新型コロナウイルスの感染が未だ続く中、東京アラートが解除されて間もなく、2020年の東京都知事選挙が、6月18日に告示日を迎え、同日17時に届け出が締め切られました。
最終的な立候補者数は、現職と新人の計22人で、過去最多となっています。
過去2回、実施された都知事選挙は、現職都知事が政治と金の諸問題で途中辞任したことにより実施されました。
しかし、今回の都知事選挙は、小池都政の中、順当に実施されます。
振り返れば、任期満了による選挙は、2011年以来、9年ぶりとなります。
都知事選挙の争点となるのは、来年に延期された東京オリンピック・パラリンピックへの対応・小池都政4年間の評価・新型コロナウイルス対策、などとなります。
前回、2016年の都知事選には、新人21人が立候補する中、無所属の元衆院議員で防衛大臣・小池百合子氏(現在64歳)が、291万2,628票(得票率44.5%)を獲得して初当選しています。投票率は59.73%の選挙戦でした。
2020年7月5日に投票日を迎える今回の東京都知事選は、即日に開票されて結果が判明します。
なお、17日現在の東京都の有権者数は1,146万8,938人(東京都選挙管理委員会調べ)です。