「新築そっくりさん」でおなじみ住友不動産は、いまや不動産業界を席巻する大企業の一つ。
今もなお大躍進を続ける住友不動産の成功の裏には、住友不動産の会長、高島準司氏率いる住友不動産の社員たちの活躍がありました。
このサイトでは、住友不動産の礎を築いた高島準司会長とはどんな人物なのかについてまとめています。
住友不動産は昨年末、9251億円(平成29年3月期・連結)と、1兆円に迫る勢いの売上高を達成しました。
また、公式サイトに書かれている代表取締役会長である高島準司会長と代表取締役社長である仁島浩順社長の連名でのトップメッセージによると、平成30年3月期の経常利益が計画より上回る見通しとなったようで、50億円もの上方修正となったそうです。
住友不動産は、2017年1~12月に全国で7,177戸もの新築分譲マンション発売し、新築分譲マンション供給戸数でなんと4年連続日本一を達成しました(※2014年~2017年 (株)不動産経済研究所調べ)。
2017年度に発売した主な物件は、発展著しい東京臨海部・有明に誕生する免震トリプルタワー「シティタワーズ東京ベイ(総戸数1,539戸)」、都心商業地の再開発タワー「シティタワー恵比寿(310戸)」、「シティタワー銀座東(492戸)」、「シティタワー大井町(635戸)」などで、これらはすべて大型のタワーマンションです。
(引用:https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP472207_R20C18A2000000/)
1兆円に迫る売上高だけでも凄いですが、さらに50億円売上がプラスされるというのは驚きですね!
しかもマンション供給が全国で4年連続日本一!
1度日本一になるだけでも凄いのに4年連続でトップを守り続けるなんて、並大抵の努力では達成できないですよ!これも高島会長をはじめとした住友不動産の社員の皆さんが一丸となって仕事をした結果ですね。
業績が右肩上がりの住友不動産の会長とは、果たしてどのような人物なのでしょうか。
会社名 | 事業内容 |
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住友不動産販売(株) |
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住友不動産建物サービス(株) |
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住友不動産シスコン(株) |
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住友不動産ベルサール(株) |
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住友不動産エスフォルタ(株) |
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泉レストラン(株) |
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泉カントリー倶楽部 |
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いずみ保険サービス(株) |
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住友不動産ファイナンス(株) |
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住友不動産カリフォルニア |
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住友不動産シスコン(株) |
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住友不動産は、昭和24年創業と、戦後から4年後に設立されたんですね。
不動産と付くだけあって不動産の売買や仲介業を中心に行っているようです。
もちろんそれだけではなく、自社でもマンションや戸建て住宅の開発や分譲を行っていたり、宅地の造成も行っていたりと、業務内容を見ると住宅に関しては幅広い業務に携わっていることがわかります。
個人宅だけでなく、ビルの開発など、大きな建物の建築にも関わっているみたいです。
ビル建築ってかなりの高額費用がかかりますからね。
どうりで売上の規模がけた外れに大きいはずです。
昭和5年4月11日生
昭和29年3月東京大学法学部公法学科卒業
昭和29年4月住友石炭鉱業㈱入社
昭和46年9月住友不動産㈱入社
昭和54年6月取締役
昭和58年6月常務取締役
昭和60年6月専務取締役
昭和61年6月代表取締役 専務取締役
平成3年6月代表取締役副社長
平成6年6月代表取締役社長
平成16年4月代表取締役社長、執行役員社長
平成17年6月住友不動産販売㈱取締役会長
平成19年6月住友不動産㈱代表取締役会長
参考:略歴書
高島準司会長は新潟県出身で、東大を卒業後、住友石炭鉱業に入社したそうです。
最初から住友不動産に入ったわけではなかったんですね!
その後、住友不動産に入社してからは、取締役→ 代表取締役社長 →代表取締役会長と順調に役職が上がっていったようです。
平成19年前というと今から11年前ですが、その時から会長をずっと続けられているようですね。
現在は88歳くらいとかなり高齢ながら、現役を続けていらっしゃるのはすごいことだと思います。
ちなみに性格は親分肌で面倒見が良い性格だそうです
高島準司会長の功績の大きさを示すものに、こんなエピソードがあります。
1973年10月から1974年3月にかけて、原油価格高騰により起きたオイルショック。
オイルショックの影響は住友不動産にもおよび、当時の住友不動産は業績悪化の岐路に立たされていたそうです。
そんな悪化した会社の業績を立て直したのが、高島準司会長と、同じく住友不動産の元社長である安藤太郎さんでした。
二人の活躍により、オイルショックで悪化した会社の業績は見事に復活し、三井不動産や三菱地所に対抗するほどの大手に大成長させることができたのだとか。
住友不動産にとって、高島準司会長と安藤太郎さんは住友不動産が大企業に成長するきっかけになった立役者だということですね。
この大成長のきっかけとなったものはいくつかありますが、その中でも一番きっかけとなったのではないかと考えられるのが、次にお話する「新築そっくりさん」事業の成功です。
何十年も住み続けてリフォームを考え始めたお家を、まるで新築の家に建て替えたのではと思うほどにリノベーションする「新築そっくりさん」は、受注売上が9万戸を突破し、今や1000億円事業といわれるまでに成長した住友不動産の主力商品です。その開発の背景には住友不動産 高島準司会長の強い想いがあったといいます。
今でこそポピュラーになった「新築そっくりさん」開発は、当時住友不動産の社長だった高島会長の鶴の一声で決まったもの。
当時、もとの構造を活かしたまま大規模なリフォームを行うことについて社内では、「建て替えよりも工事が難しく、費用がかさむ」という声がほとんどでしたが、高島準司会長は違いました。「地震に強く、しかも完全定価制で建て替えをせずに住宅を再生できないか」と、非常識への挑戦を決行したのです。
この高島準司会長の声がなかったら、住友不動産は現在の地位を確立できていなかったかもしれませんね。
(引用:http://www.sankei.com/premium/news/150620/prm1506200003-n2.html)