いろいろ勉強していく中で、
僕はある哲学者の本に出会いました。
それが上の
”ソクラテスの弁明”
という本です。
ソクラテスは裁判で有罪判決を受け、
その直後の量刑を決める判決で死刑となりました。
もしソクラテスが罪を認め、反省するのであれば、死刑を免れる事が出来たと言います。
しかし、
ソクラテスは罪を認めませんでした。
なぜなら、
自分がやった事は間違っていないと信じていたからです。
”自分を意思を曲げて間違っていましたと認める事は、自分ではない。
自分が正しいと思う事をしたまでだ。
それで死刑を宣告されるならば受け入れる。”
と言ったのです。
僕はこれを読んだ時、衝撃を受けました。
毎日つまらないだとか、
好きでもない事をやっていて、
何が楽しいんだと思いました。
自分のやりたい事っていうのは
自分の心の中にあって
それを動かすのは自分自身
ただただやりたい事をやるのではなく
自分の人生を全部やりたい事に変えてしまう
という事だと思いました。
そしてもう一つが
”無知の知”
というものです。
”知らない事を知っているかのような目線で話すより、知らない事は知らないと自覚する事の方が大切である。”
という事です。
僕はプロ選手になるのがどういう事か、そして世の中の事を全然知らないのに、
プロ選手になれると思っていました。
知らない事を勝手に決めつけていたんです。
副業についてもそうでした。
副業なんて稼げる訳が無い、
そんな美味しい話があるわけない、
どうせ詐欺でしょ、
正直こんな事を思っていました。
でも副業をやった事も無く
知識も何も無いのに
勝手にそんな事を決めつけていたんです。
まさに”無知の知”に当てはまりました。
それから、何でもやってみよう、挑戦してみよう
と思えるようになりました。