世界のどこかで
20秒に1本の足が病的に腐り切断されている。
私たちは、医療チームとして下肢救済を願いフットケアを行うことにより
85%の介入効果を得て来ました。
医療を離れた環境においても「あたりまえに歩きたい」と願う方々の望みをかなえ、満ち足りた人生を歩いて欲しいと共に願い皆様を支援したいと考え「フットサポーター’S」を結成いたしました。
当たりまえに歩けることがどれだけ幸せなことなのか。
TEAMフットサポーター’sは、「皆様の満ち足りた人生を足もとから支え歩み続ける」
★TEAMフットサポーターとは
「TEAMフットサポーター養成講座」を受講した人なら誰でもなることができる、足や歩行について困っている人やその家族の「応援者」です。TEAMフットサポーターになったからといって、なにか特別なことをする必要はありません。
足の機能・役割について正しく理解し、あたりまえに歩くことが難しい人や家族に対して温かい目で見守ることがミッションです。
★フットサポーターになると
「あたりまえに歩きたいと願う人を応援します」という意志を示す目印として、会員証が渡されます。会員証を身に着けていることで、「あ、あの人はあたりまえに歩きたいと願う人のお手伝いができるんだなぁ」と一目でわかる場合があります。
TEAMフットサポーターは、特別なことをする人ではありませんが、地域や職場・自宅などでできることは沢山あると思います。
▶ 地域・高齢者の歩みを願う
例えば、近所で歩くことが出来ずに立ちすくんでいる人に「なにかお手伝いできることはありますか?」「どうされましたか?」と、ひと声かけてみます。具体的な支援はできなくても、歩み寄り「あなたの味方ですよ」という姿勢を示すことで安心させることができます。その立ちすくむ原因が足もとや膝・腰のいたみであれば一緒に考え問題解決に導くことができるでしょう。
▶ 職場同僚の歩みを願う
また、あなたが足腰の問題を抱えやすい職場で働いているなら、職場でも活かせることはあります。足腰の症状と痛みの原因となる足もとのアーチ構造の歪について一緒に考え、職場規定の靴環境を見直して頂くことの提案と靴の履き方についての職員教育を行い作業効率の向上を目指す工夫と健康な職場環境をつくることができます。
▶ 闘病者の歩みを願う
あなたが愛する方の介護をしている方であれば、フットケアを学び闘病を支え療養者への癒しと安らぎを与えることができます。また、ご自分の足を愛しみ疲れを癒すこともできるでしょう。
▶ 子どもの歩みを願う
もし、あなたが教育現場やスポーツ分野で活動している方であれば、子どもの足育から成長を学び、より優れた才能を開花させる指導や本来の能力を支える見守り故障等のアクシデントに備えることができるでしょう。
▶ 障がい者の自立した歩みを願う
受け入れたくないことですが、あなたが障害を抱えた子どもの母親であり将来を直視できずに道に迷っている方であれば、思ったより子どもは賢くその先にある可能性(道)を目指し着実に歩き始めています。私たちは、ともに手をつなぎ歩き、「あたりまえに歩きたい」と思う心に寄り添います。そして、子ども達の可能性や自立に向けての支援できる世の中を見据えています。私たちの考えを学び、活動に賛同し一緒に歩くことで笑顔を取り戻していただけませんか?
▶ 被災者の歩みを願う
人間は自然災害に無力であり命の尊さを痛感します。
熊本の震災を経験に、「自助力」自分の命は自分で守る力「共助力」地域・職場・仲間での助け合う力「支援力」被災地でのボランティア活動を円滑に行う知識。「受援力」助けを受け入れる体制が必要であったと考えています。熊本が被災から立ち直り日常を取り戻す今、社会復帰に必要な「災害時の命を守る足の知識」について学んでみませんか。
▶ 職場同僚の歩みを願う
また、あなたが足腰の問題を抱えやすい職場で働いているなら、職場でも活かせることはあります。足腰の症状と痛みの原因となる足もとのアーチ構造の歪について一緒に考え、職場規定の靴環境を見直して頂くことの提案と靴の履き方についての職員教育を行い作業効率の向上を目指す工夫と健康な職場環境をつくることができます。
私は学生時代に病気で自分の足で歩くどころか立つことも座ることもできない状態が約二年間続きました。
長い期間、寝たきりだったので足の筋肉は落ち、血色は悪く、巻き爪や爪が剥がれ落ちることもありました。
様々な治療やリハビリを重ね、ようやく歩行器を使い歩行訓練を始めた頃、井上さんにインソールを作っていただき初めてインソールの上に立って驚きました!
立つことができても重心が定まらずふらふらとしていたのにインソールの上に立つと姿勢が楽になり踏ん張ることができるのです!
その瞬間『また歩けるようになりたい。かわいい靴を履いて外へ出かけたい。』と思いました。
歩く感覚と機能を少しずつ取り戻し、ゆっくりですが今は歩けることがとても楽しいです。
当たり前にできていたことができなくなった時の喪失感を経験したからこそ自分の足でしっかりと地面を踏みしめ立てることは、とても重要でありがたいことだなと感じるようになりました。
自分の足で外を歩くことができた時の感動は一生忘れることはできません。
普段の生活では目が届きにくい足ですが生活する為に重要な役割を持った大切な体の一部です。私を支えてくれている足に感謝の気持ちで顔や手のお手入れと同じように足も愛情を持ってケアをしてこれからも一歩一歩自分の夢に向かって歩んでいきたいと思います。
N様(11歳 女性)
人にもたれかかる動作や上手く走れない等の筋肉を使いたがらない11歳の娘に対して運動量をアップさせたいと元々思っており今回インソールを試みてみました。インソールで改善したと思える点について
細かく動作を比較すると、インソール装着前は、背筋が曲がっている、会話が出来なくてときどきかんしゃくを起こす、夜中に目が覚めると2時間くらいはそのまま起きている。など気になるところは様々です。
インソールで改善したと思える点については、
・姿勢が良くなった。
(今までは背なかがいつも丸く猫背になっていました。)
・短い距離を走れるようになった。今年の運動会では、走ることを諦めずクラスバトンを次に繋げる事が出来ました。
(以前は体重が後ろにのっていて、引っ張って歩くのも大変だった。)
・夜中に起きることが減った(起きてもすぐに寝ています。)
・思い通りに行かない時、切り替えが難しくて大泣きすることがありました。それが今はなくなってきました。
・トレーニング箸を学校では使えるようになって来た。
・視線(斜視)が改善し両眼を使って視る様に変化しています。
(以前は、斜め下や横の角度から片眼で見上げる状態だったのに、今は両目の筋肉が使えて来たと思います。)
・聴覚過敏は以前よりひどくなっている様です。
(学校での音、特定の子)
・人とのコミュニケーションはもう少し
(意味のわからないことを言ったりしている)
・人との距離感も近すぎるときもある
・利用しているデーサービスでは、運動面のアップ
(馬に乗れるようになっている(鞍なしで)・ハンモックを自分で動かせる)
・宿題は毎日、集中して取り組む姿勢が長くなり、集中力はすごくあると感じています。
娘は知的障害、自閉症の診断を受けています。
自閉症も様々な特徴があり娘の場合は、多動はなく、脱力というか、筋肉を使いたがらないという傾向があります。
インソールの効果は、5ヶ月程履いての感覚ですが娘には良かったと思っています。姿勢が変わることで様々な変化を実感しており、これからも履き続けることで良い方に変化して行くことが期待出来ると感じています。
TEAMフットサポーター‘sの活動は今からです。
代表理事 岡橋 伸浩
世界のどこかで20秒に1本の足が病的に腐り切断されている。
誰もが信じがたい現状の中、私たちは医療チームとして下肢救済を願いフットケアを行うことで85%の予防的介入効果を得てきました。また、私たちは病的に足が腐る患者様の身体喪失を心より支え、更なる「歩み」=「人生の歩み」について、自ら立ち上がり(受容)一歩を踏みだせるように見守ってきました。
足を愛しみ「歩み」に敏感な感性と思考回路や知識をふまえた実績をもつ私たちです。
TEAMフットサポーター‘sは、このような歩みを支えることに情熱ある同志(類)が友を呼び共通点やお互いの知識をシェアできる仲間として自然に引き寄せられるように集まり結成したチームです。
私たちは、医療をはなれた環境においても「あたりまえに歩きたい」と願う方々の望みをかなえ、満ち足りた人生を歩いて欲しいと共に願い、皆様を支援したいと考えています。
足もとの「安定」と姿勢や歩き方・立ち振る舞いを瞬時に変化させることができる「バイオメカニクス(動きの構造学)」のもたらす効果を体感していただければ、感動と共に足もとからの笑顔や現実に秘めたる可能性を見出すことができると考えます。
「あたりまえに歩きたい」と願う人の応援者としての志しがあれば十分です。
・足や歩行の悩みについて地域で声をあげていただける人
・家族や自分の足のトラブルを解消したいと願う人
・高齢者の要介護改善を願う人
・障がいを抱える方の自立支援を願う人
・愛しむ人の闘病を足もとから応援したいと願う人
・被災時に必要な足の知識を学び、手助けして頂ける方
「TEAMフットサポーター養成講座」は、TEAMフットサポーター‘sのインストラクターが主催として開催することが多く、ホームページの開催情報にメールやFAXにて応募する形でお受けできます。
TEAMフットサポーター’sホームページより情報を発信しておりますのでご覧ください。
「あたりまえに歩きたい」と願う人の応援者としての志しがあれば十分です。
・足や歩行の悩みについて地域で声をあげていただける人
・家族や自分の足のトラブルを解消したいと願う人
・高齢者の要介護改善を願う人
・障がいを抱える方の自立支援を願う人
・愛しむ人の闘病を足もとから応援したいと願う人
・被災時に必要な足の知識を学び、手助けして頂ける方
活動場所募集
TEAMフットサポーター’sの啓発について活動場所を探しています。
ボランティア活動の場所を提供してくださる会員の皆さまからの暖かいお声もお待ちしています。
【主なフットサポーター養成・活動場所】
■足や歩行の悩みについて提供していただける場所(少人数でも可)
■行政・地方公共団体
■県庁・教育機関(公民館・保健室・保育園・幼稚園・小学校・中学校)専門高等学校他
■スポーツ振興協会・社会体育センター・部活スポーツ団体
■介護福祉事業所
岡橋 伸浩 (おかはし のぶひろ)
米国足病医師らと足を治療して切断回避する全国の創傷ケアセンター運営の日本責任者として活動したキャリアを持つ。現在も九州~広島の各地で実践フットケア研究会の運営、自らも構造学を元に臨床経験を重ねている。
井上 祐子 (いのうえ ひろこ)
下肢救済に携わり足病変の治療に格闘。2014年「足のナースステーション」を設立しフットケアに特化した独立看護師として在宅医療の基盤づくり「病める方々の思いを看取る看護」や健康寿命サポートケアを展開する。