見た目からは想像できないが、中身(ロジック)は非常に斬新で論理的なツール。
複雑で高度なロジックを、たった2本の線(赤色と青色の並行線)で表現するところに開発者:奥村尚(おくむらひさし)氏のセンスを感じさせるFX商材。
基本戦略は15分足をベースにラインブレイクで仕掛け、2時間以内に手仕舞いするスタイルです。購入者専用サイトでは1時間足や4時間足を活用することも問題ないと解説されていますが、基本は15分足です。従って大きな利幅を狙う手法ではありません。中には数pips程度しか取れないような薄利トレードもあるでしょう。仮に含み益を伸ばしたとしても15pips〜30pips程度の利幅が限界かもしれません。大きな利幅を狙いたいトレーダーにとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。
15分足のゾーンブレイクでなおかつ手仕舞いが2時間以内という基本条件でのトレードでは、ある程度ボラティリティがないと満足のいく利幅を抜くことができません。
販売ページ上では勝率は「65%前後」と解説されています。負けトレードの35%…それらはブレイクアウトが避けて通れない「ダマシ」によるものです。ブレイクしたと思ったらゾーンに戻されてしまうとか、薄利であるためにスプレッド負けするとか…これらの負けを必要経費であると容認できないと、この手のブレイクアウト系ストラテジーを使いこなすことはできません。
15分足のゾーンブレイクでなおかつ手仕舞いが2時間以内という基本条件でのトレードでは、ある程度ボラティリティがないと満足のいく利幅を抜くことができません。
本商材の特性をシンプルに述べるならば、”ノイズの異常値を瞬時に刈り取ることに特化したツール”といえます。相場に存在するわずかな異常値(=瞬間的なトレンド)を即座に捉え、瞬時に刈り取って手仕舞いするためのインジケーターです。
スキャルピング的なトレードが好きな人には手放せないツールになりそうです。
本商材のインジケーターは、FX商材には珍しく、非常にシンプルな画面構成です。
人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが、シンプルであるがゆえ汎用性も高くアレンジも効かせやすいというメリットがあります。
たった2本のラインのみで構成されたインジケーターだからこそ、他のインジケーターを重ねて使う場合も邪魔になりません。本インジケーターをベースに、自己流のストラテジーを考えてみるのも面白いかもしれませんね。