本社の仕事はムダだらけ


(著)あずまあきら
仕様:オンデマンド (ペーパーバック)
ページ数:134
ページサイズ:12.8 x 0.8 x 18.2 cm
出版社: デザインエッグ社
定価:¥1,500+税

作品概要

あなたは毎日毎日やることがたくさんあって夜遅くまで残業してませんか?

あなたの仕事はほかの人に任せることができず、自分でやるしかないと思っていませんか?

それにも関わらず、上司からさっさと仕事を済ませ早く帰りなさいと言われてませんか?

上司のあなたは部下がどうしたら効率的に仕事をしてくれるだろうと悩んでいませんか?

そんな悩みを持っているあなたに必ずや今までの半分の時間で、仕事ができる方法を教えよう。

1秒や1歩の改善を日々求められている現場目線で本社やオフィスで行われている業務をみるとなんてムダが多いのでしょう。

筆者は自動車製造業で工場や本社で約35年携わってきた。最初の20年は工場の生産性向上に時間を費やしてきた。昔の製造現場はひとつひとつが職人作業の集まりで作業を標準的に定義しプロセス化・簡素化することは絶対にできないと思われてきた。1人前になるには、先輩の作業を習い何年も時間がかかっていた。同じ作業でも人が違うとやり方がみんな違っていた。

しかし作業を完結させるための作業観察を行い、分析し、簡素化し急所・勘所を明確にして徐々に標準の作業時間を確立してきた。そして「標準作業書」を築き上げた。これが現場管理のベースである。主に定型的・規則的に行われる製造作業がとっかかりであったが、検査作業や保全作業のような非定型作業にも拡大し、いまに至っている。   

筆者は後半15年、本社の立場で工場との橋渡し関連業務に携わった。日本社会が陥りやすい「遅い決済」「責任のあいまいさ」「目的と手段の取り違え」「複雑な根回し」などの弱点を明確に「見える化」し改善し、多くの業務効率向上を実践してきた。

本書は主に本社やオフィスでされる事務作業・管理業務などの間接業務に焦点をおいている。間接作業も決して例外ではない。考え方や論理的展開は同様である。この考え方をベースにオフィス業務の特徴を考慮したオフィス業務改善シート(Office Operation Improvement Sheet 以下OOIS )を新たに開発し実行してきた。

このシートで現状を整理し「見える化」をすると多くの問題点が浮かび上がる。

実際に結果を出すためには、掛け声だけでなく、改善を実践する手法をマスターしないといけない。

ぜひこのOOISをつくる手法をマスターし、少しでも残業時間を減らし、より効率的な業務に読者がシフトしていただければ幸いである。また本書はこのOOISを作成してわかるあなたの会社または日本社会に潜む共通の課題を浮き彫りにして解決策を提案している。

本書は社長から中間管理職そして一人一人の従業員にも応用できるように書いた。構成はどの章から読み始めてもよいように記した。

・第1章は、本社業務改革を進めるうえでの持つべき心構えを記した。

・第2章は具体的に本書の特徴である「オフィス業務改善シート」OOISの書き方を例題とともに記した。

・第3章は、そのOOISを使った例題をもとに改善案の説明を記した。

・第4章はOOISをつかった身近な改善事例を説明した。ここまでの説明で読者も実際の事例に取り組めるはずだ。

・第5章ではOOISを使ってわかる「共通の改善ポイント」を記した。筆者の多くの経験から本社そしてオフィスが陥っている共通の問題点と改善点を記した。

・第6章は今一歩さかのぼりそもそも本社業務の役割とは何か?を整理した。必ずや心当たりがあるだろう。

・第7章は多くのOOISによる気付きから各役職の役割を改めて記した。

・第8章は最後にそれを実践する上での留意事項や進め方を記した。

社員一人ひとりから始めてもよいし、全社台で社長から始めるのでも良いと思う。漠然と「働き方改革」というならこのOOISで本社・オフィス業務を定型化・プロセス化・透明化というように「見える化」し、具体化することによって、多くの問題点と改善点が見つかるはずだ。小さな改善を積み上げ、大きな改革につながれば幸いである。

筆者 プロファイル

  あずま あきら

1956年 東京生まれ 東京工業大学卒 大手自動車会社入社。日本およびアメリカの工場で製造・生産技術部門に従事。新車プロジェクト、新工場建設、品質保証部門など担当 35年 勤務 同社SVP(専務)にて退社。関連会社 社長を経て現在に至る。

筆者 プロファイル

  あずま あきら

1956年 東京生まれ 東京工業大学卒 大手自動車会社入社。日本およびアメリカの工場で製造・生産技術部門に従事。新車プロジェクト、新工場建設、品質保証部門など担当 35年 勤務 同社SVP(専務)にて退社。関連会社 社長を経て現在に至る。