症状紹介

たすく鍼灸整骨院に来院する患者様に多い症状についての説明のページです

逆子について

赤ちゃんは妊娠28週まではママのお腹の中をぐるぐると自由に動き回っています。

その後、頭を下にして骨盤にすっぽり収まる形になるのですが、いろいろな理由で頭を上にした状態で骨盤に収まってしまうことがあります。

これを『逆子』と言います。


医学用語では

・頭を下にした状態を「頭位」

・逆子の状態を「骨盤位」

と呼びます。

また、非常にまれではありますが、

・赤ちゃんが完全な横向きになる状態を「横位」

・頭の上下関係なく斜めの状態で収まってしまうのを「斜位」

と呼びます。

病院ではエコー検査や触診などで赤ちゃんの頭の向きを確認して逆子かどうか判断します。


また、逆子(骨盤位)にも種類があります。

・お尻を下にした「臀位」

・体育座りのような「足位」

・膝立ちのような格好の「膝位」

などがあります。  

逆子の原因って?

逆子の原因は  

・子宮の形の問題(子宮奇形・子宮筋腫)

・胎盤の問題(前置胎盤・低置胎盤)

・骨盤の問題(狭骨盤)

・早産

・多胎(双子以上の妊娠)

・羊水が多すぎる・少なすぎる

・赤ちゃんの奇形

と言われています。

しかし、これらも全体のうちの一部に過ぎず、多くは原因不明です。

ちなみに、たすくに来た方は主に以下の5つが原因でした。  

1.下半身の冷え
顔から汗をかくほど暑く感じていても、上半身ばかり暑くて下半身は冷えている方がとても多いです。

お腹の赤ちゃんは寒いのが大嫌いなので、ママの温かい上半身の方に頭を向けます。  

2.内臓の冷え
冷たい飲み物の飲み過ぎや体を冷やす食べ物(生野菜など)を多くとることで内臓全体が慢性的に冷えてしまうことがあります。

これも下半身の冷えと同じように冷えにくい上半身(常に動いている心臓や肺がある方)に頭を向けてしまいます。  

3.姿勢の悪さからくる腰痛
腰周りの筋肉が緊張するとお腹全体の血行が悪くなります。

もちろん子宮の血行も悪くなるので赤ちゃんにとってはかなりの負担です。

より血行の良いママの心臓が近い上側に頭を移動させてしまいます。

 4.精神的な緊張(ストレス)
仕事や家庭の精神的なストレスは血管を細く収縮させます。

さらにストレスによって筋肉も固まるのでママのお腹が張ってきます。 これも赤ちゃんにとってかなり負担です。  

5.ママの気持ち
ママが仕事や家事に一生懸命になりすぎたり、上の子供たちに気を取られすぎたりすると、お腹の赤ちゃんは嫉妬してしまいます。

「もっと愛して!」と言わんばかりに逆子になる場合もあります。

逆子だと何が問題なの?

逆子の問題点は出産時にリスクが高くなる点です。

経膣分娩(一般的なお産)をする場合、頭位(頭が下の状態・正常)では頭から産道を通り生まれてきます。

逆子の場合は頭よりも大きいお尻(まれに足や膝)から産道を通ることになり、ママにかかる負担がとても大きくなります。

また出産に時間がかかるので赤ちゃんにも大きな負担がかかります。

そして帝王切開の時は大量出血や血栓症の可能性があります。

出産のとき子宮にはたくさんの血液が集まっています。

そこを切って赤ちゃんを取り出すため出血しやすいのです。

また、赤ちゃんが子宮から出た後に子宮が小さくなっていく時にも大量出血の可能性があります。

そして、経膣分娩の時は歩いたり横になったりと少しでも動き回れるのですが帝王切開の場合、長時間ベッドに寝たままになるので赤ちゃんの重みによってママのお腹の中の太い血管が圧迫されて血栓(小さな血の塊)ができることがあります。

それが肺に行ってしまった場合、肺血栓塞栓症(いわゆるエコノミー症候群)になる場合があります。

しかし、リスクもありますが、帝王切開も立派なお産です。

どんな状態でもどんなお産でも安心安全に赤ちゃんが生まれてくることが大切です。

逆子って治るの?

逆子の治療には外回転法や逆子体操やお灸などが挙げられます。

外回転法は産婦人科の医師によって行われます。

ママのお腹の上から赤ちゃんの体の向きや頭の位置を確認して手を使って頭を正しい位置(頭位)に誘導します。

逆子体操はブリッジをしたり四つん這いになったりおなかの赤ちゃんの背中がある側を上向きにして寝ることで自然と動いてくれるのを待つ方法です。

お灸は鍼灸院などで行われる方法です。

安産や逆子に効果があるとされている三陰交(サンインコウ)や至陰(シイン)というツボにお灸をします。

また、自宅でママにも自分でお灸をしてもらう事でより効果を高めることができます。

これらの治療法により80%前後の方が治ると言われています。

逆子の治療っていつからやるの?

逆子の治療は妊娠28週目以降から可能です。

それ以前は、赤ちゃんはママのお腹の中を自由に動き回っているので、一時的に逆子になっても元の戻ることが多いです。

逆子の治療ってどんなことするの?

当院では、まずママの身体の状態やお腹の赤ちゃんの状態を確認するためにしっかりお話を聞いていきます。

今の体調や生活習慣、食事や水分の取り方など細かすぎると思われることもあると思いますが、より正確な治療をするため、より早く逆子を治していただくために詳しくママとおなかの赤ちゃんの状態を把握します。

その後、姿勢やお身体の緊張具合から必要な治療(主に骨盤調整やストレッチやお灸)を選んでいきます。

たすくの骨盤調整やストレッチは非常にソフトな刺激です。

またお灸はちくりと熱さを感じる程度でやっております。

治療後は日々の過ごし方や自宅でのお灸のやり方などライフスタイルの改善についてセルフケアについてお話させて頂きます。

どのくらい通うの?

通う頻度は週に1回を目安でおすすめしております。

1週間ほど自宅でのケアを続けて頂くとお身体の状態も変わりますし、お灸をする場所も微妙にずれてきます。

それを修正するためです。

いくらくらいかかるの?

料金は、お身体の状態によって様々ですが、3000~6000(税別)くらいを想定して頂けると良いと思います。(初めての方は別途初診料がかかります)

最後に

逆子でも頭位でも経膣分娩でも帝王切開でもママと赤ちゃんが安心安全にお産ができることが一番大切です。

トツキトオカ、お腹の赤ちゃんとパパと幸せな時間を過ごしましょう。

つわりと妊娠悪阻

つわり

娠初期に特に身体に起きやすい不調はつわりです。

つわりとは妊娠によって起こる気持ち悪さ、吐き気、嘔吐などを中心としたさまざまな症状のことで、妊娠5~6週ころから出現し、一時的で妊娠12~16週ころまでに自然消失するものをいいます。

半分以上のママが経験して、初めての妊娠の時に多いとされています。

原因ははっきりとしませんが主に、「ホルモンバランスの変化」と「食べ物の消化吸収の変化」と「メンタルの変化」があげられます。

稀に症状が悪化し、治療が必要になる場合があります。これを「妊娠悪阻」と言います。

妊娠悪阻

妊娠悪阻とはつわりが悪化し、強い気持ち悪さや吐き気で食べられなくなることで栄養障害や体重の減少(体重が5%以上減少)などを起こす状態をいいます。

初めての妊娠の方に起きやすいとされていますが、重症になるのは2回目以降の妊娠の方が多いです。

妊娠悪阻になると基本的に入院です。治療は心身の安静、水分不足や栄養不足に対して治療を行います。


A.食事指導-一回に食べる量を少なくし食事回数を増やす

B. 精神療法-精神の安定を図る

C. 輸液療法-点滴で身体に足りない栄養を補う

つわりと妊娠悪阻の違い

このようにつわりと妊娠悪阻には違いがあります。

この表を見て自分で判断せず、医師の診察を受けましょう。

また、つわりに治療は不要と書いてありますが、つわりと診断された方でも症状がつらい方は鍼灸で緩和することができますのでぜひご相談下さい。