盗聴器発見調査をするとき、犯人を予想することで、盗聴器が仕掛けられる場所、盗聴器が仕掛けられた時期をある程度予想することができます。
一般家庭で盗聴器が仕掛けられるケースで、予想される犯人像は以下のとおり。
- 家族(親族、兄弟)
- 家に招いたことがある友人
- 元恋人(元夫婦)
- まったくの他人
実際に盗聴器を仕掛ける犯人で多いのは、家族といわれています。
親や兄弟、親戚が、あなたのことを心配して盗聴器を取り付けることもあれば、だたの興味本位で盗聴器を仕掛けることもあります。
また、元恋人や夫婦、家に招いたことがある親しい友人などが、盗聴器を仕掛ける犯人として候補に挙がります。
意外かもしれませんが、他人が勝手に家に侵入して盗聴器を仕掛けるというのは少ないようです。
では、盗聴器が仕掛けられる場所ですが、これにもいくつか候補があります。
- 居間と寝室
- 玄関
- 応接間
- 大きな窓に面した部屋(ベランダがある部屋)
居間や寝室は盗聴器が仕掛けられる場所の定番です。
また、意外と玄関に盗聴器が仕掛けられるケースもあります。
来客のある家の人なら、応接間がある家も多いので、応接間も盗聴器が仕掛けられることがあるそうです。
そして、大きな窓に面した部屋で2階のベランダがある部屋は、2階ということで戸締りが甘くなっていて、盗聴器を仕掛ける犯人が窓から家に侵入する経路となっていることがあります。
盗聴器を仕掛ける犯人像と、盗聴器が仕掛けられる場所の予想ができれば、盗聴器発見調査の効率が良くなるだけでなく、盗聴器を仕掛けられないように予防を行うことも可能ですので、覚えておきましょう。