帝塚山学園は、初代理事長・山本藤助氏個人と、山本藤助理事長が関係する団体及び大阪電気軌道株式会社、すなわち現在の近畿日本鉄道株式会社等からの浄財の寄付により創立され、昭和16年2月28日付で、文部大臣より、財団法人帝塚山学園の設置認可を受けました。
建学の理念は、学園の憲法とも言うべき寄附行為第3条の「教育の目的」に定められています。
それは、「国家有為ノ国民ヲ練成スルヲ以テ目的トス」であり、昭和16年当時の社会背景のもと、国家の負荷に任ずべき国家有為の国民を練成するためのものでありました。
その後、昭和25年に私立学校法が施行され、これに伴い、学園の組織は、財団法人から学校法人に変更認可されました。
組織の変更を機に、寄附行為第3条の教育の目的も変更、さらにその後加筆され、現在は「この法人は、教育基本法、学校教育法及び私立学校法に従い、学校教育を行い、社会に有為な人材を育成することを目的とする」と謳われています。
この寄附行為第3条の教育目的は、学園創立当時と現在とでは国家の体制が大きく異なるとはいえ、70余年の歳月を経た今日まで、不易の理念として脈々と受け継がれています。
この有為な人材とは、日本の文化や歴史を正しく学び、自国に対する誇りを持つと共に、他国への敬意を払うことができ、そして品性、教養、知性をしっかりと身に付けた人材のことであります。
2013年入学 在校生 | 学生も先生方もみなさんあたたかい人柄で、アットホームな雰囲気です。みんなで協力する、という空気が当たり前のように存在しているのでとても居心地が良いです。 |
2015年入学 在校生 |
実習に向けての対策の講義をしてくださるので、実習に対して安心して挑めます。またクラスに分かれて講義を受けたりすることが多いので講義が受けやすいです。 |
2015年入学 在校生 |
実習に向けての対策の講義をしてくださるので、実習に対して安心して挑めます。またクラスに分かれて講義を受けたりすることが多いので講義が受けやすいです。 |
2015年入学 在校生 | 心理学部の授業は面白いものが沢山あり、教授との距離が近く質問も気軽に行くことができます。基礎から応用まで幅広い分野の専門の教授もいるので安心です。 |
2016年入学 在校生 | 就職や資格サポートが充実しているので就職活動が始まっても安心して就職活動に専念できると思います。 |
2016年入学 在校生 | 就職や資格サポートが充実しているので就職活動が始まっても安心して就職活動に専念できると思います。 |
2013年入学 在校生 | 管理栄養士を目指す方には親切な方の学校だと思います。こまめに対策講座などもこまめにやってくれるところがあり、私学なので合格率を気にする面が見受けられます。 |
2016年入学 在校生 | 国家試験の合格率もいいし、授業がすごく充実しています!栄養士、管理栄養士以外にもフードコーディネーターや栄養教諭もとれます! |
2016年入学 在校生 | 国家試験の合格率もいいし、授業がすごく充実しています!栄養士、管理栄養士以外にもフードコーディネーターや栄養教諭もとれます! |
生きた語学力と国際感覚を養う国際交流。
本学では、海外留学奨学生制度をはじめ多彩なプログラムで、世界に積極的に飛び出していく学生を力強くバックアップ。
また、学内にも多様な国からの留学生を受け入れ、2wayの国際交流を推進しています。
帝塚山学園は、昭和16年2月28日に創立され、その4月、奈良市学園南(※当時は奈良県生駒郡伏見村)に旧制帝塚山中学校を開校し、第一歩を歩み始めました。
構想では、7年制の旧制高等学校設立でありましたが、制度上の制約から中学校の設置となりました。入学生は僅か171人でありました。
戦後の学制改革により、昭和22年に男女共学の新制中学校、翌23年に帝塚山高等学校を開設しました。
昭和25年に、森礒吉先生が学園長に就任し、後に第2代理事長に就任しますが、幼児から青年までの一貫教育が必要であるとの方針のもと、創立10周年を機に、昭和27年に帝塚山幼稚園と帝塚山小学校を開校し、初等中等教育の整備が進み、その後の学園発展の礎となりました。
そして、わが国は経済成長期を迎え、女子の高等教育への期待が高まり、それに応えるべく、創立20周年にあたる昭和36年に帝塚山短期大学、そして39年に東生駒の地に帝塚山大学を開学しました。
文字通り総合学園としての体制を整えたわけであります。
その後、初等教育については、平成8年から始まった近鉄学園前駅南地区再開発事業を契機として、小学校新校舎を竣工させました。
平成18年には、今後の幼児教育のニーズに応えるため、2歳児教育を開始いたしました。
中等教育については、帝塚山中学校・高等学校において、コース別中高一貫教育を開始するなど、生徒一人ひとりの個性を重視し、その力を伸ばす教育が、現在に至るまで行われています。
また、平成19年には男子英数コースにスーパー理系選抜クラスを創設、平成24年には女子英数コースにもスーパー選抜クラスを設置し、高等学校の大学進学成績を、飛躍的に向上させたことなどの実績をあげています。
一方、帝塚山大学は、当初教養学部のみの女子単科大学として発足しましたが、昭和62年に男女共学化とともに経済学部を設置しました。
その後、短期大学の改組等により、奈良・東生駒キャンパスには文学部、経済学部、経営学部、法学部、そして奈良・学園前キャンパスには心理学部、現代生活学部の合計6学部を擁し、さらに大学院4研究科を設置しております。
また、文部科学省の大学改革事業等に積極的に取組み、そのうち12事業が採択され、多くのGPを獲得するなど関西で有数の教育力の優れた大学という地位を確保し、文科系総合大学に発展し、
平成26年には大学創立50周年を迎えました。