【外商からの仕入】
カタログが無い時代、地方の小売業者が柳行李(竹や柳、籐などを編んでつくられた葛籠の一種)に商品を詰めて、外商にたくさん訪れました。
実物をまずは見てから、大量に仕入れるやり方が一般的でした。
【手作業での複製】
高級品だった謄写機(ガリ板)が、学校や職場で求められた時代。
謄写機は、岐阜県のホリイ(堀井謄写堂)より、原紙は四国から仕入れていました。
ガリ版のサイズはB列と呼ばれ、今で言うB3、B4などのBサイズの比率。日本の江戸時代の公用紙であった美濃紙を元に定めた美濃判に由来され、日本標準規格として定着していました。ちなみにA列はAサイズを指し、欧米などの世界標準規格でした。