【マスコミを盲信?する日本人】
2020年3月に公表された世界価値観調査によれば日本人のマスコミ(新聞・テレビ)への信頼度が先進国の中で異様に高いという結果が出ています。(日本60~70%台、アメリカ20%台、イギリス10%台、ドイツ30%台、フランス20%台、イタリア30%台)
これは信じやすい素直な国民性と言えるかも知れませんが、裏を返せば私たち日本人が自分で調べたり考えようとしない騙されやすい国民であるとも言えます。
例えばマスコミの報道内容が選挙の結果に大きな影響を与えることは皆さんも実感されることだと思います。また今まさに起こっているコロナ禍でも、身の周りの現実よりテレビの情報に過度に反応してしまう人が多いのではないでしょうか。
そしてこれが日本人が幸福感を得られにくいことにもつながっているという調査結果もあります(内閣府「生活の質に関する調査」:マスコミへの信頼度は幸福度向上につながりにくい)。
【恐ろしい格差社会がやってくる】
アフターコロナと言われるこれからの社会では、さらに格差が広がり深刻になるという指摘をよく耳にします。これは支配する側と支配される側が明確に区別されていくということでもあります。
コロナ禍の過度な自粛政策で観光や飲食・交通関連産業などがどん底に突き落とされ、苦境に立たされている一方でGAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)など情報産業を独占する巨大企業は莫大な利益を上げ、この5社だけの株式時価総額が日本の東証1部2部(約2,500社)の総額さえ上回るほどの規模になっています。
【日本人というだけで既に情報弱者!?】
世界の人口約77億人のうち日本人はわずか1.5%です。日本語のニュースしか知らないということは世界の動きを理解できていない可能性が高いということになります。
事実、アメリカを拠点として活動している投資家のセミナーで聞いた話では、重要な情報ほど日本語化されていないと感じるとのことでした。その投資家は料金を払って信頼できるシンクタンクから情報を買っているそうです。与えられるマスコミの情報では重要な判断を間違うということでした。
【自分で調べて考えることが大切です】
今、世界で何が起こっているのか。
テレビや新聞は、あなた自身や家族の幸福な生活を守るために必要な情報を与えてくれていないかも知れません。
与えられる情報に疑問を持ち、自分で調べて考える事こそ幸福な人生を送るためには不可欠です。
・一流のジャーナリストから世界の生きた情報を受け取り、マスコミから与えられる情報がいかに偏っているかに気付き、自分で調べ考えることの重要性を感じることができます。
・アメリカで起こる社会の変化は近い将来必ず日本にも押し寄せてきます。今まさに起こっている世界の変化とその本当の意味を知ることができます。
・これから訪れるであろう深刻な格差社会にどう対応していくべきか、自分や家族の幸せな生活を守るためのヒントが得られます。
【日本の青少年は自己肯定感が低い!】
国立青少年教育振興機構の「高校生の心と体の健康に関する意識調査」(平成30年報告)によれば、「私は価値のある人間だと思う」と答えたのは、日本:44.9%、アメリカ:83.8%、中国:80.2%、韓国83.7%となっており、日本の青少年の自己肯定感が非常に低いという結果が出ています。これを日本人の謙虚な民族性などと誤魔化すのは大人の責任逃れでしかありません。
子どもたちには夢や目標を持って欲しい!と口にする大人は多いですが、ではどうすれば子供たちは夢や目標を持てるのでしょうか?「夢を持ちなさい!」と言われても子どもたちはどうしていいかわからないはずです。
「いじめはダメ」、「困っている人には親切に」、「立派な人になりなさい」などと理屈で教えても子どもたちの心には響きません(叱られないようにお利口さんにすることはできるかも知れませんが)。
【なぜ偉人伝に取り組むのか‼】
人を行動に駆り立てるのは「理屈」ではなく「こころ」です。夢を持ち、志を立てて世のため人のために尽くした偉人の生き様を知ることで子供たちの心は揺さぶられます。
日本の歴史を振り返れば命を賭けて国のために尽くした数多の偉人たちに出会うことができます。先人の生き様に心を揺さぶられ「こんな立派な人になりたい!」と夢を抱いた子供がいじめなどするはずはありません。そしてそんな子供たちの感性を引き出し伸ばすのが私たち大人の役割であるはずです。
子どもたちに必要なのは生きるお手本です。(株)寺子屋モデルでこんな気付きを頂いて共感し、偉人伝の活動を始めました。
発展途上国の子どもたちに「夢は?」と尋ねれば「お父さんお母さんに楽をさせてあげたい」とか「自分の国をもっと発展させたい」という答えが返って来るそうです。日本ではどうでしょうか? 自分の収入や生活安定など自己中心的なことばかりが先立っているのではないかと危惧します。
戦後の教育を受けた私たち大人にも同じ問題が潜んでいるのではないでしょうか。自分以外の人のために何ができるか?それを考え行動できる人こそ「自立した人」と言えるのだと思います。
「一身独立して一国独立す」とは福沢諭吉が『学問のすゝめ』で説いた言葉ですが、今まさに日本は経済的にも衰退を続け国家の自立が脅かされています。つまり私たち一人一人の自立が求められているのです。
幾多の困難を乗り越え日本の名誉のために命がけで南極探検に挑み自立の精神を体現した「白瀬矗(しらせのぶ)」の生き様をお伝えします。
開催日 | 令和3年7月3日土曜日 |
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会 場 | 武雄温泉 湯元荘 東洋館 :佐賀県武雄市 |
【日程詳細】 | |
・受 付 | 17:00~17:30 |
・朝長勇が語る偉人伝「白瀬矗」 | 17:30~18:20 |
・篠原常一郎氏講演会 | 18:20~20:00 |
・懇親会(希望者) | 20:00~21:30 |
【参加費用】 | |
・講演会(篠原氏講演会+朝長偉人伝) | 2,000円(当日会場にてお支払い) |
・懇親会費(希望者) | 7千円程度(当日実費精算) |
・東洋館宿泊費(希望者) ※個室、相部屋など希望により割り振りを行います。 |
おひとり様:12,000円~15,000円程度 |
お問い合せ | 朝長勇 携帯:090-3192-0391 メール:tomonagaisamu@po.saganet.ne.jp |
・懇親会(希望者) | 20:00~21:30 |