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転勤で持ち家を手放すことになった時の話

こんにちは。執筆者のノブ(仮名)と言います。

タイトルのとおり、私は2年前に転勤によって持ち家を手放した経験があります。

建てたばかりの持ち家を、です。2年も住んでいません。当然ですが住宅ローンもかなりな金額が残っていました。


ことの顛末を話します。

自宅を建てたのは5年前で、小さいながらも山形県の某市に念願のマイホームを持ちました。

書斎とカーポート、子供部屋はかなりこだわって作ったのを覚えています。業者さんと何度も打ち合わせをしました。

住宅ローンは2000万円、地方なので平均よりは安いですかね。でもローンの毎月の返済額は8万円くらいありました。毎月の返済は結構しんどかったです。

預金も少ないまま勢いで家を買ったので、頭金をあまり入れられなかったのが原因です。

結婚7年目になる嫁は以前まで契約社員として働いていましたが、二人目の子供ができてからは働きに出るわけにもいかず。

共働きできなかったので、嫁と子供のため住宅ローンを返そうと躍起になっていた頃でした。

辞令は突然に・・・
(しかも超長距離)

そんな折、私の運命を左右する出来事が起こりました。

突然の転勤辞令。

異動先は福岡市の北部。
(現在の住まいでもあります)


私が住んでいたのは山形、転勤先は福岡。やばい距離ですよね。ほぼ本州縦断ですよ。里帰りしようとしたら水曜どうでしょうみたいな移動になります。

真っ先によぎったのは「単身赴任か~いやだなあ」という思い。そりゃそうです、生まれたばかりの子供を残して遠くに行くなんて。自宅も建てたばかりだというのに。


しかし問題はそんなに簡単ではありませんでした。

転勤自体は栄転だったんですが、新プロジェクトの立ち上げのため
10年くらい帰って来られない可能性がある
という話をされたんです。

単身赴任は避けたい。
でもマイホームでは暮らせない

えぇ~・・・
ええぇ~~・・・
嘘でしょ・・・
正直めちゃくちゃ嫌でした、会社辞めてやろうかと思うくらい。

10年って言ったら今4歳の上の子は中学生になる。下の子だって小学校の上級生。

転勤の流れで単身赴任したら、その成長の過程を見ることができない。
(単身赴任は絶対やだ)
もう私の頭はこの言葉に支配されました。

新築の自宅で暮らせないこともだけど、子供の成長は二度と戻ってこない。すべての瞬間を見ていたい。これだけは譲れませんでした。

しかし今、仕事を辞めることもできない。
私が家族を守らなければいけないから。


意を決して嫁に相談。転勤を機に

「家族全員で福岡に移住」

を提案したのです。そして、受け入れられました。


こうして私は買ったばかりの持ち家を出ることになったのです。

せっかく建てた持ち家、
どうすりゃいいの?

持ち家を出ることにはなりましたが、新築の家を放ったらかし…ともいきません。

誰も住んでいなければ家は荒れる。
維持費もバカにならない。
しかも毎年固定資産税がかかる。

そこで一足先に福岡にいる同期に相談してみました。彼も持ち家がありながら転勤する仲間だったからです。


返答は『オレ、家を貸してるよ』というものでした。


どうやら持ち家を貸し出すのを仲介するサービスがあるらしく、それを利用したとのこと。家賃収入も得ているようでした。

なるほど、確かに借家にしてしまえばローン支払いの足しになるかもしれない。

『家を貸す』のは抵抗があった

しかし私の頭の中で『持ち家を貸す』というのはすぐ選択肢から外れました。

かなり熟慮しましたが、3つの点で折り合いがつかなかったからです。
①ローン代を回収できなそう
田舎で近隣の家賃相場がかなり安いので、8万で賃貸に出しても借り手がつかなそうでした。新築を安く貸すのには抵抗が…。
②賃貸するにも金がかかる
マイホームを貸してる間、維持費やら税金はすべてこちらの負担です。これって家賃収入があっても+-ゼロで、ただただ家の価値が下がっていくだけじゃ…?
③帰ってきたら中古住宅
これが最大のネック。10年後に帰って来ても完全に中古住宅じゃん…見ず知らずの他人の手垢だらけの家にまた住む?考えられない。

(ていうか転勤から戻ってきたときに住人が出ていない可能性も…)
②賃貸するにも金がかかる
マイホームを貸してる間、維持費やら税金はすべてこちらの負担です。これって家賃収入があっても+-ゼロで、ただただ家の価値が下がっていくだけじゃ…?
せめて両親や親戚に住んでもらうのはどうかな?とも考えましたが…

両親は高齢。しかも県外(宮城県)のため出たがりません。また姉は都内で働いているため「山形に住むなんて無理」の一点張り。


この時点で誰かに住んでもらうという選択肢は無くなりました。

転勤辞令から3週間。
ついに自宅を手放すことを決意

実はこの転勤、会社からかなり良い条件をもらっていました。

私に持ち家があることを知っていたので福岡での住まいはかなり優遇するとのこと。都心部のマンションを社宅扱いにして、格安で住まわせてくれるらしいのです。

将来的に福岡での仕事がうまくいけば、転勤無しでエリア部長として長く勤めて欲しい。そうなれば先々の住居も手配すると…


自分で言うのも何ですが、期待されていたようです。


つまり今回の転勤は『福岡に骨を埋める』くらい重いもの。会社側もそれを承知で、私に白羽の矢を立てたのです。


とうとう嫁と相談し、持ち家を売って手放すことになりました。

福岡に永住する決意とともに。


ああ・・・
転勤こわいな・・・

夢のマイホームだったんだけどな・・・
カーポート、こだわったのに・・・
子供部屋にも仕掛けを残してたのに・・・

いくらで売れる?
住宅ローンの残る我が家!

住宅ローンが残っている家を売るには条件がありました。

”家の売却が完了した際、住宅ローンの全額を一括で返済しなければならない”

つまり繰り上げ返済が必要。買い手にローンを引き継ぐというわけには行けないんですね。

例えば、家が1500万円で売れたとします。ローンが1800万円残っていたら、残り300万円を一括で返済しなければならないんです。

だから持ち家の売却額でローンを多く返せるほど楽になります。逆にローン残高と開きがあると、持ち家を売って手放すのは難しくなる…ということ。

ちなみに

  • 売却額>ローン残高=アンダーローン
  • 売却額<ローン残高=オーバーローン

というそうです。

アンダーローンになることはほとんどないそうですが、新築だしオーバーローンの額は少しでも抑えたいわけです。

だから私の願いはただ一つ、

「高く売りたい」

これは車を売るときのように、1社だけでなく複数社に売却の見積もりを取ってもらうべきだと思いました。


持ち家を売るときは必須!
『見積もり額』の比較


同じ家でも不動産会社によって見積り額が違います。

だから高く家を売るには1社でも多く見積もりを集め、比較して一番高いところに売るのが必須。

しかし私の場合は翌々月に転勤を控えています。のんびり1社ずつアポを取って、見積もりを待つ時間はありませんでした…


そこで使ったのが不動産の一括査定サービス。ネットで無料で複数社の見積もり依頼ができるというものです。

私が使った一括査定サイト


これは当時のスマホのスクリーンショット。

査定サイトはいくつかありましたが、私は『イエウール』という所を利用しました。

理由は単純!他のサイトに比べて手続きが簡単だったからです。
LINE風になってますが、文字を入力せず

  • 物件のタイプ
  • 物件の所在地

を選ぶだけですぐ一括査定を依頼できました。

登録している不動産会社は1400社以上で、最大6社に一括査定を依頼できます。

無料で使えるし、入力は1分ぐらいで終わるので忙しい人こそ試してみて欲しいですね。

差額300万以上…
たったひと手間で損失回避

一軒家の見積もりは、状態や不動産会社によっては500万円ほど差額が出るそうです。

実際に一括見積もりを取ってみると、やはり会社により見積金額にはバラツキがあります。

ちなみに私の持ち家の場合は

最高と最低で320万円の差額

がありました。

(しかも最低を提示してきたのは当初、真っ先にお願いしようとしていたところ)


何と差額は300万円以上…比較しなければこの金額、丸々損するところでした。まさかここまで差が出るとは思ってなかったので驚きです。


おかげで納得のいく価格で持ち家を手放すことができ、ローンとの差額も最小限で済みました。


現在はローンに追われることも無く、転勤先の福岡のマンションで暮らしています。家賃は会社が半分持ってくれるし、ゆとりを持って暮らせていますよ^^

最後に。
「ひと手間」惜しまないで

正直、6社もの見積もりを取るのは『手間』でした。

営業マンが査定額を算出するには、どうしても現場(持ち家)を確認しなければなりません。その打ち合わせに時間を取られたからです。

(転勤前の忙しいときに…)

と面倒くさく思うこともありましたよ。


でも全て終えた今だから思うことがあります。

ちょっとの手間で300万円も違うなら話は別じゃないですか?


家の売買って金額が大きすぎてピンとこないけど、300万って言ったらサラリーマンの年収くらいありますからね。フォレスターやヴォクシーだって買えちゃいますし。

私の場合は子供の養育費もかかってくる時期なんで、この300万円の差額がどれだけ大きかったことか。今思い返しても『やってなかったら今頃は…』と怖くなりますよ。


売却手続きのフォローも業者によって全然違います。サービスが良い業者だと、細かい手続きや書類の書き方も教えてくれます。


見積り比較、やらない手はないです!!

執筆者プロフィール

ノブ
山形県出身。39歳。嫁・息子・娘と4人暮らし。

会社では店舗マネジメントを担当。

趣味は居酒屋めぐりで、最近は中洲の飲み屋とラーメン屋を散策中。