宗谷岬をめざして
最北をめぐる旅

北海道・宗谷岬には、日本最北端の地をめざし
全国から多くの旅人が訪れる。

宗谷岬をゴールに最北をめぐる旅を愉しもう。

北緯45度31分22秒
日本最北端 宗谷岬へ

旅の目的地は、宗谷岬の先端にある“日本最北端の地”を標す記念碑。

北極星の一稜をモチーフにした記念碑を前に海を望むと、目の前3方に広がる地平線、正面にはサハリンの島影が浮かび上がり、日本の最北端であることを実感できる。

一生に一度は訪れてみたいと思う場所のひとつではないだろうか。

宗谷岬周辺
3つのおすすめ
最北スポット

宗谷岬から少し足を伸ばすと、周辺には他にも魅力的な最北スポットがある。ぜひ旅の途中立ち寄ってみよう。
宗谷岬のある稚内市の南に位置する『豊富町』周辺は、最北の旅の周遊におすすめのエリア。

ここには、様々な北海道のいきものたちに出会うことができる『サロベツ湿原』や、「奇跡の湯」としても知られる温泉郷『豊富温泉』があり、海岸線からは対岸に浮かぶ雄大な『利尻富士』の姿を楽しむことができる。

旅のプランに1泊プラスして、ゆっくりと楽しもう。


日本最北の国立公園
サロベツ湿原

北海道北部に広がる6,700haのサロベツ湿原は『日本3大湿原』のひとつ。ミズゴケが発達した高層湿原としては国内最大の規模を誇り最北の国立公園『利尻礼文サロベツ国立公園』に指定されている。


日本最北の百名山
利尻富士(利尻山)

日本百名山』にあげられ、その著者は「島全体がひとつの頂点に引きしぼられて天に向かっている。こんなみごとな海上の山は利尻岳だけである」と称賛。『利尻富士』と呼ばれ親しまれている。


日本最北の温泉郷
豊富温泉

日本最北の温泉郷でもあり、温泉療法医が選ぶ『日本の名湯百選』にも認定され、多くの人々に愛されている温泉。油分を多く含んだ肌に優しい泉質は世界でも珍しく、全国から湯治客が訪れている。

日本最北の国立公園内
サロベツ湿原

日本最大の高層湿原で
自然を体感する

日本最北の国立公園『利尻礼文サロベツ国立公園』の一部。国内最大の高層湿原でもあり、ラムサール条約に登録される世界的に重要な湿地のひとつでもある。1万年前、海とつながる大きな湖であったこの地は、植物が枯れて泥炭となることで年月をかけて湿原へと姿を変えた。広大な原野にはサロベツを代表する花『エゾカンゾウ』をはじめ、100種類以上の花々や野鳥、動物たちが暮らしている。

注目ポイント

豊かな自然
動物と野鳥たちの楽園

キタキツネやエゾシカなど多くの動物たちをはじめ、氷河期時代の生き残り『コモチカナヘビ』や、絶滅が心配される『シマアオジ』も生息。天然記念物『オオヒシクイ』など、多くの渡り鳥もやってくる生き物の宝庫。

『サロベツ湿原センター』
木道(自然観察路)

映画『北のカナリアたち』のロケ地でもあるサロベツ湿原センターでは、湿原に生息する動物や花々、泥炭採掘の歴史など多くの資料を展示。湿原へのびる木道(自然散策路)では、豊かな自然を体感することができる。

『サロベツ・
ネイチャー・ガイド』

サロベツ原野の自然を体感できるネイチャーガイド。 旬の花を中心に自然散策路の植物を案内してもらえる。積雪期にはスノーシューを履き、他の季節には入ることのできない湿原の上や森の中、川の上などを歩くこともできる。

サロベツ湿原の
いきものたち

エゾカンゾウ
豊富町の町の花。湿原全体を一面のオレンジ色に染め上げる風景は圧巻。6月下旬~7月上旬に見頃を迎える。北日本の厳しい環境に適応して形態が変化している。
ヒメシャクナゲ

高層湿原を代表する花。厳しい環境に耐えるため高さは10cmに満たない。学名に『Andromeda polifolia』ギリシャ神話の王女の名を冠した可憐な花が咲く。

<絶滅危惧種>
シマアオジ

かつては北海道に多く生息していたが90年頃から急激に数が減少。今ではサロベツ湿原センターの木道周辺でしか見られなくなった国内で最も絶滅に近い鳥類。  

<天然記念物>
オオワシ

オジロワシとともに冬の日本にやってくる天然記念物。サロベツを含む道北の海岸沿いは国内で最も多くみられる地域のひとつ。

 

コモチカナヘビ

母親がお腹の中で卵を孵し、子トカゲの姿で生まれる爬虫類では変わった生態を持つ。ロシア極東~ヨーロッパ北部に広く分布するが、日本ではサロベツ周辺のみ。

エゾモモンガ

北海道に生息するモモンガの一種。樹に作った巣穴を中心に生活し、地上には滅多に降りない。夜行性だが日中活動することも。

 

©NPO Sarobetsu Eco Network
ヒメシャクナゲ

高層湿原を代表する花。厳しい環境に耐えるため高さは10cmに満たない。学名に『Andromeda polifolia』ギリシャ神話の王女の名を冠した可憐な花が咲く。

日本最北の百名山
利尻富士(利尻山)

海に浮かぶ『日本百名山』の
絶景を望む

最北の離島『礼文島』の隣、『利尻島』の中央にそびえる『利尻山』。島の大部分を山が占めているため、対岸から望む姿はまるで「海に浮かぶ山」のように見える。富士山のようなきれいな稜線から『利尻富士』として親しまれ、日本百名山のひとつにもあげられている。

viewポイント

サロベツ湿原を見渡す
『宮の台展望台』

眼下に広大なサロベツ原野の大自然、その先にそびえる雄大な利尻富士を望むことのできるベストスポット。昭和 38年に義宮殿下が視察されたことで現在の『宮の台展望台』と呼ばれるようになった。

広大な自然を満喫
『大規模草地牧場』

東京ドーム約 320個分、総面積 1500 haの日本有数の規模を誇る大規模草地牧場。見渡す限り牧場が続くなだらかな丘陵地帯には、約 1500頭の乳牛が放牧され牧歌的なのどかな風景が広がっている。

感動の夕陽を望む
『稚咲内海岸』

稚咲内海岸からの夕刻の眺めは絶景。海岸線のオロロンラインは道路が一直線に延び、美しい景色を見ながら走れる最高のドライブコース。海岸線に夕陽が沈む頃、利尻富士も見事なシルエットに。

四季折々の
利尻富士

春の始まり
湿原はまだ枯れ色だが、足元では芽吹きの準備が整う。利尻富士は春先まだ真っ白な雪に覆われ、少しずつ裾野から雪解けしていく。沢筋には9月頃まで雪が残る。
夏の終わり

島に咲く高山植物が見頃を迎える7~8月は利尻島のベストシーズン。利尻富士の雪が溶けて本格的な登山が楽しめるのも夏だけなので、足を伸ばして訪れてみては。

秋の訪れ

キャンプ客で賑う夏が終わり、人の姿のなくなった兜沼からの景色。多くの水鳥の飛来地としても知られる沼に北から雁たちの群が訪れ、秋は深まりをましていく。 

長い冬

美しい雪化粧の利尻富士。冬は空気も澄み、凛とした姿を際立たせる。島ではスノーシューやバックカントリーなど、冬ならではのアトラクションを楽しむことも。

©NPO Sarobetsu Eco Network
夏の終わり

島に咲く高山植物が見頃を迎える7~8月は利尻島のベストシーズン。利尻富士の雪が溶けて本格的な登山が楽しめるのも夏だけなので、足を伸ばして訪れてみては。

日本最北の温泉郷
豊富温泉

世界的にも珍しい『油風呂』の
湯を愉しむ

豊富温泉のはじまりは、開拓まもない大正期のこと。石油の試験掘削で温泉と天然ガスが噴出したことをきっかけに、湯治場が誕生。茶褐色の湯は「ナトリウム塩化物泉」で、とろみのあるまろやかな湯ざわりとほのかな石油の香りが、この温泉の由来を感じさせる。お湯は保温・保湿の効果が高いことからアトピーなどの皮膚病に効果があるとされ、全国から湯治客が訪れることでも知られている。

魅力ポイント

日本全国から
湯治客が訪れる名湯

油分を含んだ独特の泉質は世界でも大変珍しく、多くの湯治客が訪れる。弱アルカリ性のお湯は肌に優しく、油分に含まれるタール等の成分が、乾癬やアトピーといった皮膚疾患に良いとされている。

豊富町営温泉入浴施設
『ふれあいセンター』

源泉をそのまま引いた湯治客用の浴場と一般客用の浴場を完備。館内ではヨガ教室のほか、様々なイベントを開催。レストランでは鹿肉のジンギスカンや豊富牛乳製品など地元の特産品も楽しめる。

風呂上がりに最高!
『豊富牛乳ソフト』

風呂上がりにぜひ味わってほしいのが、広大な牧草地で放牧されて育った牛たちの『北海道豊富(サロベツ)牛乳』で作られたソフトクリーム。川島旅館の『湯あがり温泉プリン』もおすすめ。

豊富温泉の
おすすめグルメ


とよとみ牛乳 
ソフトクリーム

酪農家でもあるオーナーが味にこだわったソフトクリーム。『北海道ソフトクリームグランプリ2019』でグランプリを獲得した、自慢の一品。

エゾシカ肉料理
北海道の広大な野山を駆けめぐるエゾシカの肉は、低カロリー&高タンパクなヘルシー食材としして注目されている食材。ジンギスカンや角煮などはお土産にも最適。

 

ミルクラーメン
とよとみ牛乳と味噌をベースにしたスープが絶品のミルクラーメン。ミルクとラーメンの少し不思議な組み合わせだが、さっぱりしつつもコクがありとても美味しい。
とよとみフレーバーバター

バターそのものに旨味がつまっているフレーバーバター。エゾバフンウニや利尻昆布などの特産品、いちごや山わさびなどバリエーション豊かなフレーバーが揃う。

エゾシカ肉料理
北海道の広大な野山を駆けめぐるエゾシカの肉は、低カロリー&高タンパクなヘルシー食材としして注目されている食材。ジンギスカンや角煮などはお土産にも最適。

 

アクセス

東京・大阪から飛行機で

札幌から電車・車・バスで