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「資本論」オンライン講座

 「資本論第1巻」
宮川彰 首都大学東京名誉教授による
       オンライン講座


    主催:とちぎ「資本論」宇都宮教室

とちぎ「資本論」宇都宮教室

私たち、とちぎ「資本論」宇都宮教室では、「資本論」を学びたいという有志が集まり、講師に長年、マルクス経済学を研究された首都大学東京名誉教授、宮川彰先生を迎えてzoom会議を使っての「資本論」学習に取り組んでいます。
現在は第2巻の講座が始まります。
さらに第1巻では通信講座を設けていますのでぜひ、トライしてください。
この機会に「資本論」を学んでみたいという志ある方は、ぜひ下記のメールアドレスまでご連絡ください。

更新:2022年2月20日            公開:2020年8月10日

なぜ、今、「資本論」なのか

私たちは高度に発達した資本主義社会に住んでいます。
多くの人が普通に会社で働き給料を貰い。そのお金で生活しています。
なぜ働けばお金が稼げるのか。なぜお金を出せば好きな商品が買えるのか、こんな素朴な疑問に答えを出せる人がどれだけいるでしょうか。
さらに現代は格差の問題や、温暖化による環境破壊が進行しています。
すべて「利益」最優先の現代の資本主義社会が抱える問題です。
そのような問題の真の原因を探り出すためにも、「資本論」は重要なヒントを与えてくれます。
「資本論」は言葉が難しいです。しかし、みなさんと一緒にオンラインで一歩ずつ学んでいけば必ずわかります。一緒に学習しましょう。

YouTubeで学ぶ「資本論」第1巻通信講座

YouTubeによる「資本論」第1巻通信講座を行っています。
2021年に宮川先生が「資本論」第1巻を1年かけて講義したビデオがあります。
36回x2時間というきめ細かな「資本論」第1巻の講義録となります。
この映像をYouTubeで視聴しながら第1巻を学習して行きます。

受講料 一般 15,000円  (35才以下 10,000円) (DVDでの受講プラス5,000円)

希望される方は下記のメールアドレスまで、ご連絡ください。

お問い合わせ先メール

パソコンメール  tochigidaskapital@gmail.com
スマホメール   ten10ten@docomo.ne.jp
受付、お問い合わせ先は上記メールのみにて受け付けています。

講師 紹介

首都大学東京名誉教授
宮川 彰
1972年東京大学経済学部卒
東京大学院博士課程終了、経済学博士
東京都立大学経済学部教授
2005年より首都大学東京教授
東北大学客員教授
「日本マルクス・エンゲルス研究者の会」代表世話人
新「メガ」(新マルクス・エンゲルス全集)の第Ⅱ部第12~13巻の編集に従事

講師からのメッセージ

新型コロナの禍(わざわ)いと経済大恐慌の追い打ち、オリンピックムードもどこ吹く風、なぜこんなにも、働く意欲が萎(な)え、生きる希望が奪われるのか。日本経済の立ち直りの見通しも暗闇のなか。アベノミクスの無策無定見ぶりに、巷では仕事と暮らし、子育てや老後につきまとう不安・不満が充ちみちています。

【 閉塞、“衰退”の日本 】 その端的な第一の『指標』をあげるなら、「出生率1.43」。ひと世代あとには人口が四分の三に、1億2千万が8千万人に急減してしまう、まぎれもない日本社会“縮小”の予測データです。いなかでの“限界集落”〔まちでも“シャッター通り・限界商店街”〕、大都市では“過密化/路地裏過疎化”、そして仕事廻らず跡継ぎなし、生活設計の見通し困難、──まさに、仕事と生活の持続可能性を見込めず、勤労意欲の減退や生きがいの喪失と結びついた、社会“衰退”の姿です。

【 AI技術では克服できない 】 これを政府財界は、現代の切り札「AI装備」の「IoT技術革新」、で解決を図ろうとしています。しかし、おおきく歪んでしまった極度のアンバランス不均衡化の根本の是正メス入れと処方が展望されているわけではなく、どの課題についても弥縫策でしかない。いまでは資本主義の限界や終焉、取って代わりうる選択肢、が人々の口の端にのぼりはじめています。

 

このような日本や世界が直面するもっとも深刻で切実な社会経済問題を、“病理診断”し、“処方箋を提起”するのが、社会科学の到達した金字塔『資本論』です。

【『資本論』を羅針盤に 】 『資本論』は、〈社会の富はすべて労働者がつくりだしたもの。その富が、どういう仕組みで、だれの懐(ふところ)にはいり胃袋に消えるか?〉をあきらかにします。第1巻では「剰余価値」生産の秘密を洞察し、つづく第2・3巻では、その流通・分配の領域での再生産の進行の法則を解明し、こうして、一国の社会全体として釣合いのとれた持続可能な経済成長・発展のための諸条件と法則性を、ひいては現代がたどり着くべき〔たどり着くハズの〕未来社会(社会主義・共産主義)を、展望します。

今日日(きょうび)のような激動の過渡期・転換期には、はるか人類史の持続可能な発展法則に照らし俯瞰してこそ、こんにち立ちはだかる諸困難の真相が、真の病巣、歪みや異変が、どんな症状に現われるかが、明らかになるのです。

【 社会がわかり自分が見えてくる学びを ! 】 マルクスの資本主義の分析と未来社会への展望の真髄を玩味しましょう。恐慌・不況の基礎理論を学び、現代の経済論争点についても随時、解説します。

『資本論』を初めて繙(ひもと)く方も、どうぞ歓迎します。くりかえし基礎をおさらいしながら、第1巻の峰にいどみましょう。身近な疑問に答え、社会がわかり自分が見えてくる、たのしい講座をめざします。

「資本論」を読むための参考書

「資本論」第1巻を学ぶ  宮川彰 著
副題に「宮川彰講義録」とあるように資本論講座で語られた講義を基に「資本論第1巻」解説書として出版された書籍です。
発行が「ほっとブックス新栄」という地方の出版社より出されています。
税込みで3,080円、ページ数で484という分厚い本ですが、資本論第1巻の重要な所を要所よく解説されています。各編各章にわたり丁寧に解説されているので本編を読みながらこの本で要所要所を抑えて交互に読んでいくと理解が進みます。講座の予習復習にはもってこいの本だと思います。ただ資本論の解説だけでなく現代の資本主義の問題点も鋭く突きながら書かれていますので興味深い一冊であります。
「資本論」を読む   浜林正夫 著
浜林正夫著「『資本論』を読む」は上下の2巻で資本論第1巻を解説しています。
浜林先生は一橋大学名誉教授でイギリス近代史がご専門でした。
「『資本論』を読む」は学習の友社から1994年に出版されており現在は古本でしか手に入らないようです。
労働者教育協会副会長もされていたこともあって労働者でもわかりやすいように書かれています。
重要な「資本論」の術語を取り出してわかりやすく解説されています。
特に初めて「資本論第1巻」を読んでみようという人ならこの本を一読して本編に入ると「資本論第1巻」もなんとか理解ができると思います。
ぜひ一読してほしい一冊です。
「資本論」を読む   浜林正夫 著
浜林正夫著「『資本論』を読む」は上下の2巻で資本論第1巻を解説しています。
浜林先生は一橋大学名誉教授でイギリス近代史がご専門でした。
「『資本論』を読む」は学習の友社から1994年に出版されており現在は古本でしか手に入らないようです。
労働者教育協会副会長もされていたこともあって労働者でもわかりやすいように書かれています。
重要な「資本論」の術語を取り出してわかりやすく解説されています。
特に初めて「資本論第1巻」を読んでみようという人ならこの本を一読して本編に入ると「資本論第1巻」もなんとか理解ができると思います。
ぜひ一読してほしい一冊です。