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盗聴器発見器を使った調査と発見できる盗聴器の種類

盗聴器発見器を使って、発見できる盗聴器の種類と盗聴器発見器について

盗聴器発見器を使って、発見できる盗聴器の種類と盗聴器発見器の性能について

盗聴から個人情報を守る方法

盗聴とは、昔からよく使われる個人情報や機密情報を盗む手段です。

企業で重要な話し合いが行われる会議室に、競合他社が盗聴器を仕掛けたり。
アイドルや俳優のプライベートを盗み聞くため、過激なファンがプレゼントに盗聴器を仕込んだり。

盗聴に関する事件には様々な物があります。
しかし、一般の人は盗聴に対してどこか他人事に思っている人が多いようです。
確かに、先にあげた例からは、企業や著名人が盗聴のターゲットにされているため、一般の方が「まさか自分が盗聴されるなんてありえない」と思っている場合があります。

ですが、一般の方も知らず知らずに盗聴されている場合があります。
こちらでは、盗聴器に関する情報から、盗聴器を発見する盗聴器発見器、盗聴を予防するのに必要な知識をまとめてご紹介します。
盗聴の予防、対策に役立つ情報をご紹介します!

盗聴器発見器とは、盗聴器発見器の種類について

盗聴器発見器では、全ての盗聴器を見つけることができると思っている人がいますが、これは間違いです。
盗聴器には複数の種類があり、その盗聴器を見つけるには、それぞれの盗聴器に対応した盗聴器発見器が必要になります。

・従来のアナログ式盗聴器を見つける発見器
一般的に盗聴でよく使われる盗聴器に、アナログ式盗聴器があります。このアナログ式盗聴器を見つけるための盗聴器発見器はもっとも種類が多く、価格も安いため、盗聴器を見つけたい人、盗聴器発見業務を行っている業者なども購入しています。


・特殊盗聴に対応した特別な盗聴器発見器
なんとも曖昧な表現ですが、特殊な盗聴器を見つけるためには、それに対応した特別な盗聴器発見器が必要です。
例えば、特別な盗聴器の1つにリモコン式盗聴器というものがあります。盗聴器の電源を離れた場所から任意にON/OFF切り替えることができるので、発見が難しい盗聴器です。
このリモコン式盗聴器を見つけるには、強制的に盗聴器の電源をONにする盗聴器と対になっている盗聴器発見器が必要です。
ただのアナログ式盗聴器でも電波を傍受することはできるかもしれませんが、電源が入っていない、電波を発信していない盗聴器を見つけるのは困難です。


・最近被害が増えているデジタル式盗聴器を見つける発見器
盗聴器の中にはデジタル式盗聴器というものがあります。デジタル式盗聴器とはアナログ電波ではなく、デジタル電波を使った盗聴器のことで、携帯電話(プリペイド式携帯電話など)を改造して盗聴器にしたものです。
このデジタル式盗聴器ですが、発見は難しく(携帯の電波は日常にあふれているため)、また、最近ではスマートフォンに監視アプリをダウンロードして、相手の通話を盗聴するなど、新しい方法で盗聴される危険が出てきました。

盗聴アプリと盗聴器発見アプリについて

盗聴アプリ、盗聴器発見アプリというものを偶に見かけることがあります。

これらのアプリは、スマートフォンにダウンロードして使用するもので、iPhoneやAndroidスマホの盗聴に使われます。
また、盗聴器発見アプリとありますが、実際のところはただのセキュリティアプリで、携帯電話に危険なアプリケーションがダウンロードされていないか調べることができるだけで、従来の盗聴器発見器のように、スマホを使って盗聴電波を傍受するといったことが出来るわけではありません。

そもそも、スマホで使われる電波の種類とアナログ式やデジタル式盗聴器で使われる電波の種類は別なので、スマホで盗聴電波を傍受することは、性能のよし悪しは関係なく、規格的に不可能です。

スマートフォンの盗聴には、OSのセキュリティをアップロードさせるのが効果的です。OSに脆弱性が見つかったりすると、セキュリティホールを修正した最新のバージョンがアップロードされるので、小まめにOSのアップロードを行いましょう。

また不審なアプリがスマートフォンにインストールされていないか、設定画面で確認をする、セキュリティアプリをインストールして、スマートフォンで危険なアプリが起動していないかチェックしましょう。

しかし、危険なアプリの中には、スマートフォンの使用者にわからないよう不可視化されているアプリもあるといいます。どのようなアプリがインストールされているのかチェックすることも大事ですが、定期的に最新のセキュリティ対策用のアプリをアップデートさせておくことも必要です。

パソコンでもそうですが、ネットワークを介した盗聴は昔から言われてきたことです。スマートフォンもパソコンとほぼ同じレベルのセキュリティ対策が必要です。

参考:http://www.xn--u9j365ieqk91gx2m4pal25c89q.xyz/danger_apps.html

盗聴器の周波数と携帯電話の周波数の違い

先ほど少しだけ、スマホと盗聴器の電波は種類が違うという話をしましたが、盗聴器発見器の中には高感度の種類があり(1台の価格が100万円を超える種類もある)、その盗聴器発見器なら多くの盗聴電波をキャッチすることができますが、一般の方にはあまり必要のない物です。

自分で盗聴器発見器を使うなら、この周波数の違いについて知っておくことは大事です。

・アナログ式盗聴器で使われる周波数
盗聴6波と呼ばれる6つの周波数が有名です。

UHF帯盗聴周波数
Ach : 398.605MHz
Bch : 399.455MHz
Cch : 399.030MHz

VHF帯盗聴周波数
Ach : 139.970MHz
Bch : 140.000MHz
Cch : 139.940MHz


・デジタル式盗聴器(携帯電話)で使われる周波数
複数の携帯キャリアがありますが、だいたい800MHzから2.1GHzが一般的ではないでしょうか。
携帯電話の場合、周波数帯というより、「バンド」という表示をしているので、自分が使用している携帯電話のバンドを確かめてみるのもいいかもしれません。

参考:http://www.akai-tap.com/

・様々な盗聴の方法
盗聴器には特定の周波数が使われていることが多いですが、例外もあります。電波を発信しないタイプの盗聴器もあり、このような盗聴器は、自宅の電話回線やスマートフォン通話を録音するタイプの物から、コンクリートマイクなど物理的に音を拾って盗聴するといった方法もあります。
少し特殊な例外になりますが、電子機器が発している電気信号、電磁波を傍受する盗聴もあったりします。

盗聴の方法を使う人間によって違いがあり、全ての盗聴を防ぐことは難しいかもしれません。ですが、盗聴対策をまったくしないのも問題です。

盗聴対策を行うときは、どのような盗聴器に対して有効な方法なのかを意識して、盗聴対策を行うべきです。

盗聴器を仕掛ける犯人と盗聴器を仕掛ける場所

盗聴器発見調査をするとき、犯人を予想することで、盗聴器が仕掛けられる場所、盗聴器が仕掛けられた時期をある程度予想することができます。

一般家庭で盗聴器が仕掛けられるケースで、予想される犯人像は以下のとおり。

  • 家族(親族、兄弟)
  • 家に招いたことがある友人
  • 元恋人(元夫婦)
  • まったくの他人

実際に盗聴器を仕掛ける犯人で多いのは、家族といわれています。
親や兄弟、親戚が、あなたのことを心配して盗聴器を取り付けることもあれば、だたの興味本位で盗聴器を仕掛けることもあります。

また、元恋人や夫婦、家に招いたことがある親しい友人などが、盗聴器を仕掛ける犯人として候補に挙がります。

意外かもしれませんが、他人が勝手に家に侵入して盗聴器を仕掛けるというのは少ないようです。

では、盗聴器が仕掛けられる場所ですが、これにもいくつか候補があります。

  • 居間と寝室
  • 玄関
  • 応接間
  • 大きな窓に面した部屋(ベランダがある部屋)

居間や寝室は盗聴器が仕掛けられる場所の定番です。
また、意外と玄関に盗聴器が仕掛けられるケースもあります。

来客のある家の人なら、応接間がある家も多いので、応接間も盗聴器が仕掛けられることがあるそうです。

そして、大きな窓に面した部屋で2階のベランダがある部屋は、2階ということで戸締りが甘くなっていて、盗聴器を仕掛ける犯人が窓から家に侵入する経路となっていることがあります。


盗聴器を仕掛ける犯人像と、盗聴器が仕掛けられる場所の予想ができれば、盗聴器発見調査の効率が良くなるだけでなく、盗聴器を仕掛けられないように予防を行うことも可能ですので、覚えておきましょう。