【コーヒー好き必見】
美味しいコーヒーの入れ方

コロナ禍で外出を控えたり、テレワークで自宅で過ごす時間が多くなり、自宅でコーヒーを飲む機会が増えてきました。せっかくならカフェで飲んでいるような美味しいコーヒーを自宅で飲みたい、自分でも美味しく淹れられるようになりたいと思ったりしませんか?

そこで今日は、コーヒーインストラクターの資格を持つ現役コーヒーロースターの竹中さんに美味しいコーヒーの入れ方ついてお話を伺いました。
参加者募集中

【コーヒー好き必見】コーヒーの入れ方で3つのポイントを守ったら、自分でも美味しいコーヒーを淹れられるようになった

コーヒーを入れるうえで大切なポイントが3つあるそうですが、その3つを教えてください。

・蒸らしをすること

・挽きたてのコーヒーを使うこと

・適切な温度で淹れること


以下、この3つについて詳しく述べていきます。

蒸らしをすること

コーヒーの淹れ方ではじめにお湯を少し注いで30秒ほどコーヒー蒸らしますという話を聞いた方も多いと思います。

ドリップするときに30秒蒸らすということは知っていても、「その理由まではちょっと・・・?」という方も多いのではないでしょうか?

では、なぜ蒸らすのか?

それは、蒸らすことによってコーヒーの成分がよく抽出できるからです。

焙煎豆を電子顕微鏡で見ると、無数の穴がたくさんあります。その穴にお湯をしみ込ませる作業が蒸らしです。しみ込ませることによってコーヒーの美味しい成分が抽出されます

蒸らしをせずに、お湯を注ぐと薄味のコーヒーになります。それは、コーヒーの成分を十分に出し切っていないからです

蒸らしという作業は言わば、美味しいコーヒーを入れるためのウォーミングアップみたいな感じです。

ウォーミングアップをしっかりやっていないと早く走れないのと同じように、蒸らしをしっかりやっていないと美味しいコーヒーを入れることができません。

挽きたてのコーヒーを使うこと

今やコンビニの100円コーヒーでも挽きたてのコーヒーを提供しているように挽きたてのコーヒーとそうでないのとでは味に歴然とした差がでています。コーヒー豆はいったん粉の状態に挽いてしまうと空気に触れる面積が大きくなり、豆のままの状態よりも約3倍のスピードの速さで酸化していきます。

粉の状態で購入された場合は、1週間から10日以内に飲み切らないと酸化してしまいます。酸化してしまうと「酸っぱい」感じのコーヒーになってしまいます。

また、粉の状態のコーヒーを購入すると、煎りたての新鮮なものでもふっくらと膨らまないので、肝心の蒸らしができません。せっかく新鮮な美味しいコーヒーを手に入れても粉で購入したコーヒーは蒸らしができないので、美味しいコーヒーを淹れることができません。

コーヒーは豆のままで購入して、飲む直前に挽いて淹れると薫り高い美味しいコーヒーを楽しむことができます。

適切な温度で淹れること

あなたは電気ケトルで沸かした沸騰したての熱湯でコーヒーを淹れていませんか?

90℃以上の高い温度で入れると、コーヒー成分がよく溶けるので濃い味のコーヒーになります。同時に苦みや雑味、渋みも溶けやすくなり、コーヒーの美味しくない成分も抽出してしまいます。

逆に80℃以下の低い温度で入れると、コーヒー成分が十分に出ないので、薄味のコーヒーになります。

ドリップに最適な温度は85℃から90℃です。その温度帯で入れると、バランスの取れた味わいになります。
深煎りと浅煎りのお湯の温度
深煎りの豆を使うとき、90℃くらいの温度で淹れると苦みが強く出るので80℃から85℃くらいの低め温度で淹れてあげると、コクがありながらもまろやかなコーヒーになります。

浅煎りの豆を80℃くらいの低い温度で淹れると、うすい感じのコーヒーになってしまいますので、90℃くらいの少し高めの温度で淹れてあげると香り高いおいしいコーヒーになります。

また、お湯を注いだときにコーヒーの粉がボコボコと噴火するような状態は、お湯の温度が高いというサインです。

コーヒーを淹れるときは、コーヒーをよく見て淹れてあげましょう。

プロが教える美味しいコーヒーの淹れ方

まとめ

竹中さんに淹れていただいたコーヒーを飲んでみると、やさしい甘味があります。コーヒーは苦いもの酸っぱいものと思っていましたが、こんな甘味があるコーヒーを飲んだのは初めてです。香りもいつも飲んでるコーヒーと比べると全然違います。

今回淹れていただいたコーヒー豆は何ですか?

グァテマラ アンティグア アゾテア農園です。

コーヒー豆の中にも高品質のスペシャルティコーヒーから低品質のローグレードコーヒーまでいろいろありますが、今回使用した「グァテマラ アンティグア アゾテア農園」はSCAAカッピング評価で84.75点を獲得したトップスペシャルティコーヒーで、コーヒー豆全体の5%しか採れない大変希少コーヒー豆でもあります。

このコーヒー豆はお店で買えるのですか?

はい、ネット通販からでも購入できます。

このあと買って帰りたいと思います。ありがとうございました。

ありがとうございました。

プロが教える「美味しいコーヒーの淹れ方のコツ」初心者コース

ネットや本で学ぶことのできない体験型コーヒー教室を毎月開催しています。

プロフィール

珈琲豆専門店 takenaka coffee 
代表 竹中 道広
はじめて自家焙煎珈琲を飲んだ時の感動が忘れられず、本当のコーヒーのおいしさを追究し続けて行こうと心に決める。仕事の傍らコーヒー豆と向き合い続け、手網焙煎から始めて6年の歳月をかけて独学で焙煎技術を修得する。そして12年間勤めた郵便局を思い切って退職し、平成23年10月 蟹江町に念願の珈琲豆専門店 takenaka coffee をオープンし現在に至る。

カルチャーセンターで講師を勤め、自店でも開催している「コーヒー教室」「焙煎体験教室」を通じて、もっと多くの人にコーヒーの美味しさを知ってもらおうと啓蒙活動を行っている。