ゲームやアニメーションなどの作品づくりも、自分の作品を世界中に公開するのも、他の誰かの作品をコピーして自分のアイディアを加えるのも、すべて無料です。
スクラッチ「Scratch」は、特に8歳〜16歳向けに設計されていますが、教育現場では小学生から大学生まで、プログラミング学習にとどまらず、数学や文学、社会学など様々な教科の学習に利用されています。 その他にも、博物館、美術館、図書館なとで幅広い年代の人々に活用されています。
スクラッチ「Scratch」は、21世紀を生き抜くために不可欠なスキルである創造的な思考力、論理的な判断力、協調性を楽しく簡単に学べるように設計されています。
教育者向けのガイドやサンプルの作品が多数用意されており、教育者同士が情報交換できるコミュニティが充実しているのも、教育現場での活用が広がっている理由のひとつです。
ちなみに、NHKのEテレで放送中の番組「Why!?プログラミング」で採用されているプログラミング言語もスクラッチ「Scratch」です。
スクラッチ「Scratch」で作る作品は、プロジェクトと呼ばれています。 プロジェクトは、「Scratchコミュニティ」を通じて気軽に世界中に公開できます。 他の誰かが公開しているプロジェクトを見て遊んだり、プロジェクトをコピーして自分のアイディアを加えて新しい作品を生み出したりと、作るだけではない面白さがあるのも特徴です。
ScratchJrは小さな子供が、インタラクティブに動く物語やゲームをつくることができるやさしいプログラミング言語です。
子供向けにデザインされたおもちゃのようなプログラミングブロックを指で操作して、キャラクターを動かしたり、ジャンプさせたり、ダンスや歌を歌わせることができます。また、キャラクターをペイントエディタで編集したり、自分の声や音を録音したり、自分で撮った写真を使うこともできます。
プログラミングブロックを組み合わせることで、子供たちの作ったキャラクターたちが生き生きと動き始めます。