私は、17年以上、バドミントンの競技指導者として活動してきました。
17年前は、スポーツの現場で、まだメガネをかけている児童はほとんどいなかったように記憶しています。
ところが、最近では、小学生の3-4年生で3割以上の児童がメガネを使用しています。今、私のスクールでも、小学校高学年になると、視力が1.0以上ある児童はなんと、2割を切り、19%になりました。
近視の児童が8割。スポーツにはとても不利です。
そして、「目チカラは脳チカラ」です。
視力だけではなく、目の使い方や見るチカラが落ちると、読解力や理解力も落ちます。
それをなんとか改善できないものかと思い、「私が関与することで伸ばしてあげられる能力はないだろうか?」と考え、いろいろな方面の事を学びました。
眼は、鏡のようにモノを写して「ただ見える」だけが役割ではないのです。
「それは何か」「どこにあるのか」「どんな動きをするのか」など意識的にモノを「観て」「判断する」役割もあります。
私たちの日常生活の中では、「動いているモノを見る」「動きながらモノを見る」ことがほとんどです。そのため、眼球がスムーズに動くことは大事です。
眼球運動がスムーズに行かないと、動いているモノを正確に捉えることができないので、真似をしたい動きを観察してもスムーズに同じ動きをすることができません。
ちゃんとインプットできていないものを アウトプットしようとしても、失敗してしまうのは当然です。
バドミントンで言えば、動いているシャトルの位置を上手く捉えることができない。シャトルの軌道を予測することができない。ラケットを振り方や足の運び方の動作を上手く再現できないなどが積み重なって、結果的には競技力がなかなか上がらないことになります。
あなたが教えている選手で、または、あなたのお子さんが、「この子、競技が大好きで熱心に練習するのに、なかなか上手にならないなあ。」という選手だとしたら、眼に問題がないかを一度チェックしてみる価値はあります。
眼のピントを合わせるのに時間がかかるお子さんは、何かを意図的に見る作業が続くと、とても疲れます。まだ子どもなのに、まだ、若いのに疲労感が強く「疲れた~」と口癖のように言う人は、一度、眼を疑ってみて下さい。疲れは眼が原因の場合もかなりあります。
そこで、私は、視覚機能の評価方法や改善方法を、スポーツのトレーニングにも導入したところ、様々な効果が出ました。
今では、広い意味での眼と運動能力の関係について、保護者の方の理解を得ることができ、スポーツの指導だけでなく、お子様の発達をトータルで支えることが出来るようになってきました。
そして、2019年以降からのコロナ禍によって、オンライン授業やテレワークなど、スマホやパソコンに向かう時間が増えたことが、急激な視力低下や眼精疲労などを引き起こしました。
眼が直接・間接的な原因になる健康問題を何とかしたいという思いから、私は、「隙間時間に眼と脳を鍛える TELLASTELLAトレーニングボード」の開発をいたしました。
このボードを自宅で楽しく遊び感覚で活用することで、視覚や脳の働きがあがり、お子様から高齢者までたくさんの喜びの声を頂いています。
今までは、スポーツの指導にプラスアルファで行っていた眼と脳神経のトレーニングや子供の発達を促すトレーニングを、これからは、オンラインでもご提供していくことで、1人でも多くの方のお悩みを解決したい。そして、私と同じ思いで、今後、さらに深刻となり、多くの方のお悩みの解決につながるこのノウハウを、自分のサービズに組み込んで、クライアントのカラダやこころの健康問題を解決したいと考える施術家、カウンセラー、スポーツ関係者のためにこのセミナーを企画しました。
オンラインでの開催です。
zoom URLを使用いたします。
下記の中から、Part1・Part2、それぞれお好きな時間帯を選んでご参加ください。
内容 | 日時 |
---|---|
STEP1
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9月23日(祝)
10:30〜12:00
14:00〜15:30 |
STEP2
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9月26日(日)
10:30〜12:00
14:00〜15:30 |
もちろんです。基本的には同じです。
年齢によって、負荷のかけ方(時間・回数・頻度・難易度)は違います。