そもそも遺品整理って具体的に何をすればいいの?
遺品整理と一言で言っても、その内容は多岐にわたり、多くのマンパワーを必要とします。まずは遺品整理とはどういうものなのかをご紹介します。
・そもそも遺品整理の目的とは?
遺品整理とは故人の私物を処分することですが、文字通り全てを廃棄してしまうことを遺品整理とは言いません。遺品の中でも貴重品に分類されるのか、それとも捨てるべきものなのかを適正に分けることが遺品整理なのです。また、遺品整理は故人との精神的な別れであり、区切りを付けるイベントとして遺族にとっても大変意義があります。
・遺品整理の方法
遺品整理と言うとなんだか大げさに感じますが、簡単に言えば故人の持ち物を整理整頓することです。現金や株券等の金融資産はそもそも相続の際に対応するものなので、遺品整理の際にはノータッチ。それ以外の相続の対象にならないものを捨てるものか、残すものか、それとも売って現金にするものかに分類するだけなのです。
・遺品整理を行えないケースとは?
故人が亡くなった後は想像に関する手続きを進めることになりますが、故人に大きな負債があった際は、相続放棄をすることがあります。相続放棄を選択した場合は基本的に遺品整理を行うことができません。少しでも不安がある場合は、相続を専門としている弁護士などに相談することをおすすめします