癌の再発予防のために
しておきたいこと

癌の手術が成功しても、癌の種類や状態によっては再発リスクが伴います。せっかく手術をしたのですから、再発は徹底して防ぎたいものです。癌の再発予防のためにしておきたいことについて紹介します。

 

癌の再発はなぜ起こる?

癌の手術が成功したということは、癌をきれいに取り除いたということでもあります。それなら、なぜ癌は再発するのでしょうか?

手術ですべての腫瘍を取り除いたと思っても、検査では見つけることのできない癌細胞があると、それが成長して、血液やリンパによって他の部分に運ばれて大きくなり癌が再発します。特に肺や肝臓、脳、骨など血流が多い場所での転移は多く見られます。 

現在の検査では微小な癌細胞は見つけることができない可能性があり、再発は100%ない、とは言い切れません。癌が再発する可能性があるということは、認識しておいた方がいいでしょう。

定期的な検査を怠らない

癌は早期発見、早期治療が非常に重要です。それは再発に関しても同じことです。特に再発の場合はリスクが高いと想定される場合、術後補助療法などの方法を取ることで、再発のリスクを下げることが可能です。また、局所的な再発を防ぐ方法として、放射線治療などもあります。

いずれにしても重要なのは、早期発見です。定期検査はもちろん、気になる症状があれば、すぐに診察をしてもらいましょう。

太りすぎに注意する

痩せている人は癌にならないわけではありません。ただし、肥満の人は、適正体重の人よりも発ガンリスクが高くなることが分かっています。再発を防ぐためにも、太りすぎには注意が必要です。特に肥満気味の人は、食事の量や内容を見直しましょう。

 脂肪分や油分の摂りすぎ、過食、夜遅い時間の食事などには要注意です。野菜や果物を積極的に摂りましょう。塩分も控えめにすることが大事です。しょっぱいものや味の濃いものは控えめにしましょう。醤油などの調味料の使いすぎもNGです。アルコールは適量にするのがおすすめです。目安として、ビールなら500ml程度、日本酒なら1合、ワインならボトル1/3程度にしておきましょう。

 食べなかったり、食べ過ぎたりするのもいけません。1日3回、食事は取ることです。早食いは肥満の原因になるので、ゆっくりよく噛んで食べる習慣をつけるようにしましょう。

適度な運動で体重管理

食事だけでなく、定期的な運動をすることも癌の再発防止につながります。肥満対策にもなるので、体を動かす習慣をつけましょう。体の状態を確認しながら、ウォーキングやランニング、水泳など、自分でできる範囲で行うようにします。

 腹筋や腕立て伏せなど、筋肉トレーニングは自宅でもできます。スクワットは全身を使う運動なのでおすすめです。また、股関節を伸ばす、アキレス腱を伸ばす、腰をひねるなど、簡単なストレッチは毎日行うといいでしょう。

激しい運動をする必要はありません。無理のない範囲で、週に2~3日程度は、体を動かす時間を作りましょう。

日常生活においての注意

日常生活で注意したいことの一つが喫煙です。喫煙は癌だけでなく、狭心症や心筋梗塞、肺疾患などの原因になります。タバコは自分だけでなく、周りの人の健康にも悪影響を与えてしまいます。

そうはいってもヘビースモーカーなら特に、自分でタバコをやめるには強い意志が必要です。タバコが吸えないからと、いつもイライラしていてはストレスも溜まってしまうでしょう。自分ができそうな、自分に合った方法で禁煙ができるのが理想です。禁煙方法はいろいろあります。 


・タバコの代わりになるものを利用する

近年では加熱式タバコなどが人気です。体に悪い影響を与えるニコチンの量が少ない分、健康的と言われています。煙の代わりに水蒸気が出ることで、周りの人の健康に害を与えることもないとされています。試してみるといいでしょう。

・タバコが吸いたくなるきっかけを避ける

食後や脂っこいものを食べた後など、タバコが吸いたくなるという人も多いでしょう。食後は歯を磨くようにする、外食はしない、喫煙者に近づかないなど、タバコが吸いたくなるきっかけとなることはできるだけ避けるようにしましょう。

・禁煙補助薬を使う

禁煙補助薬の一つに、ニコチン製剤があります。口の中の粘膜などからニコチンを少しずつ吸収し、禁煙をサポートします。ニコチンガムやニコチンパッチなどがあります。

・禁煙外来を利用する

自分ではタバコを止めることができない場合は、禁煙外来をおすすめします。医師のアドバイスを受け、禁煙補助薬など適した治療を選択し禁煙をします。条件が合えば保険も適用されるので、利用してみるといいでしょう。

癌の再発についてもっと詳しく知りたい人はこちらのサイトをご参考ください。

がんの再発について詳しく知りたい方はこちら

まとめ

癌の再発があることを認識し、対策をすることで精神的な負担も軽減されるでしょう。そのためにも、日常生活においては癌にならないよう、健康的な生活をするとともに、定期的な検査を怠らないようにしましょう。