
「集客で成果を出す」
という観点から考えると
「診察や診断もせずに処置をする」
のと同じではないでしょうか。
なぜ,
「ありがとうございます。まずは,
御社にとって本当にチラシが適切なのか判断したい
ので,いくつか教えてもらってもいいですか?」
と,聞かないのでしょうか。
「方法を売る人たち」は,
顧客にとって最善の結果を求めるのではなく,
結局は自分の売上しか考えていない
可能性がある…ということを,
頭の片隅にいれておいてください。
今でこそ私はセールスコピーライターとして,
マーケティングコンサルタントとして
活動できています。
ですが,昔はマーケティングも,
コピーライティングも,
セールスも…
何もできませんでした。
勤めていた事務所を…
今で言う「うつ病」で
退職せざるを得ない状況になりました。
再就職も難しく,
借金を抱えたまま25歳で
司法書士事務所を独立開業。
世間知らずの…
実務に関する知識以外はなく,
経営者としての経験・ノウハウ・知識のない
私に対して,実に多くの業者が
様々な売上アップの話を
提案してきました。
何度も何度も痛い目に遭いました。
なけなしの40万円払って,
問い合わせ1件も無くて…
悪夢を見て一晩に3回,
目が覚めることもありました。
様々なマーケティングセミナーに参加して
教材を購入。
実践しようと思って,
上手く行かずに苦しんで,
「私は何でできないんだろう,
なぜうまくいかないんだろう…」
自分を責め抜きました。
「これはこの講師本人しかできない話であり,
再現性がないノウハウである」
と気付く頃には,
150万円払って2年が経っていました。
例を出せばきりがないので
これくらいにしておきます。
このように,
私自身が「集客」が上手く行かずに苦しんで,
業者のカモにされ続けてきました。
だからこそ,
「まずは顧客の立場に立って,
何が最善なのかを考える」
ことをせずに,
集客,売上が上がらずに苦しんでいる人を
カモにする人が許せません。
もちろん,
私はセールスコピーライターです。
「売れるチラシ書きます」
「売れるWEBコピー作ります」
と言ったほうが楽です。
ですが…
それでは,
彼らと同じ穴のムジナになります。
そこで「集客戦略改善診断」を
はじめることにしました。
医師と同じように,
じっくりと「診察」すなわち,
あなたのビジネスの状況をしっかり確認します。
これまでのマーケティングや
コピーライティングの専門知識や
経験と照らしあわせて,
「あなたが売上を上げるために,
改善すべき点はここです」
小手先のテクニックややり方ではなく,
「仕組みで集客から利益アップまで実現する」
ため集客戦略全体を見直して,
改善点を特定します。
「先生に言われることは,セミナーや本で
学んでいる,知っていることばかりです」
クライアントからよくこのように言われます。
そして…
「知っていても使いこなせないし,
実際に当社が何をしたらいいのかを
考えて判断して適用するのは,
自分には難しすぎます。
だから,当社のためだけに,
具体的にアドバイスしてくれるので
先生にお願いしてよかったです」
と言われました。
書籍やセミナーの問題点は,
まさにこの点にあります。
学びっぱなしで,
実践できなければ絵に描いた餅。
だからこそ,
セミナーではなく,
一対一であなたの話を1〜2時間掛けて聴き,
出てきた内容を掘り下げることによって,
何があなたのビジネスにおいて,
集客戦略のどこをどう改善したら
成果につながるのかをアドバイスします。
あなたは,これから会社が生き残っていく…
さらに売上や収益を上げるための
戦略自体をしっかり見直して
改善点を特定できたとしたら,
その恩恵にいくらの価格をつけるでしょうか。
言い換えると…
戦略のかけらもない,
場当たり的なテクニックだけを
繰り返すことで,
つねに月末の支払いに追われ続ける
状況だったとしたら…
本来,集客戦略に基づいて
売上を上げ続けた場合と比べて,
「いくらの損になる」
と思うでしょうか。
それらを考えて,
この集客戦略改善診断。
あなたはいくらが適正だと
思うでしょうか。
当社のコンサルティングに
価値を感じて,
年間240万円(税別)払って下さる
クライアントもいますが。
今回は初めての方も
多いでしょう。
そこで,
マーケティング・リサーチを兼ねて,
お試し価格6000円(税別)にて
実施いたします。
ただし,申込期限は,
11月9日(土)
午前10時までです。
もし,私の診断が全く的外れで
得るものがなく
時間の無駄だと感じた場合には,
返金請求してください。
本来は診断料金だけではなく,
交通費や日当まで
全額お支払いすべきでしょう。
ですが,それらの支払いまでは
ご容赦いただき,
診断料金の全額のみの返金を以て
一部保証とさせていただきます。
あなたが自己流で頑張って,
売上アップは実現できるかもしれません。
ですが,
それまでにどれだけの時間が掛かるでしょうか。
時間がかかっている間に…
もしかしたら,
会社自体が…
ビジネスの根本から
崩壊する…かもしれません。
具体例は上げませんが,
その可能性を否定できる人は
いないでしょう。
何よりも…
「今は良くても,
来月,半年後,1年後,3年後…
どうなっているかわからない」
という将来の不安を
抱き続けることになります。
解決策は…
揺るぎない集客戦略を立てることです。
その最初の一歩として,
集客戦略改善診断です。
申込締切は11月9日(土)まで。
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