起立調節障害は、急激な身体発育のために自律神経の働きがアンバランスになっている状態です。
朝に起きられない、午前中に調子が悪いなどということも多く、周囲からなかなか理解を得にくく精神的にも負担があることも特徴的です。
児童の不登校になっている原因の中でも起立調節障害は年々増加傾向です。
実際にはどんな症状があるのでしょうか?
・朝起きられない、夜もなかなか寝付けない
・立ちくらみ・立っていると気分が悪くなる
・食欲がない
・イライラする・集中力が低下した
・午前中は元気がないが午後や夕方から調子がよくなる
・寝ても疲れがとれない
・乗り物に酔いやすい
この中で3つ以上当てはまるようなら起立性調節障害の可能性があります。
起立性調節障害は、思春期の不登校児に起こりやすい病気の一つで、不登校の原因の中でも3割と大変多い疾患です。