やらなきゃいけない、こうしなくちゃいけない、これが決まりごとだから、あの人が言ってるから、こうやって行くことが正しいから…
そんな言葉が飛び交う社会に対して、仲間には楽しく生きよう!みんな自由じゃない?って伝えながらも、自分自身が一番周りを気にして、周りからどう見られるのかを考えて生きていたことに気づきました。
そんな時、中学生の頃、ジュラシックパークの映像を見て感動し涙したこと、横にいる友人にバレないように涙を拭いたことを思い出しました。
今、目の前で何が起こっているんだろう、これはどうやって創られているんだろう、これに関わったスタッフの人たちはどんな気持ちだろう、いろんなハテナが頭を駆け巡りました。
僕もそんなことを生み出せる人になりたい。
ですが、そう思ったと同時によぎったものは、僕なんかができるわけない...でした。
自分が生きてきた人生を通して目の前に投影してきた社会。
社会に出て23年、まだまだ未熟なところだらけですが、今は何が大切で、何をもって愉しいと言えるのか、まだまだ僕の可能性、あなたの可能性はそんなもんじゃないんじゃない?と以前のメッセージと比べて想いを込めて目の前の仲間に言えるようになってきました。
目に見えないものに縛られている。
もしかしたらそれすらも気づいていない人もいらっしゃるかもしれません。
この劇団WAO!が昔の僕みたいな、自分の可能性に制限をつけてしまっている人たちの明日につながればと思います。
どこかに置いてきた夢をもう一度手にできる瞬間。
自分の可能性を知って、本当の自分という扉を開ける。
舞台を通して、そのお手伝いができれば幸いです。
劇団WAO!総監督 磯部 宗潤彩ることで巻き起こす奇跡の物語。
一人の女性が、全てを投げ出し
社会に変化をもたらせる。
これってキラキラにできない?
その一言から始まった奇跡の物語。
介護福祉施設で起きた奇跡は
たちまち日本中に広がり、
今や福祉ネイリストという職業にまで。
彩れば話をし始め、
美しさを生み出せば自然と体が動き出す。
今やその取り組みが研究され
ネイルで初めての学術研究会まで開かれるように。
彩り
女性が忘れていたあの頃を思い出す。
これは、
ネイリストの話ではなく
自分の生き方、使命をまっとうしようとする
二人のお話。
物語は、今もなお続いている…