その1.お茶の愉しみとSUKI JACKET(その3.まで読んで!)
SUKI JACKETによるお茶の愉しみ方にはいくつかあると思います。
代表例を四つあげてみます。
一つ:お稽古や茶席の客人として
忙しい現代社会の中での生活に開放感を与えてくれるのも茶の湯の魅力の1つです。憩いを求め会社帰りや学校の授業の後に御稽古をする方も多いと思います。そのような時にSUKI JACKETを着れば、着物や特殊な稽古着に着替える必要は有りません。通勤、通学のままの恰好でOKです。
なお、
世界的な抹茶への注目も有り料理屋、旅館、観光等のウエルカムドリンクや締めでお抹茶が出る機会が増えてきました。そのような際、そつ無く飲みたいです。
更にSUKI JACKETは、正式な茶会にも客人として着用可能です。
二つ:椅子席で宴を開く
茶道に興味があるのに、足を踏み込めない理由に正座の自信が無いことを耳にします。高齢で膝が利かなくなったりそもそも正座が出来ない人が、純粋に憩いの場として茶の湯の宴を開きたい。
そういう方は、椅子と机で点前をするのが良いですが、そのような立礼席にもSUKI JACKETは馴染みます。
三つ:独服や旅先で愉しむ
相手に合わせ茶道具を用意することは、おもてなしの基本です。相手に合わせ用意する道具とは消して高価なものというわけでなく、普段身近にあるものを自由※に組み合わせて活かす(見立てる)ことも含まれます。道具を鑑賞するのも良いですが、使うことで意味を成します。独服(一人で茶を愉しむ)もお勧めです。SUKI JACKETでしたら、思いついた時着物に着替えなくても、直ぐに独服が出来ます。また、茶籠を旅のお供にした場合、SUKI JACKETで行けば、好きなスポットで茶の湯ライフを愉しめます。
※:茶道は堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、わび茶の開祖と言われる珠光も尊敬する大徳寺中興の祖一休禅師は底抜けに自由人でした(遊戯三昧)
四つ:お点前無しで、和のスピリットを体現
ポロ競技をしないのにポロシャツを着たり、ハワイにいないのにアロハを着たり、IVYリーグの最優秀選手でも無いのにアワードジャケット(スタジャン)やレタードカーデガンを着る。また、懐中時計が無くてもウォッチポケットや小銭が無くてもチェンジポケットといったように実際に使わなくてもその様式のディテールに拘るのも粋と思います。
はたに見える機能として考えれば、茶筅一本あれば抹茶を点てることは出来ます。茶の湯の世界では、外見的な機能では無く、内面的な精神性に重きを置きます。
例えば、
責任を取れば自由で良い!人に迷惑をかけなければ自由で良い!エゴで競争するから調和がなされる!アイデンティティが重要!その場を切り抜ける弁明の巧みさ・・どこかで聞いたことのあるような現代人の所作を再点検し、己の在り方を再構築してみませんか?
茶道の懐紙や帛紗のきよめの所作は、己の再生の象徴と言えます。このようなことからも、全く点前で使われなくとも、きよめのシンボルとして袖を通して戴けることも望んでいます。
なお、懐紙は和歌や詩をしたためる為の和紙をルーツとして幅広い利用法があります。
焼魚の頭を押えほぐしたり、魚の骨を口から出す際の目隠し、口に食べ物を運ぶ際の受け皿や女性の場合口紅を押えたり食器の口紅を拭いたり等沢山利用出来ます。⇒
懐紙の利用 上に挙げた一つ目から三つ目の内容に対し、SUKI JACKETの係りと点前について次に表します。