The SUBIE #4 でAsagiri States of Americaへ渡米くださった皆さま、誠にありがとうございました。

生憎Mt.Fujiは拝めませんでしたが、前日と翌日の悪天候を考えると雨が降らなかったが奇跡的に感じます。本年は過去最多の160台、350名に渡米いただきました。一部プログラムを変更せざるを得ない程、想定よりも遥かに会場を埋め尽くす結果となりましたが、あの日に見たAsagiri Statesの景色は絶景以外の何物でもありませんでした。

突然のFINALを告知させていただいてからAWARD発表のご挨拶まで、自分達で決めたことながら寂しい気持ちでいっぱいでした。けれど最後のお見送りで皆さま1人1人とお話させていただいて感じた皆さんの喜びや充実感、満足に満ち溢れた笑顔で「最後まで全うした」と心から思える最終回でした。

皆さまの喜びが、私たちの原動力でした。それはThe SUBIEが終わってからも変わりません。

Asagiri Statesを「米国のどこか」として仕立て、思う存分楽しんでくださっていた皆さまの姿を目に焼き付け、今後の活動の励みとさせていただきます。

4年間、誠にありがとうございました。また何処かでお会いできる日を楽しみにしております。

USDM PERVERT SUBIE / The SUBIE 運営事務局一同

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◯The STOCK AWARD :2020 FORESTER BASE Conversion

満を持して?満場一致のSTOCK Awardに輝いたSK Foresterは、USDMの極みとも言うべき「絶対日本に無い仕様」を地で行く仕上がり。当初のPremium仕様で見せた充分すぎるほどの完成度では飽き足らず、ブラッシュド仕様のホイールやクロスバーなどのパーツを捨て去りオーナーが選んだのは、まさかのUS BASE仕様へのダウングレード。

BASE Gradeには抱き合わせで付いてくるディフレクター無しのテールゲートにはじまり、国内仕様には使われていない廉価部品を内外装にこれでもかと投入。メカニックの知見を活かしてダウングレードしつつも警告灯の点滅しない快適使用を前提とする玄人仕上がりな一台。

渡米経験のあるCA⇒Hawaii仕様へ変貌を遂げたのも、現地でBASE Gradeが多く生息していることを突き止めた事情通ゆえの選択肢。パウダー塗装風の「ただのシルバー」に塗られたホイールもバッチリ低グレードしています。果たして今後このSKに勝るConversionは現れるのか?!

◯The STANCE AWARD : 2015 LEGACY 3.6R

貴重なLHDで、更に3.6という激レア個体で涼しい顔してUS VIP STYLEを再現したBN Legacy。当初は我流のドレスアップに命をかけていたオーナーも、TRIP OF THE SUBIEやAsagiriの地で感化されUSDMの価値観をしっかり踏襲。

JDM好きな現地フリークがチョイスするであろうSTI製のリップや色味に嫌らしさの無いWORKのホイールはVIP STYLEながらもどこか大人の落ち着きを感じます。エアサスでスマートに車高が調整できるのも、道があまり良くないアメリカ現地の事情としっかりクロスオーバー。

敢えてのノンスモーク、全面薄いミラー仕上げも日差しの強い現地を意識したチョイスかと思いきや、ガラスは発展途上でみんな大好き素ガラスへの戻しを計画中。ご家族が乗るので心配になっちゃいますが、USDMに対してのリスペクトを忘れないオーナーの心意気に今後の進化を期待しちゃいます。

◯The ACTIVE AWARD :2015 FORESTER Touring Conversion


GOLD BODYに身を包んだカラー勝ち個体を大事に料理するSJ Forester。レザーシート問題がありつつも、Hawaii仕様とすることでキルトカバーでクリア。#1開催時から一貫してルーフに乗せられたサーフボードが更にクルマの雰囲気を高めています。

クルマの仕様はディーラー通いが大好きなオプション全部載せオジサンLOOK。バグガード、サイドモール、エアロクロスバー、リアバンパーガード、オプションアルミ…普段なら真っ先に剥がしたいドアバイザーも、この仕様なら納得の装着エピソードが想像できます。

とはいえビックリしたのは、こんなにも雰囲気満点なのに丘サーファーだったという事実!完全なコスプレでした。それに付き合ってくれるご家族も素晴らしい!理想的なUSDMの楽しみ方をされておられました。

◯The MANIAC AWARD :2014 FORESTER 2.5i Premium


正真正銘の新車逆輸入、1オーナー車というSJ Foresterは、1st YEAR MODELながら現地で人気のボディカラー、劣化しがちな灯火レンズ周り含めて大変クリーンかつプレーンな佇まい。

前車からずっと貫いてきたSTOCK STYLEから一変、投入されたアゲ系御用達の社外ホイールによる力強い風貌は、まだまだこれから末永く大事に乗るための「味変」としての策。クルマへの愛情を感じるとともに、玄人だからこそUS純正車高でサラッと履いてしまうあたりもオーナーの知見の深さ、マニアックさが伝わってきます。

更にマニアックなのは、クルマの購入経緯。同モデルがどうしても欲しくて現地を探すも良い個体に巡り会えず、使えるものを駆使して輸出中の船の中でベットしちゃった熱意の塊。現地に着くや否や「え、もう日本に帰るの?!」とクルマから声が聞こえてきそうな程のトンボ帰りを経て、念願叶ってオーナーとなった…こんなエピソード、マニアック以外の何者でもありません!

◯The SPIRIT AWARD :2018 LEGACY SEDAN  SPORTS


元来様々なUS Cultureを持つオーナーが、ちょっと落ち着きたい一心でフルカスタムのチェロキースポーツから買い替えたLegacy Sedan。

とはいえアメリカ好きが抑えられず「雰囲気USDM」を差し支えない程度に投入するも、フラっと立ち寄ったStreetでPERVERT構成員に囲まれ「あそこが違う」「ここやりましょう」などと洗練を受ける。当初は鼻で笑っていたUSDMも、地域設定やオーナーのドラマ仮想など楽しみを見出しすっかりのめり込んでいるご様子。

メカニックという職業柄懸念点を潰さないと落ち着かず、わざわざメーカーに確認して正しいエビデンスを得るのも熱意と気合いの賜物。すぐ近くに同型LHDが現れても怯まず、約2年で仕上げたとは思えない勢いのあるコンバージョンを見せてくれました。

◯The SELECT AWARD : 2002 Impreza WRX 


ピープルズチョイスで映えある1位を獲得したWRXは、初回エントリー時からは想像もつかない程進化を遂げた1台。

現地のJDMフリークが好むスタイルを踏襲しつつ、あくまで改造車趣味を大事にし、中身から外装までしっかりとUSコンバートを抜かりなく実施されています。

純正、社外パーツ問わず多投された現在のスタイルは、ネオクラシックなWRX界隈の見本へと進化を遂げました。今後もきっと現状に満足しない、新たなSTYLEを見せてくれることでしょう。

◯The CAMP AWARD : 2015 HONDA CIVIC・FA1


今回から制定したCamp Awardは、ホンダ乗りのご夫婦でおしゃれに楽しんでいたのが印象的だったFA CIVICに贈呈。1日目の搬入直後から最後の搬出まで、The SUBIEを1から10まで思う存分楽しんでくれていたように思えました。

クルマの方も、いわゆるACTIVEなCamp仕様ではなく、女性オーナーらしい美しくクリーンにまとまった佇まいとマイルドに下げた低めの車高がCampの相棒としては新鮮で、そんな街映えするクルマで敢えてしっかりCampしていたのもポイント高。昨今のCampブームでギア見せびらかしの自慢Campも多い中で、自分たちの「好き」を遠慮なく、バランス良く表現されていました。

◯The COSPLAY AWARD :2004 TOYOTA TACOMA


Asagiri Statesにおいて、The SUBIEをCar ShowとしてだけではなくAmerican Cultureの総合イベントとしてバッチリ現地人成り切りで楽しんでくれていたラガーマン。現に彼はThe SUBIEを「擬似アメリカを全力で堪能できるAmerican CultureとCampのイベント」と主張する。

その基本思考があるからこそ、彼の周りは全てがリアルなAmericaそのもの。言われたって分からないような細かな部分まで、徹底的に現地コスプレを遂行する彼の熱意には頭が上がらない。

また、彼に感化された仲間たちとのやり取りも、充分過ぎるほどAmericaを感じさせてくれるのでした。

◯The AMERICAN SPOT AWARD : 1993 HONDA HELIX Conversion


記念すべき2輪初のエントリーは、USフリークなら一度は意識したであろうHELIX / FUSION。専門店を営むオーナーのこだわりが詰まった1台をお待ちいただきました。

持ち込まれた個体の仕上がりも当然のことながら、北米仕様・国内仕様ともに大好きで知り尽くしているからこその熱意を感じました。当初Camp道具を積んでHELIXのみでエントリーされていたのも、車両に込められた信頼を物語ります。

◯The AMERICAN SPOT AWARD : 2010 INFINITI FX35 SPORTS PKG


本年はもう一台のAmerican Spot Awardがありました。あまりにも自然に佇んでいたので、サラッとインテリアを見て通り過ぎようと思ったところ、思わず二度見して戻ってしまう程。演出されたコスプレの数々は往年のUSイベントで見た「憧れのアメリカ」そのもの。絶対本物だと思った現地ライセンスもなんと巧妙なレプリカと聞いて、確信犯の仕業だったのだと認識。

Conversionだから、 LHDだからという忖度無しに思いっきり現地の匂いを感じさせたのは、細かな演出はもちろんFX35という「日産製アメ車」が放つリアルアメリカ。純正クロームホイールも、シンプルなシルバーのボディカラーも、全てが相まって「勝ち」の風格を感じました。

◯SUBARU STYLE AWARD : 2021 BRZ Limited


界隈でもいち早く現行型のConversionに着手した同個体は、比較対象が居ない独走状態で今日を迎える唯一無二の存在。

レースチームの代表メカニックに選出されるほどの敏腕メカニックなオーナーは、自身のクルマにも全くの抜かり無し。どこが違うと聞かれれば国内仕様とほぼ違うのだが、やはり追従を許さない車種ゆえにあまり目立った驚きが得られないのが悲しいところ。

そこはSUBARU STYLE誌。玄人好みのBRZにバッチリ白羽の矢を当ててくれました。現在は4本100万円の高級ホイールを身に纏い、進化を遂げています。

◯STYLE WAGON AWARD : 2017 NISSAN PATHFINDER Platinum 4WD Family Entertainment Package


昨年まで2011y NISSAN MURANO LE AWD でご参加のオーナーさんがPATHFINDERに乗り換えて参戦。高年式のパスファインダーはレア個体ゆえ、編集部もその存在にビックリ。大層お気に入りで、アワード獲得となりました。

◯AMW AWARD : 2007 SUBARU Outback 3.0R L.L.Bean

こちらも去年からの乗り換え組。雰囲気USDM、スタンス系ではじめたSUBIE LIFEも、Asagiriをきっかけにかなり感化された。

満を持して完成系を北海道から披露しにエントリーしたものの、数々のトラブルであと一歩願い届かず。しかしその心意気を編集部は汲み取って「来年完成させてこなかったらアワード取り上げ」の宿題を、来年への期待を込めて課すのでした。

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