創業大正13年(1924年)2024年に創業100年を迎えました。
店名の由来=現在地、津田の津、創業の地、保曽原の保、美しい自然の美、堂
現在の店舗は昭和8年建築の当時のまま。
創業当時は煎餅や飴などを作って自転車で配達していました。昭和時代には学校給食のパンも製造していました。
2代目は(昭和9年生まれ)。当時写真の妊婦さんのお腹の中にいます。
現在は3代目、美味しいを届けるため日々精進しています。
一般的には学校給食でいうあげパンをイメージしがちですが、当店の『あげパン』はあんパンを米油でフライした菓子パンです。餡は自家製餡のこしあん。さっぱりとした甘さで飽きのこないおいしさです。
長く作り続けているので、このパンで育ったお子様が親になり、じいちゃんばあちゃんになり、今では親子3代に愛される地域のソウルフードになっています。
この町のお土産となるお菓子の”ふるさと産 佐伯だより”。
しっとりとした柔らかい生地と自家製餡との調和は年齢を問わず好まれています。このどら焼き『佐伯だより』は2017年珈琲に合う和菓子アワードで金賞を受賞しました。
町村合併で佐伯町という名前が消えてしまいましたが廿日市市佐伯の、お土産として”佐伯”に名前を残しています。ふるさとの味として親しんでいただきますよう、ひと匙ずつ生地を流して丁寧に焼いています。
大判焼、回転焼、今川焼など名前は地域によって色々ですが、ここ広島では『二重焼』。
当店では直径8センチの特注の焼型なのでボリュームいっぱいです。
北海道小豆を丁寧に炊いたつぶあん、白いんげん豆で炊いた白あんは、こしあんに仕上げています。カスタードクリームと合わせて3種の味が楽しめます。
『いちご大福』に使ういちごは地元産。地元産の強み、採れたてイチゴを自家製のつぶあんと柔らかい餅生地で包んでいます。
新鮮ないちごの甘さと酸っぱさとつぶあんの相性の良さを味わっていただけます。
地域の山の名前“勝成(かつなり)”を冠したチーズ饅頭です。
若い人にもお饅頭に親しんでほしいと思い、チーズを使ったお饅頭を作りました。キリの”クリームチーズ”とカルピスバターをふんだんに使い、当店特製の白あんでくるんだ和と洋のマリアージュ。チーズの”ほんのりしょっぱい”を白あんの甘さがうまくまとめています。お土産としてもおススメです。
○○に勝つなり。ゲン担ぎにも良いですね。
*勝成山はアジア大会の登山競技会場にもなった地元の山。
津保美堂はこの山の麓でお菓子を作っています。