利隆・刃物製造
By Toshitaka Seki,Japan

新たな可能性・・・
自分を信じて
輝く未来へ









本職用牛刀
業務用牛刀
高級料理包丁
各種製造

High Quality
Chef's Knives

Made in Seki Japan

代表者メッセージ

包丁一筋・一丁入魂
究極の切れ味を求めて

【沿革】
1928年 先代・玉田利男誕生
1940年 老舗刃物メーカー社長に引き取られ、刃物製造を手伝う(先代12歳)
1981年 現代表・玉田隆文誕生
1992年 退職後、「カットラリータマダ」を創業(先代65歳)
2000年 現代表玉田隆文が先代の元で、修行をはじめる(先代71歳・現代表18歳)
2004年 屋号変更「カットラリータマダ」より「利隆」へ
2014年 先代・玉田利男が関市卓越技能者として表彰される(先代86歳)
2015年 先代より玉田隆文が「 利隆 」の代表を受け継ぐ(現代表34歳)
2017年 創業25周年を迎える

【利隆の歴史】
当社は平成4年に先代の玉田利男が「 カットラリータマダ 」を立ち上げ、
現在の屋号は「 利隆 」です。

先代は12歳の頃より丁稚奉公として岐阜県関市の老舗刃物メーカーにて
刃物の製造に携わり、約50年間、刃物一本の人生を送っておりました。
退職後創業し、当初は食肉を加工する為に使用される、本職用牛刀をメインに
製造を開始しました。

食肉加工の職人様は、並々ならぬ包丁へのこだわりがあり、もし一度でも
その包丁に不具合があれば、そのブランドの包丁は二度と使っては頂けません。
また、2006年頃より本格的に製造をはじめた業務用牛刀を使用されるプロの料理人様も
同じことです。

現在は業務用・本職用牛刀の製造を手掛けており、主に食肉を加工する職人様や、
プロの料理人様がご使用される包丁をメインに製造しております。


【利隆の想い】
ある料理人の方がおっしゃたことですが、
「 包丁は料理人にとって魂。仕事の時はどのような場所、国内外問わず、包丁
だけは持参する。包丁だけは自分の道具でなければやりにくい。」と。

毎日仕事で使う道具ですので、包丁の切れ味、切れ味の持続性、砥ぎ易さ、使い
易さを兼ね備えた包丁を絶えず求めております。また、包丁を毎日使用されている
方々は、皆様同じことをおっしゃいます。

「 良い包丁は、一度持つ(握る)だけでわかる。そこでこの包丁を使いたいか
使いたくないかが決まる」と。

代々関で造られてきた刀は「折れず・曲がらず・よく切れる」と評判で
戦国時代にその最盛期を迎えます。

私共はその精神を受け継ぎ、以下の点に注意して日々包丁を製造しております。

・鋼材の選定
・焼入れでの硬さ
・寸分狂いがない形状
・砥ぎでのムラのない刀身の厚み
・錆が発生しにくい刀身の仕上げ
・握りやすいハンドルの仕上げ
・切れ味が決まる刃付け
・妥協ない品質管理

これらすべて各工程を受け持つ職人さんの腕・直感・経験によって決まります。


利隆はいっさいの妥協なく、包丁一筋、一丁入魂、究極の切れ味を求め
当社スタッフ、各工程の職人さんと共に日々包丁製造に励んでおります。

関の刃物・歴史

今から約780年前、九州の刀匠元重が関へ移り住み、はじめて関で日本刀がつくられた。この元重を刀祖と崇めながら、毎年11月8日を刃物の日と定め刃物供養祭を行っている。その頃の刀匠は日本の各地を遍歴し、刀に適する鉄や、焼き入れに必要な良質の水、焼刃土などを探し歩いたものと思われる。

その後、関から多くの名工が輩出したが、中でも孫六兼元や和泉守兼定は有名である。孫六兼元は独特の作風を起こし、四方詰めの製法と三本杉の刃紋によりその名声は広く天下に鳴り響いた。世の移り変わりに従い、刀鍛冶にも盛衰があり、江戸中期(元禄時代)には刀の需要も減り、一部の刀匠は包丁、鎌などを打つ農鍛冶に転じた。

明治9年に廃刀令が布かれるに及び、刀鍛冶の殆どが実用的な家庭用刃物の生産に転向し、欧米から紹介されたポケットナイフの生産も始められた。明治27年には朝鮮(当時)へ打刃物類が輸出され、明治30年にはカナダへポケットナイフが出荷された。下って大正8年には金属洋食器(スプーン、フォーク、ナイフ)、昭和7年にはカミソリの生産がはじまり、戦前には大正、昭和を通じて、東南アジアへの輸出も盛んに行われた。

戦時中は一時軍刀生産一色に包まれるが、戦後は、再び伝統技術を生かして、包丁、ポケットナイフ、鋏、キッチンナイフ、爪切り、カミソリ、洋食器、アウトドアナイフなどがつくられ、国内は勿論、アメリカ、ヨーロッパを始め世界各国に輸出され、関はドイツのゾーリンゲンと並び称される世界の刃物産地に成長した。

関の刃物生産の特徴は多品種少量生産で、伝統技術に現代感覚を盛り込んだ数多くの新製品を生み出しながら、激動する国際経済情勢の中、着実に前進を続けている。

製品の紹介

本職用牛刀

こちらの製品は、主に食肉を加工する際に、使われる包丁です。
肉の各部位によって、包丁の種類を使い分けるため、色々な形や、長さの違う包丁を用意しています。
肉の加工工場や精肉店、狩猟をされる方向けの製品です。

業務用牛刀/高級料理包丁

こちらの製品は、主にプロの料理人が使用する包丁です。
野菜やお肉などに使用できる三徳型や、牛刀型があり、使う用途によりサイズの違う牛刀やぺティーナイフがあります。
プロの料理人や、料理にこだわる方向けの製品です。

製造工程の一部

焼入れ/歪みとり

鉄板からプレス抜きした包丁に、焼きを入れます。そのままでは、なまくらで切れません。刃物として命ともいうべき、切れ味を出すため焼きを入れ、素材を最大限に活かすため、硬度を上げます。焼入れのみだと折れやすいので、粘りを与えるために焼き戻し作業を行います。一連の熱処理を行うと包丁に歪みが出るため、歪みをハンマーやタガネを使い、包丁を真っすぐにします。

砥ぎ

熱処理後、自動研削機にて包丁を粗削りし、その後回転する大きな水砥石で砥ぎ作業を行います。背中から刃先にかけて緩やかなカーブを描くように削っていき、ハマグリ刃を作っていきます。包丁が食材に食い込み易く、かつ丈夫な刃に仕上げていきます。
包丁の表面と刃先の状態を何度も確認しながら徐々に削り、理想の刀身に砥いでいきます。包丁の切れ味を左右する重要な工程のため、職人の腕を必要とします。また、業務用牛刀や高級料理包丁には必須の工程です。

背スリ/研磨仕上げ

プレス抜きをした包丁は、プレス面にバリがあったり、面が淵ダレしているため、包丁の背中部分をペーパー等を使い削って磨いていきます。また、プレス抜きした包丁は切っ先が丸いため、鋭く尖らせるためにも必要な工程です。
背スリ作業にて、包丁の形状を整えていきます。
それと同時に刀身の砥ぎ目を細かくしてきます。番手の違うバフを何枚か使用し、徐々に細かい目に仕上げていきます。包丁の種類によっては、ヘアライン仕上げや砂バフ仕上げを行います。

ハンドル取付け~仕上げ

砥ぎや背スリ後、包丁の表面を細かく磨いたのち、ハンドルの取付けを行います。
木柄タイプのハンドルは、刀身とハンドルを鋲でかしめます。ハンドル部の鋲や金属部との段差をなくすためペーパーやバフを使い、削って磨いて仕上げます。こちらの工程で握りやすさと美しさ、包丁を使用される方の手への安全性が向上します。
また、樹脂ハンドルの場合は、樹脂成型機にて、ハンドルを取り付けていきます。

最終刃付け

この工程で包丁の切れ味が決まります。
いくら高級な材料を使って、高度な熱処理や、一流の職人による砥、磨きを行った包丁でも、最終刃付けをうまくやらなければ、よい切れ味にはなりません。包丁の使用用途によって、砥石(砥石粒度)刃の角度を調整し、繊細な刃に仕上げていきます。

洗い/検品/包装

最終的にお客様の手元に届く状態にするため、1丁1丁、丁寧に洗浄、検品を行い、その後包装していきます。検品時に不具合が発見された包丁は、各工程に戻され、手直し・修正を行い、適正な包丁に仕上げます。
これは製造の最終段階であり、品質を維持する重要な工程となっております。

会社情報

屋号 利隆
代表者 玉田隆文
創業 1992年(平成4年)
住所 岐阜県関市倉知4332
Tel/Fax
(0575)22-4832
e-mail toshitaka.sekijapan@gmail.com
従業員数 5人(パート2人含む)
業務内容 業務用牛刀・本職用牛刀
高級料理包丁製造
創業 1992年(平成4年)