2人用マーダーミステリー

「ノオトルダム」

昭和45年、初夏の午後。

貿易会社を営む音無誠一郎は息子の卓也とともに、1週間前に亡くなった妻・真知子の遺品を整理していた。真知子は生前世界的なファッションデザイナーで世界中を飛び回っていた。

父と息子は、真知子の預金通帳が不自然な形で残高ゼロになっているのを発見する。そして通帳に挟まれた謎のメモ。

父と息子は、妻の大親友、骨董品商のマダム白鳥の力を借りて妻の遺産を探し出すことにした -----

プレイ人数:2人(GM不要)
プレイ時間:30分
※オンラインプレイの場合、discordなどの音声ツールが別途必要です。

プレイ手順

はじめに、タイムキーパー役を決めてください。

スクロールダウンし、プロローグをお読みください。
次に登場人物までスクロールし、紹介文を読んだうえで誠一郎と卓也、どちらをプレイするか決めてください。(5分)

誠一郎と卓也の紹介文の最後にシナリオへのリンクがあります。クリックしてご自分のシナリオを読んでください。(3分)

読んだ後、16分の話し合いをスタートしてください。4分ごとにマダム白鳥の言葉を①→②→③の順でクリックして開けていきます。

回答がまとまったら、エンディングまでスクロールダウンし、回答に沿ったボタンをクリックしてください。
ページの一番下に事の真相としての「真知子からの手紙」のリンクがあります。真知子からの手紙を読んでゲームは終了となります。
事の真相を読んだ後の誠一郎と卓也の会話はゲームの勝敗に一切関係ないものとします。

注記

  • プロローグ、エンディング等はすべて父親である誠一郎が語るかたちで書かれています。
  • 本作は協力型ゲームです。プレイヤーの中に犯人はいません。協力して一つの目標を達成します。
  • 各アイテム、シナリオなどは別ウインドウで開きます。
  • 正解したプレイヤーのみが進めるボーナスステージがあります。本作のタイトルの由来も記載してあります。頑張ってたどり着いてください!

プロローグ

妻よ。君が天国に旅立ってから1週間だ。

8年前に大病を克服して以来、ずっと元気だった君が半年前に倒れた時は嫌な予感はしていたんだが・・・

広くなってしまった一軒家で、僕はひとり君の部屋を片付けている。
さみしいもんだ。

おや、これは君のお気に入りのバッグだ。金具が緩んできているじゃないか。僕がそっちに行ったらとびきり素敵なやつを買ってあげる。それまで、新しいのは我慢していてくれよ。

天国で会えたら早速ショッピングに行こう。

「父さん、銀行行ってきたよ」

息子の卓也が玄関のドアを開けた。

「母さんの銀行口座がゼロなんだけど、こんなことってあるのかなあ」

卓也は記帳済みの通帳を広げて私に見せた。

 確かに一家は私の稼ぎで暮らしていたので、妻の財産など全く考えたこともなかった。だが口座に1円もないというのはおかしい。
彼女は遅咲きではあるが有名デザイナーとしてそれなりの収入はあったろう。趣味でアンティークの品を集めてはいたが、全財産を使い果たすような性格ではない。

しかも彼女はここ半年ずっと入院していた。銀行に行くこと自体が不可能である。

妻が犯罪などに巻き込まれてなければいいが・・・ 

その時、通帳からはらりと一枚のメモが落ちた。

メモにはこう書いてあった。

“あなたと卓也に私の財産を遺しました。
それを家から探し出し、銀座の白鳥さんのところに持って行って頂戴。どうしてもわからない場合も彼女に聞くこと。” 

「これ、母さんのいたずらじゃない?人生最後の。母さんミステリー小説とかクロスワアドパズルとか大好きだったでしょ」

「父さんもそう思うよ。よし、母さんのお手並み拝見と行こうか」

登場人物

音無 誠一郎(プレイヤー)

67歳。父親の代からの貿易会社「音無商会」を経営している。

一人息子の卓也が結婚後、実家を離れたため妻とふたりで暮らしていた。
音無商会は1957年のなべ底不況のときに経営危機に陥ったが、高度経済成長の波に乗り日本屈指の貿易会社となった。質実剛健を絵にかいたような人物だが、非常な愛妻家であった。

音無誠一郎のシナリオはここをクリックして下さい。


音無 卓也(プレイヤー)

35歳。美術大学を卒業後、父親である誠一郎の貿易会社に勤務。勤務ぶりはまじめで社員からの評判も良い。8年前に君枝と結婚し、4歳になる息子の正人と3人暮らし。少々のんびりしたところはあるが、温厚で家族思いの良い父親である。

音無卓也のシナリオはここをクリックして下さい。


白鳥 由美子

65歳。上品な初老の婦人。通称マダム白鳥。実家の美術商を引きつぎ、銀座でギャラリーを経営している。フランス人の夫と二人暮らし。

真知子とは女学校以来の大親友であり、彼女からの全幅の信頼を受けていた。

美術品だけではなく骨とう品やアンティーク品にも造詣が深く、その確かな鑑定眼と審美眼は業界でも名高い。彼女のギャラリーには、日々多くの著名人や政治家が家宝の鑑定に訪れている。


音無 真知子(故人)

享年65歳。誠一郎の妻であり卓也の母親。1週間前の6月16日に病死した。

天真爛漫な性格でミステリー小説やクロスワアドパズルをこよなく愛した。

女学校を卒業後、ファッションデザイナーを目指しパリに留学。同じく留学生だった誠一郎と恋に落ちたのち帰国、結婚した。

帰国後のデザイナーとしての活動はふるわなかったが、10年前に制作した「スカラップスリーブ」が大ヒット、世界的なデザイナーになる。

8年前に病に倒れ、大手術ののち生還。だが半年前から体調を崩し入院生活を送っていた。マダム白鳥とは女学校からの大親友であった。


音無 真知子(故人)

享年65歳。誠一郎の妻であり卓也の母親。1週間前の6月16日に病死した。

天真爛漫な性格でミステリー小説やクロスワアドパズルをこよなく愛した。

女学校を卒業後、ファッションデザイナーを目指しパリに留学。同じく留学生だった誠一郎と恋に落ちたのち帰国、結婚した。

帰国後のデザイナーとしての活動はふるわなかったが、10年前に制作した「スカラップスリーブ」が大ヒット、世界的なデザイナーになる。

8年前に病に倒れ、大手術ののち生還。だが半年前から体調を崩し入院生活を送っていた。マダム白鳥とは女学校からの大親友であった。


※ここから先はエンディングと事の真相のリンクがあります。話し合いを終えた方のみが進めます。ただし、まだ結論を出していない場合はここから先はスクロールしないでください。

エンディング
(マダム白鳥のところに持っていくもののボタンをクリックして下さい)

事の真相(エンディングを読んだ後でクリックして下さい)