心と身体のやすらぎを感じる
ひとときをつくること
それが私たちにできる被災地支援

被災地での活動が必要な理由


地震などの自然災害に被災された方々には、緊張や不安による首・肩のこわばり、不眠などの身体症状が現れることがあります。
私たち認定NPO法人日本セラピューティック・ケア協会では、被災者の心身ストレスを和らげて心を落ち着かせ、立ち直っていただくためのお手伝いをしています。
私たちは「セラピューティック・ケア」というケア手法を、被災された方々に施したり、また現地にいらっしゃる方にレクチャーしたりと、ひとりでも多くの方のストレスが軽くなることを目指し活動しています。現在は主に「平成28年熊本地震」の被害にあった方々のもとに出向き、ケアを実施しています。

セラピューティック・ケアとは?


「治療力のある介護」を意味する「セラピューティック・ケア」は、 薬剤や道具を使用せず、洋服を着たまま、両手の温もりだけで行えるシンプルかつパワフルなケア方法です。
セラピューティック・ケアの基本は「エフルラージュ(なでること)」と「ニーディング(こねること)」。一定の圧をかけながら、心をこめて両手で優しく撫で、緊張した心と身体をほぐすことで、安らぎを提供することができます。

具体的なセラピューティック・ケアの手法

ネック&ショルダーケア


ストレスが現れやすい肩から背中、首にかけてのエリアをゆっくりと温め、緊張や不安を和らげるリラックス効果の高いケア。導眠効果もあるため、眠れない悩みを持つ方が多い被災地では、特に喜ばれます。

レッグケア


車中生活や、ゴロゴロと横になっていがちな避難所での生活で多いのが脚の浮腫の悩み。痛みもなく、わずか10分ほどで脚の浮腫が軽減され、エコノミークラス症候群の予防に役立ちます。セルフケアとしても活用されています。

被災地支援、これまでの取り組み

2016年4月 南三陸町の仮設住宅にて
2016年5月2日 熊本市内の避難所にて
2016年5月2日 大学内の避難所にて
2016年5月4日 避難所にて
2016年6月25日 阿蘇YMCAにて 災害ボランティアへのケア
2016年6月25日 赤水保育園にて 子どもと親の心のケア
2016年5月2日 熊本市内の避難所にて
主な活動内容

  • 被災地の避難所・仮設住宅等を訪問し、セラピューティック・ケアで心身のケアを行う。(グリーフケア、エコノミークラス症候群の予防含む)【対象】一般の方、高齢者、障がい者、認知症の方、乳幼児~小学校低学年のお子様と保護者など

  • 被災者本人だけでなく、自治体職員や医療関係者、支援者もケアすることで被災者の後方支援を行う。

  • 協会支部のない地域では、現地で被災者支援のボランティアをしてくれる方を対象に講習を行って実技を教授し、継続的にケアが届けられる態勢を作る。

  • 被災地支援のためのチャリティイベントを開催する。

「福岡西方沖地震」発生後の取り組み
2005年3月31日

日本赤十字社福岡県支部からの依頼を受け、九州電力記念体育館(福岡市)に全島避難していた玄界島島民にセラピューティック・ケアを通じて心身のケアを行った。 この日以降も数回、同体育館にケアを届けた。そのうち1回は、授業カリキュラムにセラピューティック・ケアが組み込まれている平岡介護福祉専門学校(福岡県小郡市)の学生にも声をかけ、一緒にボランティアを行った。

「東日本大震災」発生後の取り組み

2011年9月23日・24日


会員であるJAそうまの職員からの依頼を受け、関東支部の会員を含む12名の会員で福島県南相馬市を訪問。2日間で3か所の仮設住宅、約150人にセラピューティック・ケアをお届けした。


2012年6月7日・8日

会員であるJAそうま(福島県)の職員と連絡を取り、会員7名で2度目の南相馬市を訪問。7日は、継続的に被災者にケアが届けられる態勢を作ることを目的に、現地で被災者支援を行っているJAそうまのボランティア団体「すずらん会」の方たちに簡単なセラピューティック・ケア講習会を無料で実施。 翌8日は、すずらん会の方々と共に前田仮設住宅(福島県相馬市)を訪問、約30名の方にケアを行った。


2014年9月21日

NPO法人 まごころサービス福島センターさまのご協力により、午前中は独立行政法人 福祉医療機構助成事業として子育て支援イベント「わらべうたで遊ぼう&ふれあいマッサージ」を 同センター内で開催。午後は浪江町社会福祉協議会にお手配いただき、南矢野目仮設住宅(福島市)にて、男女20名の方にケアを受けていただいた。 南矢野目仮設住宅は、原発事故が原因で避難されている浪江町の住民が多く、肩から首にかけてガチガチに硬くなっている方が何人かいらっしゃったりなど、先の見通しが立たないまま、3 年に及ぶ仮設住宅での暮らしのストレスが体にも影響を与えて いることが窺われた。


2016年4月8日

絵本作家であり、復興みなさん会のメンバーとして被災者支援をされている工藤真弓さんとのご縁から、南三陸町の志津川中 学校 仮設住宅集会所・戸倉中学校 仮設住宅集会所にて被災者 の方々、計27名にセラピューティック・ケアをお届けした。また太宰府天満宮から寄贈していただいたお神酒や、松屋さん(太宰府市)が特別に作ってくださった梅ヶ枝餅も差し入れし、喜んでいただいた。

「熊本地震」発生後の取り組み

2016年4月29日

熊本市立託麻西小学校避難所および熊本県立東稜高等学校避難所を、8名で訪問。被災者の方々約25名にセラピューティック・ケアをお届けした。


2016年5月2日

太宰府市社会福祉協議会より出していただいた熊本市内までのバスで、熊本学園大学避難所・特別養護老人ホーム天寿園・熊本市立一新小学校避難所(いずれも熊本市内)を18名で訪問。被災者の方々約90名にセラピューティック・ケアをお届けした。


2016年5月4日

10名で訪問。熊本市立花陵中学校避難所・熊本ハーベストチャーチ九州キリスト災害支援センター・熊本市立五福小学校避難所(いずれも熊本市内)の被災者の方々、約30名にセラピューティック・ケアをお届けした。


2016年5月25日

太宰府市NPO・ボランティア支援センター「うめさろん」のご協力により、太宰府市役所 市役所前スペースにて熊本地震被災者支援のチャリティイベントを開催。赤ちゃんを抱っこした若いママからご年配の方まで、老若男女81名の方にご協力いただき、集まった募金65,904円を義援金として熊本県庁に送金した。


2016年6月25日

太宰府市社会福祉協議会より福祉バスを出していただき、会員約20名で4回目の熊本被災地支援ボランティアに伺った。午前中に予定していた西原村の避難所でのボランティアは残念ながら雨で受け入れ中止となったため、急きょ、阿蘇YMCAに来られているボランティアさんたちにセラピューティック・ケアを体験していただいた。その後は熊本YMCA赤水保育園に会場を移し、子どもたちとママ・パパ、保育士さんの心のケアのワークショップを開催。約80組の親子にセラピューティック・ケアをお届けした。


主な活動内容

  • 被災地の避難所・仮設住宅等を訪問し、セラピューティック・ケアで心身のケアを行う。(グリーフケア、エコノミークラス症候群の予防含む)【対象】一般の方、高齢者、障がい者、認知症の方、乳幼児~小学校低学年のお子様と保護者など

  • 被災者本人だけでなく、自治体職員や医療関係者、支援者もケアすることで被災者の後方支援を行う。

  • 協会支部のない地域では、現地で被災者支援のボランティアをしてくれる方を対象に講習を行って実技を教授し、継続的にケアが届けられる態勢を作る。

  • 被災地支援のためのチャリティイベントを開催する。

たくさんの被災者の方々に
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