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高島準司会長(住友不動産)の軌跡【マンション供給4年連続日本一】

新築そっくりさん」でおなじみ住友不動産は、いまや不動産業界を席巻する大企業の一つ。

今もなお大躍進を続ける住友不動産の成功の裏には、住友不動産の会長、高島準司氏率いる住友不動産の社員たちの活躍がありました。

このサイトでは、住友不動産の礎を築いた高島準司会長とはどんな人物なのかについてまとめています。


住友不動産が売上高9251億円に到達

住友不動産は昨年末、9251億円(平成29年3月期・連結)と、1兆円に迫る勢いの売上高を達成しました。

また、公式サイトに書かれている代表取締役会長である高島準司会長と代表取締役社長である仁島浩順社長の連名でのトップメッセージによると、平成30年3月期の経常利益が計画より上回る見通しとなったようで、50億円もの上方修正となったそうです。

当社は、平成28年4月より「第七次中期経営計画」に取り組んでおり、これまでに達成した「増収増益路線」を堅持し、「中計最高業績の連続更新」を業績目標に掲げております。
計画2年目の平成30年3月期は、8期連続の営業、経常増益と、5期連続の最高業績更新を目標にスタートいたしました。

トップメッセージ - 住友不動産※住友不動産公式HPより引用

 住友不動産はマンション供給4年連続日本一達成

住友不動産は、2017年1~12月に全国で7,177戸もの新築分譲マンション発売し、新築分譲マンション供給戸数でなんと4年連続日本一を達成しました(※2014年~2017年 (株)不動産経済研究所調べ)。

2017年度に発売した主な物件は、発展著しい東京臨海部・有明に誕生する免震トリプルタワー「シティタワーズ東京ベイ(総戸数1,539戸)」、都心商業地の再開発タワー「シティタワー恵比寿(310戸)」、「シティタワー銀座東(492戸)」、「シティタワー大井町(635戸)」などで、これらはすべて大型のタワーマンションです。

(引用:https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP472207_R20C18A2000000/)

1兆円に迫る売上高だけでも凄いですが、さらに50億円売上がプラスされるというのは驚きですね!

しかもマンション供給が全国で4年連続日本一!

1度日本一になるだけでも凄いのに4年連続でトップを守り続けるなんて、並大抵の努力では達成できないですよ!これも高島会長をはじめとした住友不動産の社員の皆さんが一丸となって仕事をした結果ですね。

業績が右肩上がりの住友不動産の会長とは、果たしてどのような人物なのでしょうか。

住友不動産という会社について

高橋準司会長をについてお話する前に、まずは住友不動産とはどんな会社なのか概要、営業内容をご紹介したいと思います。

住友不動産 会社概要

【会社名】
住友不動産株式会社

【設立】
昭和24年12月1日

【資本金】
122,805,350,767円 (平成30年3月31日現在)

【所在地】
東京都新宿区西新宿二丁目4番1号

住友不動産の営業内容

・ビルの開発・賃貸
・マンション・戸建住宅の開発・分譲
・宅地の造成・分譲
・海外不動産の開発・分譲・賃貸
・建築土木工事の請負・設計・監理
・不動産の売買・仲介・鑑定  など

住友不動産のグループ会社一覧

会社名 事業内容
住友不動産販売(株)
  • 不動産の売買、賃貸の仲介業務
  • 不動産の受託販売業務
  • 不動産の賃貸業務
  • 前各号に付帯関連する業務
住友不動産建物サービス(株)
  • 住友不動産株式会社が所有または、分譲するビル、マンションの受託管理業務
  • 不動産の総合管理業務
  • 建物の環境整備および環境衛生業務
  • 建物および建物付属設備工事の施工、設計、監理ならびに請負
  • 不動産管理の総合コンサルタント
  • 不動産の売買、賃貸、仲介業務
  • 住宅設備機器、住宅付帯設備機器および内装品の斡旋販売
  • 総合リース業務
  • 警備業法に基づく警備業
  • 廃物廃品回収業務
  • 煙草、印紙、切手および日用雑貨の販売
  • 損害保険代理業務ならびに生命保険代理業務
  • 貨物運送取扱業務
  • ハウスクリーニング業
  • 電気通信事業
  • 前各号に付帯する一切の業務
住友不動産シスコン(株)
  • インテリア販売(家具、照明器具、カーテン、ブラインド等のインテリア商品及びエクステリア商品の販売)
  • 企画、設計、デザイン(企画、建築設計、インテリアデザイン、インテリアコーディネート)
  • マンション及びマンションギャラリーの建設(マンション、モデルルーム、販売事務所等の企画・設計・施工)
  • 駐車場事業(シスコンパーク)
  • 建築工事、不動産の仲介等

住友不動産ヴィラフォンテーヌ(株)

  • ホテルの運営、管理、開発
  • 貸会議室の運営、管理
住友不動産ベルサール(株)
  • イベントホール、貸会議室等の施設運営事業
  • 各種イベント、コンサート、展示会などの主催・企画・制作・運営事業
  • 設営工事、レンタル、イベント運営、イベントソリューション等のイベントサービス事業
  • 時間貸オフィスの施設運営事業
住友不動産エスフォルタ(株)
  • スポーツ施設の運営・受託運営
  • 広告制作・印刷受注業務
  • イベントの企画・実施
泉レストラン(株)
  • 飲食店業務
  • 和食・洋食・中華・喫茶の調理及び接客サービスの業務の請負
  • コンビニエンスストア業務
  • ホール・貸会議室の運営管理及び受付
  • 外食産業に関する総合コンサルティング業務
  • 食料品・食品材料の加工販売及び仲介業
  • 結婚式場の経営
  • 娯楽・スポーツ施設の経営及び受託管理
  • 全各号に付帯する一切の業務
泉カントリー倶楽部
  • ゴルフ場の運営
いずみ保険サービス(株)
  • 損害保険代理業
  • 生命保険代理業
住友不動産ファイナンス(株)
  • ファイナンス事業
住友不動産カリフォルニア
  • ホテルの所有・経営 (INTERCONTINENTAL LOS ANGELES CENTURY CITY)
住友不動産シスコン(株)
  • インテリア販売(家具、照明器具、カーテン、ブラインド等のインテリア商品及びエクステリア商品の販売)
  • 企画、設計、デザイン(企画、建築設計、インテリアデザイン、インテリアコーディネート)
  • マンション及びマンションギャラリーの建設(マンション、モデルルーム、販売事務所等の企画・設計・施工)
  • 駐車場事業(シスコンパーク)
  • 建築工事、不動産の仲介等

住友不動産は、昭和24年創業と、戦後から4年後に設立されたんですね。
不動産と付くだけあって不動産の売買や仲介業を中心に行っているようです。

もちろんそれだけではなく、自社でもマンションや戸建て住宅の開発や分譲を行っていたり、宅地の造成も行っていたりと、業務内容を見ると住宅に関しては幅広い業務に携わっていることがわかります。
個人宅だけでなく、ビルの開発など、大きな建物の建築にも関わっているみたいです。

ビル建築ってかなりの高額費用がかかりますからね。
どうりで売上の規模がけた外れに大きいはずです。

ここで高島準司会長の経歴をご紹介します

住友不動産 高島準司会長の経歴

画像引用:住友不動産公式サイト


昭和5年4月11日生
昭和29年3月東京大学法学部公法学科卒業
昭和29年4月住友石炭鉱業㈱入社
昭和46年9月住友不動産㈱入社
昭和54年6月取締役
昭和58年6月常務取締役
昭和60年6月専務取締役
昭和61年6月代表取締役 専務取締役
平成3年6月代表取締役副社長
平成6年6月代表取締役社長
平成16年4月代表取締役社長、執行役員社長
平成17年6月住友不動産販売㈱取締役会長
平成19年6月住友不動産㈱代表取締役会長

参考:略歴書

高島準司会長は新潟県出身で、東大を卒業後、住友石炭鉱業に入社したそうです。

最初から住友不動産に入ったわけではなかったんですね!

その後、住友不動産に入社してからは、取締役→ 代表取締役社長 →代表取締役会長と順調に役職が上がっていったようです。
平成19年前というと今から11年前ですが、その時から会長をずっと続けられているようですね。
現在は88歳くらいとかなり高齢ながら、現役を続けていらっしゃるのはすごいことだと思います。

ちなみに性格は親分肌で面倒見が良い性格だそうです

住友不動産 高島準司会長の実績

高島準司会長の功績の大きさを示すものに、こんなエピソードがあります。

1973年10月から1974年3月にかけて、原油価格高騰により起きたオイルショック。
オイルショックの影響は住友不動産にもおよび、当時の住友不動産は業績悪化の岐路に立たされていたそうです。

そんな悪化した会社の業績を立て直したのが、高島準司会長と、同じく住友不動産の元社長である安藤太郎さんでした。
二人の活躍により、オイルショックで悪化した会社の業績は見事に復活し、三井不動産や三菱地所に対抗するほどの大手に大成長させることができたのだとか。

住友不動産にとって、高島準司会長と安藤太郎さんは住友不動産が大企業に成長するきっかけになった立役者だということですね。

この大成長のきっかけとなったものはいくつかありますが、その中でも一番きっかけとなったのではないかと考えられるのが、次にお話する「新築そっくりさん」事業の成功です。

「新築そっくりさん」開発に込められた高島準司会長の想い

何十年も住み続けてリフォームを考え始めたお家を、まるで新築の家に建て替えたのではと思うほどにリノベーションする「新築そっくりさん」は、受注売上が9万戸を突破し、今や1000億円事業といわれるまでに成長した住友不動産の主力商品です。その開発の背景には住友不動産 高島準司会長の強い想いがあったといいます。

今でこそポピュラーになった「新築そっくりさん」開発は、当時住友不動産の社長だった高島会長の鶴の一声で決まったもの。
当時、もとの構造を活かしたまま大規模なリフォームを行うことについて社内では、「建て替えよりも工事が難しく、費用がかさむ」という声がほとんどでしたが、高島準司会長は違いました。「地震に強く、しかも完全定価制で建て替えをせずに住宅を再生できないか」と、非常識への挑戦を決行したのです。

この高島準司会長の声がなかったら、住友不動産は現在の地位を確立できていなかったかもしれませんね。

(引用:http://www.sankei.com/premium/news/150620/prm1506200003-n2.html)