金田 祐作
もしあなたに、『生まれつき目が見えない人に「空の青さ」を伝えてください。』という課題が与えられたらどうしますか?例えば表現力に自信のある人なら一生懸命その青さを聴覚に訴える等の工夫をするでしょう。
でも、どんなに聴覚に訴えたところで、目が見えない人に空の青さを伝えきることはできません。では、その行為自体を諦めてしまうか、それとも生まれつき目が見えない人の不運をただ嘆くことしかできないのでしょうか。
僕はそこで諦めようとは思いません。
例えば、外部の映像情報を機械でロードし、脳に直接その情報を渡すことができるかもしれません。また、医療技術の発達で新たな打開策も見つかるかもしれません。
このように、テクノロジーには今まで「どうしようもない。」と諦められていた事象を実際に目の前で実現する能力があります。
「生まれつき目が見えない人が空の青さを知ることができない。」というのは、その当事者だけが抱えるべき課題ではなく、我々、テクノロジーを推進する側の責任でもあるのです。
もしあなたに「どうしようもない。」と諦めてしまったことがあるのなら我々と一緒に打開策を見つけに行きませんか?