子どもたちが毎日学校で使っている教材をサステナブルな素材に変えたい!
そんな想いで集まった、子ども・保護者・先生・流通会社・メーカーが
企画・運営する提案型プロジェクトです。
たとえば、小学1年生から使う朝顔のプランター。
持ち運びやすくて軽いプラスチックのプランターをみんな買いますよね。でもそれって、外で使うものだから、太陽の光を浴びて、だんだん劣化していきます。そして、ちょっとした風で簡単に壊れて、雨で海に流されて、生き物たちが間違って食べてしまっているかもしれない。
そんなふうに考えたことはありませんか?
子どもたちは学校の授業で環境のことを学びます。「海の生物を守るために海のごみは拾いましょう」「レジ袋はもらわないようにしましょう」
そんなことを学んでいるけど、子どもたちの周りにある学校教材はプラスチックでできたものだらけ。そしてそのほとんどは、バージンプラスチックという新しく石油から作ったプラスチックを使っています。その多くは悲しいことに、リサイクルされることなくOne Wayで捨てられています。
プラスチックによる海洋汚染は待ったなしの状況です。毎年800トン(ジャンボジェット機5万機相当)が海に流入しており、このままでは2050年には海にいる魚の総重量をプラスチックが上回るといわれています。沖縄の離島の浜にいるヤドカリからもマイクロプラスチックが検出されています。また、石垣島と西表島の間に広がるサンゴ礁は9割が白くなって壊れつつあります。
わたしたちが住むまち鎌倉市の小学校だけでも7713人、おとなりの藤沢市は22262人、全国では630万1000人の児童が在籍しています。この子どもたちが使う学校教材を今のプラスチックから持続可能な素材のものに変えるだけでどれほどのインパクトがあることでしょう!
毎日使う学びの材料だからこそ、大切に使ってほしい。
私たち大人は美しい海を覚えています。でも、私たちの子どもやそのまた子どもにこの美しい海を見せてあげることができないかもしれない。
そのとき私たちは何を思うのだろう。そんなふうに思うんです。
(発足したばかりですが、こんなことを考えています)
定期的な情報交換会
商品開発プロトタイプづくり
仮説検証
モデル校選定提案
いざ公教育現場へ
2021.07.31 | 【お知らせ】第1回サステな学校プロジェクト 勉強会を開催しました。 |
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2021.07.31 | 【お知らせ】第1回サステな学校プロジェクト 勉強会を開催しました。 |